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ライの奴隷生活魔族目線日記
あいつは賢者の孫なだけあって、なかなか成長が速くて強かった。
食事はものすごく少ないのに普通は魔族30人くらいで掃除する部屋を1人でやっていたし、我々が苦戦した元騎士団長にも軽々と勝ってしまった。
その力も魔族には全く届かないと言い聞かせておいたのが結構効いていて一安心したのはものすごく印象に残っている。
奴隷契約のおかげで魔族側に被害はないが、正直奴隷契約を突破されてしまったら国が滅ぼせてしまうくらいの力がある。
そんなやつが脱出を考えていると耳にした時は全身から冷や汗が出てきたのを覚えている。
それを見た主もさすがに危機を感じたらしく、賢者の孫は処刑することになったが、その後の屋敷は一気に汚れて衰えてしまった。
主には悪いが、それだけ影響力のある人間がいなくなったからこれからはしばらく安泰に過ごすことができそうだ。




