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02.始まりの街 アルシア

俺とティアは冒険者ギルドに向かっていた。俺はティアに冒険者になりたいから冒険者ギルドがどこにあるか教えてもらおうとしたら、私もゆづると一緒に冒険者になるとか言い出した。まぁ、俺も仲間がいてくれた方が安心出来るからいいんだけどな。ちょっと聞きたいことがあるからティアに聞いてみるか。「なぁティア、冒険者にはクラスとかってあるのか?」

「あるよ。最弱職の冒険者から盗賊シーフ剣士フェンサー剣聖ソードマスター騎士ナイト暗黒騎士ダークナイト

聖騎士パラディン竜騎士ドラグナー、魔術士、黒魔術士、白魔術士、精霊術師ぐらいかな。剣聖ソードマスター聖騎士パラディン暗黒騎士ダークナイト竜騎士ドラグナー、黒魔術士、白魔術士、精霊術師は上級職って呼ぶんだよ。私のお母さんもお父さんも上級職だったんだ。私も上級職になれるかな?」

「こんなにも、クラスが多いのか、俺は剣聖ソードマスターになりたいな。」

「どうして、剣聖ソードマスターになりたいの?」

「かっこいいから。」

「…それだけ?」

「そうなんだ、やっぱり君は名前と同じようにおかしいよ。ふふっ」と微笑を浮かべていた?

そんな話をしていたら、あっというまに冒険者ギルドに着いた。中に入るとそこには、荒くね者が酒を飲みながら、俺たちの方を見ていた。ちょっと恥ずかしい。その恥ずかしさから早足で受付のところまでいき、受付の係員に「冒険者になりたいんだけど。」

「そうでしたか、私の名前はルーラ。あなたたちの名前はなんて言うのかしら。

「俺の名前は青銅ゆづる、こっちの彼女はティアーナ。」

「ユヅルさんとティアーナさんですね。それでは、この魔道具に手をかざしてください。」

俺たちは手をかざした。すると、魔道具が光りだし、魔道具からカードらしき物が出てきた。

「これは、なんなんだ?」

「これは冒険者カード、このカードに名前、クラス、レベル、ステータス、アビリティ、スキル取得欄、取得出来るスキル、パッシブスキル、スキルを取得する時に使う、スキルポイントが書かれています。」

「そうなのか。アビリティってなんなんだ。」

「アビリティとはS、A、B、C、D、E、Fの7段階からなる本人の強さを表すものです。」

「その、説明だとレベルもアビリティも本人の強さを表しているけど、違いは?」

「レベルは指名手配されているモンスターを討伐したり、偉業を成し遂げたときに、上がるもので、レベルはレベル1よりもレベル2が圧倒的に強くなる。たとえレベル1でアビリティオールSだとして、相手が成り立てのレベル2、どちらが強いかと言うと、レベル2の方が強い。アビリティとはモンスターを倒すと経験値がもらえてそれに応じてFからE、というようにどんどん強くなる。アビリティはどれほど才能があってもAがいいところで、Sにたどり着いた人は見たことがない。」という、細かく説明してくれた。俺はこれからクラスを見ようと思う。「ティア、3、2、1でクラスを同時に、見ようぜ。」「うん。いいよ。」

「よし、行くぞ、3、2、1」

俺とティアは同時にクラスを見た。ティアは精霊術師でとても喜んでいた。で、俺というと最弱職の冒険者。ティアにそのことを教えると優しくされた。俺は無性に悲しくなった。ルーラさんも優しくしてくれて、さらに俺に追い打ちをかけてきた。俺は最後にルーラさんに「スキルの習得方法を教えてください。」

「はい。スキルの習得方法は、誰かに教えてもらうか、自分で考える。この二つです。」

「そうですか。」俺の落ち込み具合を見て、ルーラさんは、俺とティアの分の冒険者登録の代金をタダにしある程度の装備とアイテムを買えるお金を渡してくれた。荒くね者から笑われながら、冒険者ギルドから出る。うぅ、辛い。




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