NV-01〈ガベージ・タンク〉
・機体データ
機体名称:〈ガベージ・タンク〉
型式番号:NV-01
主な搭乗者:なし
所属:革命団
生産形態:量産機
種別:第二世代型MW
動力源:ガスタービン式エンジン
機体全高:5.8m
乾燥重量:3.6t
全備重量:6.2t
最大作戦行動時間:80時間
エンジン出力:1800kw
最大自走速度:60km/h
跳躍高:0.4m
固定装備:なし
携行装備:20ミリマシンガン、90ミリライフル、36ミリアサルトライフル、180ミリキャノン他
・機体解説
革命団で運用される戦力の一つで、主に無人機として運用される。
元は、MW(Machinery Worker)と呼ばれる、作業用重機であり、無限軌道の脚部と、MCの上半身に酷似したコックピットブロック及び、カメラユニット、二本のマニピュレーターユニットを持つ。
比較的一般にも流通している機種であり、元となった機体の名称は、〈ガベージ〉であり、これはゴミを意味する単語である。これは、量産に際して、すでに型落ちとなったMCのパーツ及び生産ラインを流用したことに因る。
このため、多くのパーツを簡易化することで生産コストを抑えているものの、上半身部分の基本性能は、第一世代のMCのそれに近いものとなっている。
しかし、動力源にケルビムアークではなく、普通のガスタービンエンジンを用いている他、フレームの動作に使われているのは油圧であるなど、MCとは根本的に異なる。
その一方で、出力や動作性に劣る分、特殊性が低く、整備性は高い。
革命団では、これに装甲を施し、銃火器を装備することで、無人戦力として運用している。なお、この銃火器は、MCの優位性を確保するために、威力を抑えられた合法モデルであり、MC戦では射程の優位に反して、有効に働くとは言えない。
MCの保有数が少ない革命団にとっては、貴重な戦力ではあるものの、MC戦においては、性能不足という他なく、あくまで、牽制や囮、対人部隊の制圧支援が主目的であると言える。
・作中での活躍
『第1章 蜂起 -rebellion-』
革命団の初陣で無人戦力として四機が投入されるが、工業都市防衛の任についていたエレンタール卿によって全機撃墜、喪失している。