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ハジマリとオワリ

―今日も普通に過ごしていた。

いつもどおりの教室に、いつもの双子いつもの反応。

少し暗くなった帰り道そこにはこの世に存在してはいけない光景が広がっていた。


いつもより部活が長引き、少し暗くなった帰り道を歩いていた鈴木蓮スズキ ハス

少し前といっても1000年ぐらい前なら少し月が出てきてるころの夜に怯えて帰ることはないだろう。

だが、今は違う。いまこの世界は、得体の知れない生物に脅かされているからだ。

この時間帯はまだ、大丈夫だと授業で習ったハスでさせ少しいつもよりは鼓動を早くさせていた。

静かな帰り道を一人でゆっくり歩いていた蓮は先ほどまで歩いていた道と今歩いている道に違和感を覚えたからだ。

”……おかしい…ここまで静かではなかったさっきまでの道はまだ周りの家々の明かりがあったのにここから一気に明かりが消えてる…”

自転車のハンドルをぎゅっと握れば先ほどよりも倍に身長に歩き始めた。


クチャクチャ……グチャ……


”なにか聞こえる…何かを…食べてる音…?”


ピシャン


蓮は音に気を取られていて気づかなかった目の前に、肉の塊が飛び散ってその周りに血の海が広がっていたことに


”………っ!!!!!?”


目線をゆっくりしたにやると信じられない光景が広がっていて驚き自転車を手放してしまった。

自転車が倒れた瞬間音が、静寂の時を破った。


ズズズズズズズズズズズズズ


蓮の頭上で何かが動く音がし見上げてみると黒い何かが空を覆い尽くしていた。いや、覆い尽くしているように見えただけ3mは余裕で越している、黒い奴が立っている。死神のような仮面をかぶっていて足がなく腕が棒のように細い。


”なんなんだ…!!これはっ…!!!”



―――――――某ビル屋上

暗いビルの屋上にセーラー服を着て風に短い|(肩までぐらいの長さの)髪の毛をたなびかせている一人の女子がパンをくわえてたっていた。

「…っん。ふいー……ってあっちゃー…飯食ってるうちに現れちったじゃん!!!」

パンをすべて飲み込み、お茶を一口含んだあとに少し騒がしいしたの方を望遠鏡で除くと死神シニガミが現れてるのに気づきぽろっと望遠鏡をてから落とせば焦りながら後ろに置いてあった日本刀を一本背負いもう一度死神がいる方を確かめるように見た。

「おうおう、襲われてんのうちの学校の生徒やん。しかも、私のお気に入りの蓮くんじゃん」

ため息を付きつつ屈伸を始めれたと思ったらいきなりとびおりたのだ。重力に体を任せ一直線に落ちていく。ちょうど死神ぐらいの高さまでにくると、ビルの壁を蹴り反動で前に進んだ。そうただ蹴るんじゃない、日々が入るほど力を込めて蹴ったのだ。


「せええのっおりゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」


死神までの距離が5mぐらいになったとき、先ほどの日本刀を鞘から抜かずそのまま振り下ろした。

思いっきり振り下ろされた衝撃に耐えられず死神は、ゆらゆらと揺れたとお思えばそのまま横に倒れた。


「ぱーぺき〜」

ぺろっと唇を舐めれば満足そうに着地し蓮に近づいた。


―――――


”……何が起きたっ!!?”

目の前で起きたことについていけず蓮は驚きを隠せなかった。空から降ってきて目の前に立っている自分の先輩を見てもっと驚いていた。

「なんで、せんp「はいはーい。そういう質問はあとでいいからまずは倒しましょうよ死神ヤツを」

ようやく口を開いた蓮の言葉を遮り女の人は蓮の唇に指をおいて後ろを振り向いて死神を見てニヤリと笑った。

”なんで、先輩は笑ってるんだ…”

蓮は笑ってる女の人を見て呆れて言葉が出なかった。そんな蓮をお構いなしに女の人は日本刀を鞘から出しつぶやいた


「十文刀、開放…」


その瞬間先程まで灰色がかっていた刃が黒く染まり、刃の形が変わっていった。刃の真ん中には半月ハンゲツ上にきれている場所が現れた。

”…夢だ、夢これは夢なんだ…”

蓮は自分に言い聞かせるがいま、ここに吹いている風を感じるたびにこれは現実だと感じ取ってしまう。

どうしようもないこの状況、逃げ出したいけど逃げ出せない。

”ナゼだ?俺は何をしたい?逃げ出してあとは先輩に任せればいいのに…。”

女の人は舞う、綺麗に舞う。死神を次々に切り倒し、首を刈り取る。腕をもぎ取る。


「ギャアアアアアアアアギイイイイイイイ」


その度に聞こえる死神たちの断末魔。

”そうか…俺は知りたいんだ…。…この世界の謎、先輩を…”

自分の知りたかったことが分かり蓮は自信を持って目線を先輩の方に向けた。すると全部倒し終わった女の人は満足そうに微笑んで蓮の方へと向かってきた。


「大丈夫だった?蓮?」


手を差し出して蓮の方を見る女



”この手を取ってしまえば、知りたくないことも知ってしまう…”

そんなことを蓮は感じながらも女の手をとってキッと見つめた。


「改て、自己紹介をしようじゃないか。月光隊ゲッコウタイ日本支部ニホンシブ剣士ケンシ 十文字愛華ジュウモンジ アイカよ。よろしくね蓮…」

先ほどの戦いで乱れた髪の毛を手櫛で直しながら微笑む先輩は月の光で美しく輝いていて見えた。

皆様が楽しく読んでくれるように頑張って書きます!!

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