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黒鴉戦記  作者: 雅木レキ
01-《研修生”ジン・サクヤ”》
12/17

009-自宅

---009---

---自宅---



 昼下がりの青空の下で---。


 俺は自宅の屋根に登り寝転び、頭上高くから町を照らす太陽を見ていた。

 ただ、天上で明るい光を放ち続けているアレは”疑似太陽”と呼ばれるまがい物であるが。

 疑似太陽は光子の集結体でファルスを凄く強力にして球体にした様なモノだ。

 一度起動すれば半永久的に、本物の太陽が齎す恩恵と等しいモノを(もたら)してくれる。

  恩恵とは、例えば熱とか適度な日射とか。

 ラーヴィス内でも作物が育つのはコレがあるからだ。


 疑似太陽の恩恵は素晴らしい。

 町の程よい気候をずっと保ち続けてくれている。

 この町は人口的に作られた居住スペースだが、太陽の光が当たっていないところと、そうでないところで当然温度差が生まれる。

 従って、外と一切接点が無い箱の中の世界にも風は吹く。

 俺は程よくあたたかな風を受け、微睡みを味わいうとうととしていた。

 そんな時、ふと俺の肩に触れる者が居た。

 ……ワザワザこんなところまで登ってくるとは律儀なヤツである。

 眠い頭を持ち上げ、俺は身を起こした。

「サク、まだご飯食べてないでしょ? ハイ、コレ。」

 ”レミア”は俺に握り飯を差し出した。

 俺はそれを受け取る。

 手作りだろうか。

 売っているモノの様な精巧さは感じられない

 しかし気持ちはとっても嬉しいし、何より味は既製品なんかよりずっと好みだ。

「悪いな。」

 屋根の上に登らせた手間も考え、そう声を掛ける。

 食事を片手に家側面のハシゴを登るのは一苦労であったはずだ。

「気にする仲ぁ~?」

 レミアは冗談を言う様な、茶化した口調で言う。

 俺は彼女の髪をくしゃくしゃに撫でた。改めて思うが、コイツと喋ってるとココロが安らぐ。安心出来るんだ。

 思い返せば数年間、この気さくさには何度も救われて来た。



 ---俺はBブロックにある”自宅”に帰宅した。

 俺の自宅は一戸建てで、2階層。自宅に庭は無いが敷地自体は広い。

 不自由なく過ごせる、結構整った環境である。一通りの生活必需品は揃っているし、交通の便もいい。ターミナルが近いのだ。


 さて、ここは”俺の家”であるが、俺はずっと兵舎に居たからここにはレミアが独りで住んでいた。

 俺がガーデナー研修生として学び始めてからずっとだ。

 俺は時々帰って来て、その度にレミは俺に優しく接してくれた。

 いつも”頑張って”と励ましてくれた。

 厳しい研修生活だって、コイツがいてくれたから切り抜けられた。そう思っているとも。


 ……けど、俺は結局ガーデナーになれなかった。

 数日経った今になって思い返せば、あの時は一時の感情に流されて無茶をしたのかも。

 ……これは自業自得の結果だ。俺は馬鹿だった。

 冷静に考えれば考える程、ガーデナーなれなかったコトが思い出される。

 レミアに申し訳なくなり、自分が酷く情けなく思えた。

 俺はレミアに背を向け、唇を噛み締めた。

 凛としたレミの瞳を見つめ返せなかった。合わせる顔がない。


 ……唐突だが、”2度目の日の入”で家も何もかも失った人は多い。

 そもそも”2度目の日の入”とはなんだったのだろうか。

 事柄の言い方、表現の仕方は色々ある。

 例えば”第二次大戦争の始まり”とか”ラーヴィス起動以来最悪最低の大災害”とか。

 まぁ、言い繕っても結局アレの出来事を表現する言葉は1つしか無い。

 アレは巨大ディナイアル、それこそ”真偽”クラスのバケモノ共が1つの町を根絶やしにした大事件だ。

 なんであんな大規模の、それも大量のディナイアルが突然現れたのか、それは判らない。

 けど問題は沢山の人が傷つき行き場を失い、或は死んだ事だ。

 突発的な自然現象の様なモノが、まるで意図的に俺達を葬ろうとするが如く一斉に襲いかかって来たのだ。

 被災が直撃した人々はとてもじゃないがその後の生活を続ける余裕を失った。


 ラーヴィスはそういった”被災者”の人達に対して、救済措置として被災者一人ひとりに新たな住まいを与えた。

 そして俺に与えられた住まいはここだ。

 俺とレミア、2人でこの家1つを譲り受けた。

 一軒家故にちょっとだけ広くて、2人ですむには十分過ぎた。

 俺にとっては十分過ぎる救済だったが、ラーヴィスはそれ以上の救済措置を施すことは無かったため一連の対応には一部不満の声も上がっている。

 職場を失って住まいはあっても食べるのに苦労する様な人も多いのだ。被害の程度次第ではこの対応でも”足りなかった”人々は居る。


 更に言えば、当時13歳だった俺達2人には補助金が貰えた。

 被災した者で、18歳以下、両親無し、身寄り無し。

 その条件に当てはまる者は18歳になるまでの間、救済措置は続き補助金が支払われ続ける。

 それは普通に飲み食い生活するには十分な金額だったから、今までは不自由なく生活出来た。災害に巻き込まれた時点で運はなかったが、それでも他の被災者に比べれば俺達は恵まれた状況であった。

 ……しかし今年、俺もレミアも18歳になった。契約は消えた。来年からはちゃんと自分の力で稼がなければならない。

 救済措置の一環として、就職活動(ガーデナー研修を含む)の際に掛かる費用は無償になったから、金も身よりも無い俺でもガーデナー研修は受けれた。

 ……ただ、18歳になったら無償化の恩恵も無くなる。

 だから、アレが最後の機会だったのに。

 再受験するだけの金なんてあるハズが無い。



「---何を暗い表情をしている?」

「あぁ!?」

 レミアに背いて俯いていたら、いつの間にか目の前に”例の少女”が立っていた。

 俺の顔を不思議そうな表情で覗き込んでいた。

 少女の名前は未だ分かっていない。

 教えてくれないのだ。

 聞いてもはぐらかされる。

「別に、なにも。」

 俺は素っ気なく答えた。

 彼女に話してどうなる問題ではない。

 訳を話せば、俺は絶対彼女にあたってしまう。

 レミアと違ってこの娘は全くの部外者だ。あまり身内話しをするのも気が引ける。


 未だ名を語らぬ少女だが、”時”とやらが来るまでここに住まうことにしたらしい。

 なんでも”行く当てが無い”のだとか。

 とことん不思議な娘だ。

 ”2度目の日の入”の被災者には見えないが(被災者に発行された特殊権限書を持たない)それでいて身よりも無い。

 要するに彼女には帰る場所が無いというのだ。補助を受けておらず、最初から戻る場所が無い。要塞都市の中に居るにしては余りにも不自然な身分だ。

 どうやら彼女には込み入った事情がありそうだ。

 ……まぁ、また適当な事を言ってハグラカされてるのかもしれない。可能性は考えている。

 この娘の今までの言動を考えるに、戦いが起こると分かっている限りココに滞在する事を効率良しと考え上手く俺を扱っている、と考える事も容易だ。

 仮にそうだとして、良い様に扱われているだけだとしても、どちらにしろ俺には拒否権は無い様だ。

 どの道この後行動を共にする相手だ。

 別に拒否する理由も無いのだが。


 ---少女について考察を巡らせているうちにふと、昨日彼女と交わした会話が思い出された。



〈---21時間前.Bブロック〉



「今の電話、家族?」

 ---少女が俺にすり寄ってきた。

 周囲に目を配る。いつも以上に『サガ』(一般兵)が大勢で慌ただしく動き回っていた。

 不自然に目立つ程ではないが、確実にいつもより警戒体勢でいるのが分かる。変化しているが、”よく見れば”分かる程度の違いであるのだ。

 もしかして俺の脱走と関係があるだろうか。

 いや、たかが研修生候補独りの脱走にしては大げさな人員だ。

 俺は怪訝に思ったが、考えても仕方が無いので保留した。俺と関係ないなら考えても仕方が無い。


 ……ところでこのブロックでは沢山の男女連れが町巡りをしている。

 少女のとった行動のお陰でその仲の一組として、違和感無く町にとけ込めている。

 少女の態度は自然で、多分周囲にも不自然なく見えている。

 仮に本当に俺を目当てとした警戒態勢だったとしても、これなら多分パッと見で気づかれないと思う。

「いや、厳密には家族じゃないんだよな……。」

 なるべく硬い動きにならない様に、心を落ち着けて受け答えた。

 蛇足だが、少女は密着しているが胸が貧相で当たってない。

 たまに当たるけど硬い。

「俺、家族いなくてさ。」

 考えてることを表に出さない様にするため、なるべく素っ気なく答える。

 少女の胸の貧相さに同情を見せたら、その瞬間に何かが終わる気がして。

「そっか。やっぱりそうだよね。」

 少女は納得した(おもむき)だった。

 ちょっと納得がいかない。

「お、おいおい……、”やっぱり”って、俺もしかして寂しいヤツって様子出してる? そんな家族いなさそうなヤツって感じしてる?」

「そうじゃない。」

 俺の自虐を否定する様に少女は首を振る。

「家族いなさそうに見えたんだろ?」

 俺が尋ねると、少女は目線を逸らし身を離した。

 大通りからちょっと入り組んだ場所に入ったため、サガの数も少なくなったのだ。

「……ああ、見えた。いないと思ってた。」

 少女は語る。

 ……しかし、それも矛盾だ。

 雰囲気とかそういうモノで判断したわけじゃないのに、彼女は何故そういったコトを言えたのだろうか。

 まるで俺を知ってるみたいな言い草だ。

「……なんでさ?」

 気がつくと追求していた。

 重要なことの様な気がしたのだ。

 彼女は首を振り、ついに視線すら合わせなくなった。

 しかし、それはいつものはぐらかしとは違った、”答えることへの否定”だった。

「とにかく、ボクにはいないって分かったんだ。」

 素っ気なくそういって、少女は俺との会話を切った。

 俺の方も、これ以上追求する気にはなれなかった。



〈---22時間後.Bブロック.ジン、レミアの家〉



 ---昼下がりも過ぎ去って、そろそろ夕方だ。

 ラーヴィス内は区画に応じて”昼”とか”夜”のタイミングが違っているから、夕方ってのはこの区画(Bブロック)が夕時であるという意味だ。

 人口居住区だからこそ、外とは時差が生じる。

 ラーヴィス外の時間で言うなら、今はちょうど日の出が発生している頃だろう。

 回りくどい言い方無しで言えば、つまりラーヴィスの外は朝を迎えているハズだということだ。

 俺は部屋でベッドに寝転び、作業をしていた。

 部屋には机とベッド、それから数冊しか本の入っていない立派(・・)な本棚があった。

 俺はソロパックの展開を行い、内部に蓄積された物体を閲覧していた。

 元々入っていたソードと、ヒメラギから奪い去ったブレイド。

 それに加えてハンドガンが1つ、ウィップが一振り。グレネイド(※1)が2つ。

 どうやら俺に返されたあの時点で、既にこれらの装備は揃えられていた様だ。

 お陰でソロパックの質量収納容量も限界値ギリギリだ。

 揃えてもらったのは有り難いのが、全部使ったこと無い武器だから、正直こんなにいっぱいあっても仕方が無い……。

 かといって一般人が持つことを許されない『ファルス展開型殺傷武器』を試しに使ってみるってのも気が引ける。

 仮に見つかったら、脱走よりも重い罪に問われて酷い罰を受けかねない。

 さてさて、本番までは使えないわけだが、ぶっ続けでいきなり扱えるか?

「ジン。良いか?」

 俺の部屋の扉を叩く者が居た。

 もうすっかり聞き慣れた声だ。

 名も知らぬ少女にどう応じて良いか、少し躊躇った。

 だって名前を知らないのだ。

 レミアだったら『どうした、レミア?』で通用する。

 それが通用しないとなると、咄嗟に答えるのがちょっと難しい。

 やれやれ、厄介だな。

「構わない。」

 迷ったあげく、ただそう答えた。

 それから少女が部屋の中に入って来た。

 少女はいつも長い髪を1つに纏めているのだが、今は束ねずゆったりとさせている。

 きめ細かく真っ直ぐに伸びる、綺麗なロングだ。

「ご飯、どうするんだ?」

 ……”ご飯”ねぇ。

 不意に違和感を感じた。

 いつだってこの彼女の言葉遣いはどこか大人びている。

 いや、口調の問題かもしれない。

 言葉を交わしていると、彼女の年齢は俺とは離れている様に感じる。

 年相応には感じられない。

 それがたまに、今の様に”ご飯”等という言い方をする。

 それを聞くとやっぱり”少女”なんだと安心する。

 何故かは分からないが安心するのだ。

「レミアが作ってくれるだろ。もうちょっと待ってくれ。」

「そのことだが。」

 俺が言い終わるが早いか、少女はめんと向かって俺に語りかけて来た。

「キミさえ良ければボクに任せてくれないか? 良い物を作ってみせよう。」

「……キミが?」

 突然だ。そして唐突でもある。

 なんと言うか、”少女らしさ”が感じられないこの少女が、まさかそんなことを言い出すとは。


 ……結構興味がある。

 自分からそう言いだすからにはそれなりのモノを作れるのだろうか。

 それとも全くの素人で、とんでもないゲテモノを作るのか。

 それに考えてみれば(レミアを除いて)俺は女子からの手料理なんて貰ったことは無い。

 これはちょっとしたチャンスである。

 故に俺は頷いた。

 彼女が何故突然そんなことを言い出したか、そんなのどうだっていい。

 深い理由は追求しない。

 ただ、やってもらおうじゃないか。

 そう思って。……そう思ってたら。

「……ご飯は。」

 ふと、予想外の声が聞こえて来た。

 彼女を見越すと、レミアが居た。

 部屋の扉を薄く開き、開いた隙間からジッとこちらを見遣っていた。

 ……なんだか目付きがじとじとしてる。

 なんというか、不機嫌?

「ご飯は、あたしが作るの!」

 レミアは地団駄を踏む。その姿はさながらただの”だだっ子”である。

 ……18になってその言動はいたたまれないな。

 一方、俺とだだっ子の間に挟まれた少女はレミアをチラリと見遣る。

 それから冷ややかに微笑を浮かべて肩を竦める。……ナルホド、コレを乗り切らなければ彼女の手料理を食べられない訳だ。

 俺はレミアに向き直った。

「いや、今日は彼女が……。」

「彼女ッ!?」

 レミアが叫んだ。

 い、いや! 違う、それは普通に、なんて言うか、呼び方の問題だろう!

 『彼女』であって『カノジョ』ではない!

「お、女友達を家に連れ込んで泊めるってだけでもそりゃオカシイとは思ってたけど、やっぱりなの!? いつからそんな不純な子になっちゃったわけッ!?」

「なんでお前に不純とか言われて説教されなきゃならんのだ!! それに意味に誤解が……。」

「そういう行動を取ってたからでしょ!?」

 レミアは少女を大きく迂回して俺に詰め寄った。

 肩をいからせ自身の心境を強く強調しているが、怒った顔や仕草よりも(たわ)わに揺れる胸元に目が行ったのは多分気のせいだ。

「だ、大体ね! 名前だって分かってない相手をサクのお嫁さんになんて……。」

「は、話しが肥大し過ぎだ! 落ち着け!」

 コイツは何を言っているんだ!?

 視線を感じてハッとして振り向くと、少女は俺から目を逸らした。

 一瞬、真面目な(おもむき)を保とうとしたが、どうやら無理だった様だ。

 すぐにクスクスと小さく、堪えながらも笑った。

 冷ややかな微笑ではなく、”笑った”。

「な、何がおかしいのよ!」

 レミアは少女の小さな笑いに気がつき、やはり怒りを表し振り向き見合った。

 少女はといえば、相変わらず冷静だ。

 レミの怒りの矛先が唐突に突然自分に向いた事には、特に反応を示さなかった。

「やれやれ、説明した方が良いか……。ジンの言った”彼女”と言うのは”人代名詞”だ。『カレシ』とか『カノジョ』とか、そういう関係性を示した訳では無く、『彼が』『彼女は』等とただボクを指定して呼んだだけだ。」

 冷たい微笑(びしょう)ではなく、微笑(ほほえ)みを浮かべながら、彼女はレミアに歩み寄った。

「つまり、この男とボクは何の接点も無い。感情的にも肉体的にも。」

「に、くッ!?」

 レミアの表情は大きく引き攣った。

 少女はそれを見ながらも、淡々と述べる。

「キミの男を盗ったりはしないさ。安心してくれ。」

 少女は二度程、呆然としているレミアの頭をぽんぽんと叩いた。

 そして踵を返し部屋から出て行く。

 その間際、少女は最後にレミアを見た。

「今日の夕食だが、やはりキミに任せよう。ジンと会うのは久々なんだろう? ならボクと、キミの将来の旦那の為に腕を振るうと良い。」

 それだけ言って、少女は一回のリビングに降りて行った。

 レミアは数秒程呆然としたままだったが、ふと我に帰り叫んだ。


「しょ、将来の旦那とかッ!! そんな関係じゃ無いんですからねッー!!!」


 レミアはそう叫び、少女の後を追う。

 独り部屋に残された俺はソロパックをベッドに放り投げた。

 そしてその場にどっかりと腰を下ろす。

 やれやれ、随分にぎやかだな。

 ……久しぶりの我が家は。

《※1》グレネイド

手榴弾。火薬の爆発による衝撃波で、衝撃波自体の破壊力とグレネイドの破片を散らばせて攻撃する武器。

ファルスでは破壊出来ない反魂鏡の物体を破壊出来る有用な武器であるため、この世界では重要度が高い。

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