12/12
最終回 エピローグ
今、俺が命を落としてからどれぐらい、時間が経ったのだろう。
で、俺とはいうと日本に戻ってきていた。
確かに日本には戻ってきていた。しかし、俺は転生して赤ちゃんになっていたのだ。そこからは何も無かったかのように、時間が流れた。どんなに時間が流れても俺は、あることばかりきにしていた。
ティアはあれからどうなったのだろう。
もう、このことばかりきにしていた。泣いていて欲しくないな。笑っていてほしいな。次に異世界に転移した人に言いたいな。ティアを守ってあげてと。
「それなら、自分で守りなよ。」どこからか声が聞こえていた。
そして、俺はまた同じ異世界に転移させられた。