白金貨3桁が出た!
やっぱり王都の方がお金を持っているだろうし、王都で暮らしている意地からか、城塞都市よりも高いな。
「次は雄々しさの象徴とも言える『キングタイガー』です! その風格は正に王者! そんな王者の風格を、金貨150枚からです!」
「金貨250枚。」
「金貨400枚。」
「金貨570枚。」
「金貨800枚。」
「金貨……」
上がるなぁ~。
「金貨1080枚。」
「金貨1200枚。」
「金貨1300枚。」
「……」
「金貨1300枚が出ました。他に居られませんか?」
「……」
「それでは、番号16番の金貨1300枚の方に決まりました!」
「「「「「おお!」」」」」
「次は、『美しき獣』と言われる『プラチナウルフ』です! その美しさは伝説の神狼『フェンリル』に次ぐ美しさ! 実質最高の美獣と言えます。
そんな美獣を金貨600枚からです!」
「金貨1500枚。」
「金貨2550枚。」
「金貨2600枚。」
「金貨……」
……どんどん上がるわ。
「金貨2900枚。」
「金貨3300枚。」
「金貨4200枚。」
「金貨5400枚。」
「……」
「金貨5400枚が出ました。他に居られませんか?」
「……」
「それでは、番号3番の金貨5400枚の方に決まりました!」
「「「「「おお!」」」」」
此処からは、城塞都市のオークションに無かった商品の出品だが、どうなるかな?
「さて。此処からは、城塞都市のオークションでは出品されなかった商品です。では最初は軽くワイバーン3匹です。
ええ。会場の皆様の落胆のお気持ちは良く分かりますが、しかし! 王都のオークションに出品される以上は『只』のワイバーンではありません。
先ほどから討伐の跡がないモンスターをご紹介して参りましたが、このワイバーン3匹も討伐跡が無い上に、生きていれば付いていただろう傷がございません。まるで、卵から孵して飼育したかの様に綺麗な状態です。
そんなワイバーン3匹を御一人様だけとさせて頂きます! 金貨300枚からです!」
「金貨450枚。」
「金貨600枚。」
「金貨700枚。」
「金貨850枚。」
「金貨900枚。」
「金貨……」
3匹分だもんなぁ。
「金貨1300枚。」
「金貨1500枚。」
「……」
「金貨1500枚が出ました。他に居られませんか?」
「……」
「それでは、番号19番の金貨1500枚の方に決まりました!」
「「「「「おお!」」」」」
思ってたよりかは高く売れたな。
「次の物品を紹介したいと思います。この商品は今までに出品された事がございません。そして、あまりの巨体故に会場に入れる事が出来ませんでした。
しかし、我々が保証します。責任を持ちます。その物品は、黒竜です。勿論、ワイバーンと同様に討伐跡や傷が無い綺麗な状態です! そんな黒竜を金貨500枚からです!」
「金貨800枚。」
「金貨1000枚。」
「金貨1200枚。」
「金貨1400枚。」
「金貨……」
まあ、魔王の森のモンスターとは違う価値だからな、黒竜は。
強さ的には古代竜には遥かに劣るけど、魔王の森に行けば居るし討伐出来れば手に入れる事が可能だけど、黒竜は何処に居るか分からないからなぁ。
だから、総合的な価値では互角に近い。
「金貨4700枚。」
「金貨6400枚。」
「金貨8000枚。」
「金貨9600枚。」
「金貨10200枚。」
「……」
「金貨10200枚が出ました。他に居られませんか?」
「……」
「それでは、番号1番の金貨10200枚の方に決まりました!」
「「「「「おお!」」」」」
白金貨3桁が出た!
「次が物品最後の商品です。私も名前は知っていましたが、初めて見る事が出来ました。その名は『竜宝水晶』です。しかも小さな欠片などではなく、片手では隠せない程の大きさです!
伝承ではドラゴンが巣を作った跡地から僅かに発見されるだけでした。それ故に、竜の宝に眠る水晶、『竜宝水晶』と名付けられました。そんな貴重な宝を金貨800枚からです!」
「金貨1000枚。」
「金貨1500枚。」
「金貨3000枚。」
「金貨4000枚。」
「金貨……」
説明の途中で、小さな声だけど、聞き覚えの有る声で「え!?」という声が聞こえたけど、気の所為だろうな。
「金貨9000枚。」
「金貨10000枚。」
「金貨12000枚。」
「金貨15000枚。」
「……」
「金貨15000枚が出ました。他に居られませんか?」
「……」
「それでは、番号2番の金貨15000枚の方に決まりました!」
「「「「「おお!」」」」」
かなり高く売れたー!
「これにて、オークションの前半は終了しました。2時間の休憩を挟み、後半を始める予定です。皆様、遅れないよう、お願いいたします。」
そして俺達は、グランブルム商会のヤナハ達と合流して、物品支払い場でお金を受け取り、食事をする為に、飯屋に行って個室を取り、食事にした。
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。
裏話
魔王の森には、以前は黄金竜も黒竜も居たのですが、ユーマやルドラの仲良くしよう、に反発して出て行きました。
魔王の森ではユーマがルドラと友人関係になってからは、襲って来たら殺しても良い、というルールが出来ました。
それ以外なら隣人扱いになります。(知性有るモンスター限定)




