閑話~令嬢奴隷達
長文です。
他国の男爵夫人「アンジー=シリス=ダルシア」side
私達の国で政権戦争が起きて、私達の属する王族派閥が負けた。
国王陛下は善政を行っていたけど、利権を求めた第2王子派の貴族達の口車に乗った第2王子が皇太子を廃してしまった。
民に人気のあった国王陛下のお陰で、私達女性は処刑されずに奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、娘と同じオークションで出品される。
貴女を守れ無かった母を許して欲しい。
他国の男爵令嬢「ファル=シリス=ダルシア」side
私はとある国の男爵令嬢(13歳)だったけど、政権戦争が起きて、お父様が属する王族派閥が負けたわ。
そして、お父様は処刑され、私とお母様は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、お母様と同じオークションで出品される。
はぁ。ミリアはどうなったのかなぁ。そして、恋を知る前に奴隷かぁ。
他国の伯爵夫人「サンドラ=ヤシア=フィリプ」side
私達の国で政権戦争が起きて、私達の属する王族派閥が負けた。
国王陛下は善政を行っていたけど、利権を求めた第2王子派の貴族達の口車に乗った第2王子が皇太子を廃してしまった。
逃げようと思えば逃げれたけど、娘2人を置いて逃げる事は出来なかったわ。
そして、民に人気のあった国王陛下のお陰で、私達女性は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、娘2人と同じオークションで出品される。
貴女達を守れ無かった母を許して。
他国の伯爵令嬢「ターナ=ヤシア=フィリプ」side
私はとある国の伯爵令嬢(14歳)だったけど、政権戦争が起きて、お父様が属する王族派閥が負けたわ。
そして、お父様は処刑され、私達とお母様は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、お母様と同じオークションで出品される。
はぁ。もうマーサのお菓子が食べれないのよね。
他国の伯爵令嬢「ナリア=ヤシア=フィリプ」side
私はとある国の伯爵令嬢(13歳)だったけど、政権戦争が起きて、お父様が属する王族派閥が負けちゃったわ。
そして、お父様は処刑され、私達とお母様は奴隷に堕とされた上で国外追放になったの。
そして、お母様と同じオークションで出品される。
はぁ。もうマーサのお菓子が食べれないのかぁ。
他国の侯爵令嬢「リンス=ハーグ=シィーリル」side
私はとある国の侯爵家令嬢(14歳)で政権戦争が起きて、私達の属する王族派閥が負けたわ。
国王陛下は善政を行っていたけど、利権を求めた第2王子派の貴族達の口車に乗った第2王子が皇太子を廃してしまった。
第2王子の陣営に入れと誘われたけど与したりはしないわ、お父様やお母様の様に!
その結果が奴隷に堕とされようとも!
そして、民に人気のあった国王陛下のお陰で、私達女性は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、このオークションに出品される。
さようなら、リカルド様。
他国の公爵夫人「ディリア=サーカ=アルシア」side
私達の国で政権戦争が起きて、私達の属する王族派閥が負けた。
国王陛下は善政を行っていたけど、利権を求めた第2王子派の貴族達の口車に乗った第2王子が皇太子を廃してしまった。
私も主人と共に逝きたかった!
でも、主人は「生きてくれ!」と言ったわ。
全く、残酷な主人に嫁いだものだわ。
そして、民に人気のあった国王陛下のお陰で、私達女性は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、娘と同じオークションに出品される。
貴女を守れ無かった母を許して。
他国の公爵令嬢「セイラ=サーカ=アルシア」side
私はとある国の公爵家令嬢(14歳)で政権戦争が起きて、私達の属する王族派閥が負けたわ。
国王陛下は善政を行っていたけど、利権を求めた第2王子派の貴族達の口車に乗った第2王子が皇太子を廃してしまった。
私は第2王子派が許せない!
そして、実の兄である皇太子を廃したサイラス殿下を!
政権戦争が終了した後、民に人気のあった国王陛下のお陰で、私達女性は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、このオークションに出品される。
さようなら、愛しのリーヴェン様。
他国の王妃「レミリーア=ナザレ=チュルジア」side
私達の国で政権戦争が起きて、私達王族派閥が負けた。
国王陛下は善政を行っていたけど、利権を求めた第2王子派の貴族達の口車に乗った弟である第2王子が兄の皇太子を廃してしまった。
何処で道を間違えたのか。
そして、民に人気のあった国王陛下のお陰で、私達女性は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、娘と同じオークションに出品される。
仮にも国母たる私が奴隷になってオークションに出品されるなんて。
でも、まだ希望はあるわ。
買う側も元王妃と元王女を粗末に出来ない筈よ!
他国の王女「ティリーネ=ナザレ=チュルジア」side
私はとある国の王女(14歳)で政権戦争が起きて、私達王族派閥が負けた。
国王であるお父様は善政を行っていたけど、利権を求めた第2王子派の貴族達の口車に乗った次兄であるサイラスお兄様が長兄のリーヴェンお兄様を廃してしまった。
昔はあんなに仲が良かったのに!
そして、民に人気のあったお父様のお陰で、私達女性は奴隷に堕とされた上で国外追放になった。
そして、同郷の者達と同じオークションに出品される。
昔、リンスやセイラやリカルドやリーヴェンお兄様とお茶会していた頃が懐かしいわ。
国内侯爵令嬢「セシリア=スーザ=エマリシア」side
私はこの国「フォールイダ王国」の侯爵家令嬢(14歳)で、私のお父様は「魔王の森」に侵攻して「魔王討伐」に反対していた。
余りにも戦力に差が有ったからよ。
それなのに周りは犠牲を無視して利権ばかりに意識が向き過ぎているわ。
その結果、利権に目が眩んだ貴族達は、私に冤罪を掛け、我が侯爵を陥れた。
そして、お父様は「私」か「侯爵家の領地の民」を天秤に掛けられたわ。
私は進んで奴隷に堕ちる事を望んだ。
お父様、お母様、泣かないで。
私1人が、犠牲になれば領地の民が助かるのですから侯爵家の娘として当然の事です。
それに私以上に優秀な妹が居るわ。
あの妹が居れば安心よ。
そして、私は魔王の森の近い辺境の交易都市「フィンダリア」のオークションに出品される。
私は奴隷に堕ちようとも侯爵家令嬢として生きて来た誇りを失わないわ!
他国の聖女「サヤ」side
私は何時消滅しても不思議でもない過疎化が進んでいる村の普通の女の子(7才)だったわ。
そして、お父さんは既に近くの森に出現したモンスターのブラッドベアーに殺されて居なかったわ。
そして、お母さんもお父さんが居ないから無理して、今は寝込んでいるわ。
そんな時に、神殿の偉い人が神殿で奉仕する女の子を集めていたわ。
村を離れて神殿で奉仕するのなら、人1人が働かないで良いだけのお金をくれると言ったから私は立候補した。
そして、私は選ばれた。
私は「お母さん、これで生きていてね。」と言ってお金を渡して、今まで生きて来た村を離れて神殿での奉仕に生きる人生が始まった。
そして7年間、神殿で頑張って奉仕の毎日を送っていると、村から手紙が来た。
読んでみると、お母さんが流行り病で亡くなった事、お母さんにあげたお金は村に必要な物を買う時に使っている事が書いていた。
そして、お母さんの最後の言葉は「サヤ、ありがとう。そして、幸せに。」だった。
私はショックで5日間寝込み、目が覚めたら3年前から使えていた「聖女」の力が使えなくなっていた。
代わりに1つ、他人には言えない秘密が出来たわ。
神殿の人達は、聖女の力を失った私をあっさり捨てて、適当に理由を付けて奴隷に堕として他国追放にされたわ。
私は、何処かの国の何処かの都市のオークションに出品されるけど、助けたい人が居ない私にはどうでも良かったわ。
暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。
本当は、女性達も処刑したかったのだが、政権を手に入れたばかりで、民の支持は無視出来なかった。
後、王妃と王女も処刑したかったのだが、第2王子に母殺し、妹殺しを背負わせる訳にもいかず、苦渋の決断をせざるをえなかった。




