【プロットタイプ】イメージカラー
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
私のイメージカラーを『赤に近いピンク』と形容したのは誰だったか。
人の意見というのは容易く変わる。取り分け雑談で話した出来事は、矛盾を伴いやすい。
意見をはっきり言う人間を見て『この人好き』と言ったり、面影を感じる人に『あの人に似てる』というのと似ている気がする。
深い意味のない会話。ただ楽しむ為だけに落とされる言葉。非常に流動的で、変わりやすい。だからそんな中でも一貫性があると、つい嬉しくなってしまう。
薄ぼんやりとした意識下でも確固たる物がある気がして。
道を歩いていると、頭の中に色が浮かんだ。マゼンタやショッキングピンク等の、兎に角、奇抜で目に焼き付いて離れない色。誰かに『ははは、君のイメージカラー』と言われた色。
誰に言われたかは思い出せない。でもその人に同じ様にイメージカラーを聞いたら、『マゼンタ』や『ショッキングピンク』と形容してくれるだろうか?
でもきっと其れは無理な話である。仮に言った張本人を特定して、イメージカラーを聞いたとしても、帰ってくる言葉が『マゼンタ』や『ショッキングピンク』である事は無いだろう。
如何せん雑談で返ってきた言葉だから。本気で考えて落ちて来た言葉じゃないから。ドンピシャでその言葉が返ってくるとは思えない。精々似た色『赤』や『赤茶』と返ってくる程度だろう。
其れがとてももどかしい。赤が与える印象と、マゼンタやショッキングピンク与える印象というのは、全く別のものなのだから。
「人って楽しい雑談の中では、あんまり嘘が吐けないんだよね。そこまで頭を回す必要がないしから。だからこそ、その時、その時の感情によって大きく意見が異なる」
其れが雑談の面白いところ。嘘は吐いてないのに、気分によって過去と未来に矛盾が生じる。深く考える必要のない日常会話だからこそ、一貫性があるとは言い難い。
「私に『マゼンタ』や『ショッキングピンク』と形容したのは誰だったか……」
思わず物思いに耽ってしまう。ここまで色に拘ってしまうのは、恐らく珍しかったから。違う光を与えてくれたと思っているから。私が分からない所を照らしてくれると思っているから。
「お前は『赤』だろう」
そりゃそうだ。高校時代に私に付けたリボンも目の覚める赤だったのだから。
「また会えると良いな。私をそう定義した人に」
その人は私に、どんなイメージを持っていたのだろうか。
人の雑談って、感情優先で行われる事が多いので、嘘は言ってなくても矛盾か多く伴います。
例えば
『〇〇ちゃんってさぁ〜、△△の赤ってキャラに似てる〜!!』
~数ヶ月後~
『〇〇ちゃんはねー、△△の桃ってキャラに似てる〜!!』
こんな感じ。
嘘も建前もない。何となくの言葉で会話してるから、多少の矛盾が伴うのは当たり前です。
だから一貫性があると嬉しくなってしまう。
なんの気のない会話の中でも、イメージが定着してるという事だから。ブレてないって事だから。
人生で一度だけありました。
『刀〇〇舞の鶯〇に似てる〜』
数ヶ月間置いて、忘れた頃に聞いても同じ回答。
私の色を真っ先に決めたのは母です。
『オメー、ピンク似合わねーからさぁ、赤着ろよ赤。色が霞むんだよ。負けるんだよ』
※この言い方含めて良いセリフだと思ってる人。
まぁその後、部活の後輩や友人に、
『え、先輩のイメージカラーは茶色ですかね〜』
『〇〇ちゃんは「赤」って感じ』
と返されて今に至ります。
所謂、オータムカラー。だから名前も秋暁。
だから『赤に近いピンク』、『マゼンタ』『ショッキングピンク』と言われたのは、中々の衝撃でした。
言われた事が無かったから。
『この子は私にどんな印象を持って、そう定義したのか』気になるから。
赤が与える印象と、マゼンタ、ショッキングピンクが与える印象って違うじゃないですか。
私の中で、
赤は高貴、気位、そして情熱。
マゼンタ、ショッキングピンクは活発、奇抜、そして派手。
なんですよ。
赤の方が大人びてる感じ。マゼンタ、ショッキングピンクの方が若々しい感じ。
私を『マゼンタ』、『ショッキングピンク』と定義した人は一体私に何を見たのか。
自分がよく分かってない人間なので、客観的な意見を貰えると嬉しくて仕方ない。
一貫性あるとさらに最高。