夜に見た修学旅行
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
情交ネタ。
ほのぼのした夢の話。
不思議で楽しい修学旅行の話。
珈琲を轢いていると、後ろからぎゅっと抱き締められる感触。誰かなんて考えるまでもなく。故に振り替えらずに話を進める。
「どうした? お前も珈琲飲むか?」
「飲む。そしたらあっちでお話しよう。今日はね、幸せな話なんだよ」
表情は見えないが、声は幸せそうだった。ならば良い。
女は俺とソファに横並びになって、珈琲を飲んでいた。体育座りはしているが、自分の心臓をまもるように、強く膝を抱えてはいなかった。ただ手首で軽く押さえるように小さくなっている。目には甘い光。薄幸そうな顏を掠めてしまう程。ちみちみと珈琲を飲みながら、夢見る様に語る。
「君と付き合う前の関係で修学旅行に行く夢。別の部屋だったけど。でも遊びに行ったよ。話してくれた。ふふふ。同室の女の子が酒癖悪くて、俺達の部屋にカチコミに来たって。君、困ってたなぁ」
「……お前と一緒じゃないのか」
歯向かう所はそこなのかと言われそうだが、夢くらい同室だって良いじゃないか。別の女と一緒だったらしいし。
不機嫌さが全面に出ていたらしい。女は珈琲をテーブルに置くと、此方に擦り寄って来た。猫ならば喉を鳴らして来たであろう仕草だった。手を伸ばして軽く頭を撫でてやる。
「私はオネェさんと一緒だった。スキンケア色々アドバイスして貰った。日焼け止め忘れてるとか、寝る前にリップ塗るんだから出しとかないと、とか。普段は気にしてるけど、夢だから忘れちゃうんだよね」
「本当にカオスだな……」
俺が酒癖の悪い女と一緒な所と良い、やはり所詮夢なのだと知った。ならば嫉妬するのは辞めておこう。共に修学旅行に行ける年齢では無いけれど、旅行なら行ける。
女は俺の裾を掴むと、一方向に引っ張る。顔を向けてやると、殊更上機嫌な目で見上げてくる。
「君に膝枕して欲しいなと。そしたら今見た夢は同室かなって」
「あぁ」
膝を伸ばす、少しでも腿が拡がる様に。軽く叩くと許しが出たと思って上に頭を乗せて来た。良い夢を。次は同室で、他愛もない話がしたいな。
今日見た夢の話。
現実と空想が入り交じった話。
隣の部屋に行くと、男の子二人と女の子が同室でした。
普段はほわほわした、うさ耳の女の子なんですけど、酒癖が悪くて、隣の部屋で物凄い低い声でカチコミに来たという話。
※この女の子、私がやってるゲームの子ですね。
酒癖は悪くないです。あの状態はまだ未成年。多分。
同室の男の子二人、とっても困ってました。
ピックアップしたのはこの辺り。
他には大部屋でだべって、クッキー食べたり、朝からスローペースでマラソンしたり。
そんな夢でした。