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残念ながら安いです。

専門職は必要です。

 そして、全員が王都の屋敷に集まって、役割分担を始めた。


 先ずは、喫茶店からカフェレストランになったお店は、元貴族令嬢達で頑張ってくれ。

 責任者は孤児院も合わせてレミリーアに任せた。


 屋敷内外と門番は、元騎士と元冒険者チームで責任者はシャルルに任せた。

 元騎士の兄妹の名前は、長男「ティモン」、長女「アラナ」、次女「アレン」、三女「アリエラ」、奴隷メイドの妹「レミラ」、アクション女優系が「チェラ」だ。


 カフェレストランを含む全ての厨房は、居酒屋奴隷5人に任せた。

 名前は、「カーナ」、「アリサ」、「ジーナ」、「マリス」、「レジー」、その息子(1才)が「リベス」だ。


 屋敷の管理は元商人で、その子供達をメイド見習いになって貰い、暫くは、グランブルム商会本店からメイドをレンタルして、責任者は王都の奴隷館「エンリケ」で奴隷メイドだった「リーゼ」に任せた。

 ……メイドは、また探そう。


 庭整備と屋敷全般の雑用と周辺の情報収集は、元スラム街の奴隷達にやらせ、各責任者は年長の3人に任せた。

 庭の責任者の名前は「トミ」、屋敷の雑用の責任者を「アイ」、情報収集の責任者を「ルイ」に任せた。


 奴隷になった商人の家族達は、庶務に回って貰った。


 サヤとマイカは、マテリヒナの時と同様に、サヤは孤児院の院長を、マイカはカフェレストランの料理長になった。


 あ、勿論、四肢欠損とかは、魔法で再生復元して治した。


 リ・スタートしてから、1週間経つが上手くいっているみたいだ。

 まあ、それはそうだろう。

 元とは言え、本物の貴族令嬢がホールで働いているのだからな。

 今日も満員御礼だ。


 そんな中、俺達冒険者組は、また奴隷館「エンリケ」に居る訳なのだが、当然メイドをやって貰う奴隷を見つける為だ。

 軍資金は、此処に来る前にグランブルム商会本店に行き、「魔王の森」の低層のモンスターを売った金で準備してある。

 白金貨300枚あれば足りるだろう。

 最初は、持ち回りでも良いかと思ったが、皆が帰った時の顔を見たらなぁ。


「またのお越しを嬉しく思います。今日はどの様な奴隷をお探しで?」

「メイドが出来る奴隷だ。」

「畏まりました。此方でお待ちください。」


 のんびり待っていると、紅茶とお菓子が「どうぞ。」と、出されたけど狙っている?

 今度の接客奴隷メイドは、リーゼが「胡蝶蘭」なら、この奴隷は「大輪の薔薇」で、序でに言えば衣装は少し露出が多い。


「……少しお伺いしてもよろしいでしょうか?」

「ああ、良いぞ。」

「私を買って頂けませんか!」

「何故だ?」

「……」

「言えないのなら……」

「……実は、故郷の妹の病気が悪化しているのです!」

「なるほどな。奴隷商で働く奴隷なら此処以上は無いな。

 つまり奴隷としては最高額を稼いでいるが、それでも足らなくなった。

 そうなると、纏まったお金を用意するしかない。しかし、その為の手段は奴隷である為に限られている。1番確実なのが、自分を買える程の財力を持つご主人へのお願いのみ。違うか?」

「流石です。その通りです。」

「しかし、幾ら何でも2人も引き抜くのはなあ。」

「お願いします!」


 あ、気配。


「私なら構いませんよ。」

「本当に?」

「ええ。商品の奴隷である事には、変わりありませんから大丈夫です。」

「それじゃあ……」

「勿論、高額ですよ。」

「でも、王女よりは?」

「残念ながら安いです。」


 さて、ちょっと脱線したが、本来の目的のメイドだ。

 いつの間にか壁に沿って並んでいた。


 外見がメイド長から見習いまで揃えている。

 これが貴族だったなら、先ずはメイド長が1人目になるのだが、生憎、俺は貴族じゃないからメイド長はパス。

 後、見習いなら、(うち)の孤児院に幾らでも候補が居るから、これもパス。

 元王妃のレミリーアから聞いたが、我が屋敷なら3人、余裕を持ってなら5人居れば充分らしい。


 1人目は、「大輪の薔薇」奴隷メイドのレイラ。

 後、4人だな。

 故郷の妹ちゃん「ミーア」は、迎え入れるがメイドとしては数に入れていない。

 それと、ブラック、ダメ、ゼッタイ!


 色々と質問して選んだのが、委員長タイプの「レジナ」と、田舎娘タイプの「ノミナ」と「メイサ」と、図書委員タイプの「ルイス」に決まった。


 合計が白金貨7枚と金貨9枚で、レイラの売値はリーゼと同じだった。


 そして、俺達は屋敷にレイラの妹ミーアを迎えに行って来ると伝えて、レイラ以外を任せて出発した。


 さて、レイラは最初は俺の事を上位貴族の令息だと思っていたみたいだ。

 まあ、高額奴隷レイラを含め大人数の奴隷を買うわ、家が伯爵級で土地の広さは公爵級だわ。

 しかし、()は貴族じゃない。

 その事実に、レイラが実年齢から8歳くらい引いた感じで「本当なの?」と幼い感じで聞かれた時は、尊死するかと思った。

 因みにセシリアとコトネも同様だ。


 蛇足だが、レイラの故郷に到着するまでに夜営1泊したけど、行きで、レイラは2度死を覚悟していたらしい。

 1度目は、王都から出て3時間経ち、最初の町まで、後30分の所で盗賊8人に囲まれた時で、2つ目は夜営場所まで1時間の所でオーク5匹とゴブリン12匹に囲まれた時らしい。


 そして、レイラが……


「ユーマ様は、戦わないの?」


 既に呼び名は「ユーマ様」でお願いしている。


「ああ。俺が出るとコトネ達の出番が無いからな。」

「……そんなに強いの?」


 レイラは大分砕けた言い方をしているが、素のレイラはこれらしい。


「はい。私達が命を捨てて殺そうとしても、かすり傷1つ負わせられないでしょう。」

「リン、そんなに!」

「はい。」

「わー。」


 そして、レイラの故郷に到着した。


「……お姉ちゃん。」




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