倒錯症の男たち
揺らされて政党に崩れる。
誇示している青さの引き際、
全自動の臓器は熱暴走。
行き倒れ宛ら全身を蝕んで居る透明な水銀。
息絶へた回路に鞭打っては、
目に見える今日の砂嵐。
望遠鏡覗き込んだ心境の変化。
流動へ必至に逆らおうが、擦れ違う他人行儀には緋色(hero)。
積み上げた実績が崩れる。
予期していた甘さを知る時、
尚手動の感情が沈没。
共倒れ間近に喧騒に特化した口上の水銀。
憤る回路に雨降っては、
見違えるような磁気嵐。
桃源郷覗き込むで童心へ回帰。
感傷が必須の自己弁護は、袖の触れた万人に紫陽花色(blue)。
透明な水銀。
泣いて逃げよ倒錯症の男子らめ。