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閑話~新たな令嬢奴隷達

こんな感じで良いでしょうか?


次は、1時間後の午後9時です。


名前が被っていたので変更しました。

「ナリア」→「トエル」

 政変に負けた他国の男爵令嬢(13歳)

「マーシェ=イール=ダナルピア」side


 私の国で政変が起き、お父様が所属していた派閥が負けて、お父様はせめて、事情を知る自国の者よりかは他国の方がマシだと判断して多少のお金を持たせて他国への手配をしたけど、途中で盗賊に襲われて、何とか逃げれたけれど、無一文になったわ。

 でも、元々男爵なんて貴族位を持つ平民みたいなモノよ。

 だから、私は住み込みの宿屋で働かせて貰えたけど、店主の旦那さんが病で倒れて借金が出来て、私は決心したわ。

 ……私は奴隷になって、その代金で借金と薬代に充てた。

 女将さんと長女のタナエちゃんには目茶苦茶怒られたけど後悔は無いわ。

 そして、私は初めて来たフォールイダ王国の王都のオークションに出品されたわ。

 出来れば、仕事はキツくても良いから暴力を振るわないご主人様に買われますように!



 領地の水害の借金で自ら奴隷になった男爵令嬢(12歳)

「ルクナ=セハル=ダージリナ」side


 私の領地で水害が起きて復興に凄くお金を使ってしまった。

 お父様の友人達が援助してくださったけど、とてもじゃないけど、返せるようには思えない。

 ……私1人居なくなれば、その分は楽になる筈よ。

 でも、私はまだ子供だし、没落した男爵令嬢なんて貰ってくれる貴族がいるとは思えない。

 それに領地の商会も大変な筈だから商人の嫁も無理だし。

 ……大丈夫。

 私だって貴族の娘として読み書き計算や、礼儀作法やダンス等の教養も頑張っていたわ。

 だ、だから、奴隷になっても、まだ良いご主人様に買って貰える筈よ。

 執事に事情を話して説得して一緒に奴隷商館に来て貰い、手続きをして私を売ったお金を執事に託したわ。

 後、奴隷商の主人には、両親が訪ねたら、私は既に他に流したと、そう答える様にお願いしたわ。

 そして、私は王都のオークションに出品されたわ。



 婚約者に切り傷を付けた騎士希望の子爵令嬢(13歳)

「シャルル=ボルソ=フランジェ」side


 私はフランジェ子爵家の次女で騎士を目指していたけど、婚約者が反対する為に諦めざるを得なかった。

 それでも、婚約者が私に誠実に接してくれるなら、と思っていたのに、お父様がお世話になっていた、とある公爵家の長女の誕生日パーティーに婚約者は暴挙に出た。

 あやつは、婚約者の私を無視してパーティーに行っただけではなく、なんと男爵令嬢をパートナーとして同伴させたのだ。

 それでも、私は我慢した。

 しかし、あやつは私に対して騎士を目指す男女(おとこおんな)と侮辱した上に、お父様までも侮辱した。

 我慢出来なくなった私は、近くに有った切り分け様のナイフを握り渾身の突きを放った。

 結果は、理由が何であれ、暴力で対応した事と仮にも婚約者を重症にした事と、公爵家の長女の誕生日パーティーを血で汚した事で私は奴隷に堕とされた。

 しかし、お父様にまで責任を負う事もなく、元婚約者にも非がある事から、あやつは子爵家後継者から降ろされ、あやつ自身の資産を全てお父様に譲渡され、その上で婚約不義に因る慰謝料をあやつに請求する事が出来た。

 家族には怒られ謝罪されたが私には後悔はない。

 私は、王都のオークションに出品されるが、私は奴隷になろうとも誇りを持って生きてみせる。



 後妻の継母に奴隷に堕とされた伯爵令嬢(13歳)

「サナリア=ヤマス=ワインセラ」side


 私にはお母様は居ない。

 確かに書類上は居るが、元男爵で貴族の誇りもなく、味も分からないのに料理に(うるさ)く、1週間も我慢出来ず新しい宝飾品をお父様にねだる。

 更には、私と1歳しか違わない愚妹も書類上の母と同じ事を言い、同じ事をしている。

 私はお父様を何とかして欲しいとお願いしたけど、駄目だった。

 あの2人の嫌がらせがより陰湿になっただけ。

 だから、私はお母様の形見の品や価値有る宝飾品は全てお母様の幼馴染みである執事に託した。

 そして、私に何か有ったら、お父様の執務室から探し出した裏帳簿や私と執事で集めた書類上の母の不義の証拠を(おおやけ)にして欲しいとお願いしたわ。

 そして、私はお父様と執事が居ない時を狙われて無理矢理に奴隷に堕とされたわ。

 今日の王都のオークションで落札されれば、確定になり書類上の母や愚妹も私と同じように奴隷に堕とされるでしょうね。

 お父様、さようなら。

 こんな私だけど、お父様に家族としての思慕は持っていたのよ。



 経営管理出来る行商人母娘2人

 母side


 私の名前は「トエル」。

 幼馴染みで私の旦那様と娘のエリンの家族3人で行商をして、いつかは土地を買い、小さいながらも店を持ちたいと話し合っていたわ。

 そして、後もう少しだからと、ちょっと無理して借金までして私達にとって大きな商談をする為に王都に向かっていたわ。

 王都に着いて商談さえすれば成功する筈だったのに、途中で盗賊に襲われて、旦那様と商談で売る筈だった商品と荷台の全てを失ったわ。

 私とエリンは、借金を返そうと頑張ったけど駄目で、エリンと一緒に奴隷になったわ。

 ごめんなさい、エリン。

 貴女まで巻き込んでしまって。


 娘side


 私の名前は「エリン」12歳。

 私達家族は、行商人をやっていて、村から都市まで、色んな所に行って、売ったり買ったりして生きて来た。

 そして、私達家族の夢だった店を構える為に王都に向かったんだけど、盗賊に襲われて、お父さんが殺されて、荷台の全てを奪われちゃった。

 故郷の幼馴染みのピーターから貰った手鏡は自分で持っていれば良かったなぁ。

 そして、お母さんと一緒に頑張ったけど、奴隷にされた。

 奴隷がどんなに苦しいか教えられたけど、せめて、お母さんと一緒が良いなぁ。



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