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俺の名前は竜ノ下 蓮

初投稿なので、うまく書けたか

わかりませんが、頑張って書きました。

楽しんで読んでくれると幸いです。

「ジジジジジジィィッッ!!!」


お前は朝から何を怒っているんだ

と言わせんばかりのどでかい

目覚まし時計がなる。


「・・・」ボリボリ・・

朝起きてまず

頭を掻くのは俺の癖だ

はぁ、今日も朝練かぁ

あくまで口には出さない

どうせあることは変わらないからな、最近買ったばかりのロフトベットから降り、まずリビングに行き、食事をとる。そして登校。


「はぁ、つまんね」

おっと思わず口にでたか、

俺の名前は竜ノ下 蓮だ。

苗字は珍しいくせに名前なんて

学校に同じ奴が3人もいる。

どこにでもいるフツーの学生だ。



さて、今日も学校行きますか!!


「ハァ〜今日もだるいなぁ、、」

松江 康太、俺の小さい時からの

親友だ、それにしても会って第一声がそれかよ、より怠くなるじゃねぇか、そんな時唐突に康太が目をキラキラさせて、俺に言った。


「おい!!なんか転校生

来るらしいぞ!!??」

なにっ!?


「マジで!!どんなのだ!?」


転校生か、正直興味をそそられるな。


「なんか、俺も良く分からないけど、女子で、遠くから引っ越して来るらしい。」

ほーう、ナルホド

まあ、転校生つったら

皆そんなもんか、

「それで、1組に来らしぞ!!」


「マジかっ!!、よっしゃ〜ぁ」


まさか俺のクラスに来るとはな


「へ〜早く見てみたいなぁー」


そんな事を話していたら、

もう学校に着いていた。

しかし、朝練を終えて

一息ついた時にはもう

その転校生の事は忘れていた。


ガラッ


「オーッス!!」


「おう、おはよう・・・」


「なんだよ〜

朝から元気ねぇな〜」

お前は元気しか言葉を

知らねえだろうが、

赤松 太一。本当に元気しか

知らない、体育系熱血漢だ、

いつもなにかとハイテンションたが、それがこいつの良いところ

だと思う。それに信頼も厚い。


「よぉ〜朝から元気MAXだな」


「おうよっ!元気があれば、

ナンデモできる!!」

ギャハハハハー


「ちょっとあんたたち!!

うるさいわよ!!」


「なんだよ〜俺らの勝手だろ」


「皆が迷惑してるでしょ!!」

・・・・・・?

いや、今教室には俺ら3人と

お前しかいないだろ?

俺の心を読んだように健太が

喋りだした。


「お前何言ってんだ?

教室には俺らしか

いねぇじゃねえか?」


「ぐっ、それでもうるさい!!

もう、うるさくしないこと!」


「へいへーい」


「わっ、分かったよすまない。」


「ん?太一なんでそんな喋り方

してんだ?」


「い、いや確かにうるさかった

かなって」


「んー?お前らしくないなぁ、

まっ、イイけどよ」

はぁ、太一・・・。それが

お前の唯一の欠点だ。

好きな人の前だと、熱血漢どころか、超草食系男子になってしまう。こりゃ、想いを伝えるのは

まだまだ先かな?


そう、太一は今の女子、

笹原 ミズキに片想い中だ。

笹原は女子の中でも、

セミロングの可愛い系

で、しかもさりげない優しさ

と、リーダー精神がある。

そこに引かれる男子

が多いのだろう。


別に俺が太一にそれを教えてもらった訳ではないが、あの熱血漢の

態度の急変からして、好きなのだろう。残念ながら健太は全く

分かっていないらしいが・・・


「まぁ、許してあげる」

とまぁ、おい笹原、お前は

何様なんだ、確かにうるさく

していた俺らも悪かったが

そんなに怒ることしたか?

こいつの言動は時々わからない。

なにかにつけて、俺らにケチを

つけてくる。


そんな事を考えていると、

ゾロゾロと他のクラスメイト

が教室に入ってきた。


ガラッ


「ほらぁ、席につけ〜」

担任の先生が来て、

はぁ、今日も一日の始まりだ。


「今日の授業はペアワークだ。

全員隣の席の子と

組んでもらうぞー」


「えぇ〜〜」


「ほら騒がしいぞー

静かにせんか」

フッ、ペアワークか、そんな物

何が嫌なのか、まあ俺の席は

唯一の男子隣の席だからな

そう言って俺は右を見た

・・・・・・、


「あ、それと今日は井上と

平田は休みだから、

竜ノ下と鈴野で組めよー」

おい!!

平田どうした!!

何休んでんだよ!!


「なら鈴野、竜ノ下の隣で

に移動してくれ」


「はい」

ガタッ


「よろしく」


「ん、あ、あぁよろしく」

なんで俺がこいつと・・・

こいつ、鈴野 明子は

俗に言う生徒の模範回答

みたいな者だ。朝から風紀委員

の仕事で校内掃除、挨拶回り、

などなど、全てにおいて

完璧な人間だ、


それにルックスもいい

男子の中でこいつを

気になったことがない奴は

いないほどだ、

それほどまでにこいつは

・・・カワイイ。


「なら始めるぞー

まずは相手の顔をスケッチ

してもらうぞ」


「えぇーーーー!!!!」

「ほら、ぐちぐち言ってないで

さっさと始めろー」

はぁ、相手の顔をスケッチか

一体なんのペアワークだよ

そうして前を向くと

超真剣な顔で俺の顔を凝視

してくる鈴野がいた。

なっ///

なんたこいつは!!

真剣な顔超可愛いじやねぇか!!

あ、ヤベー目、合わせられねー


「どこ向いてんの

こっち向いてよ」


「あ、はいっゴメン///」

あー恥ずかしい!!

きっと林檎の様な顔色をした

俺がそのスケッチブックに

描かれているのだろう

・・・カリカリ・・・

カリカリ・・・・・・

・・・・・・・・カリカリ


「はい、出来たよ」


「ん、あぁ見してみて」

・・・ッッ!!!

なんだこれは、

・・・・・・写真でも貼ったか?

そこに描かれていたのは

あり得ないほどまでに

俺そのものだった、


「うわっ!スゲぇな

よくこんなのかけたな!!」


「うん、ありがとう」

長い髪を触りながら話す

言葉にはほのかにシャンプーの

香りが混じっていた。


それにしても

スゲぇ、凄すぎる

それからペアワークが終わっても

しばらくその絵から目を

離せなかった。

そんな事があり、

今日も一日が終わった。




夜、塾帰りの時、

なんだろうあの人、誰かなぁ?

俺が見たのは同じ学校の制服を

着て、道をフラフラ?歩いているような女の子だった。

うん、帰ろ、もちろん話しかけない。そうやってまた自転車の

ペダルに足をかけた時、


「ねぇ、ちょっとそこの君!!」

話しかけて来た!!

うわっなんですかっ不審者!?


「ん、なんですか?」

とりあえず返事。


「あのさ、私最近ここに引っ越して来たばっかりで、あんまりここの事がわからないの、だから

ほんのちょっとだけ、教えてくれない?」


うーん、迷った。親に帰りが遅いと怒られるか?というか、まずその制服の意味が知りたいが・・・


「うーん、うんまぁイイよ」

しかし、そんな疑問も

この目の前の

美少女にはかすりもしなかった。


「うんっ、ありがと〜」

やめろっ///なんだその

必殺上目遣いは!!!

ショートカットの髪と

良くに合う小顔の女の子の目線。

それにしても可愛いな


・・・ダメだ今日の俺は

あの鈴野の時から

浮かれすぎている。

あくまでちょっと道教えるだけ、


「なら案内というか、

ちょっと道教えるよ」


「はーい」

そうして俺はほんの15分ほど

その子の道教えに付き合ったの

だった。


ーーーーーーーーーーーー


「うん、とりあえず

こんなところかな」


「うん、今日はありがとう!!」


「あの、名前なんて言うの?」


「あぁ俺は竜ノ下 蓮って

言うんだ、よろしくな」


「蓮くんかぁー、よろしくね

私の名前は杉野 彩って

言うの、仲良くしてね〜」


「うん、そうだな

よろしくな」


「あと、今日私を助けてくれた

お礼に、君の願いを一つだけ

叶えてあげる!!

なんでもいってみて!!」


「!?・・・え?」

願い事をなんでも叶えてくれる?

何をいってるんだこいつは?

頭がおかしい人なのか?


「むぅ〜、なんだよその顔ぉ〜

まさか信じてないの

ならイイよ

もう叶えてあげないもんっ」


「あっ、待ってゴメンちょっと

ビックリしてただけだから、

願い事、言うよ。」


「よしっ、ならなんでも

言ってみっーッッ!!!」

うん、そうだな。せっかくの

願い事だ。ダメもとでも

スケール大きくいっとくか、


「なら、俺に新しい世界、

考え方、友達、出会い

をくれないか?」


「うん、イイよ〜

ウフフ、それにしても君は

ずいぶん欲張りさんだねぇ〜

でもイイよ君は私を手伝って

くれたし、叶えてあげるよ!」


「え?本当?やったぁー」

もちろん嘘だろうけど、

なんだろう、この感じちょっと

変な感じがする。

まあ、

私が友達になってあげましょ〜

とか、そんなレベルだろうけど

それでも嬉しいと思う


「よし、なら願い事の前に

ちょっと準備しないとね。」


「準備?」


「うん」


「ここでするのか?」


「そだよ」


準備・・・なんだそれ

面倒なのはゴメンだぞ


「なら、パッとやって

終わらしちゃおっか」


「そうだな、で、俺は

何をすればいいんだ?」


「なんにもしなくていいよ」

そう言うと彼女は自分の右手を

俺の顔へ近づけてきた。


「なっ、なっ?///」


「動かないで」


「え、あっあの///」


「静かに、落ち着いて、

大丈夫、すぐ終わるから」

彼女は右手を俺の額にあて、

なにやらブツブツと言い始めた。

そして・・・・・・


「はいっ、イイよ!!

これで明日から君に新しい世界

が待ってるよ!!」


また、明日ねー

そう言って彼女は去っていった

ふぅ、やっぱり人の手助け

と言うのはイイもんだなぁ、

と思いつつ、最後に彼女が

言った言葉を繰り返していた。


「これで明日から君に新しい世界

が待ってるよ!!」

「新しい・・・世界か、」

どんな世界なのだろうか

なにが待っているのだろうか

ふふ、面白い人だったな

そう思いながら自宅への道に

向きなおした。

・・・・・・!?

まて、まてまてまて、

本当に最後彼女が言った言葉は、

「また、明日ねー」か?

また、明日・・・?

どういうことだ?

そこで俺は朝の健太との会話を

思い出した。

あーー!!!彼女、転校生

だったのか!!!

ナルホドどうりで制服着てるんだと思ったー!!

俺は最後のパズルのピースを

はめたような気持ちで帰宅した。


家に帰ってからも、彼女の

事が気になってしまう。

ふふーん、あの子転校生かぁ、

なら確かに明日会えるなぁー

そして、・・・寝た

その夜が俺という俺の最後の

夜だとは知らずに・・・


〜 続く〜

最後まで御愛読いただき、

ありがとうございました!!

まだまだこれから展開があるので

引き続き見ていただけたら

嬉しいです。

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