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多分、アレが引き替え用に使うヤツだな。

「キズ有り」よりかは、「美麗」の方が高く売れるのは何処でも同じ。


今年も今日で最後です。

応援してくださる方々、ありがとうございます。

来年もよろしくお願いいたします。

 オークション開催日なのだが、不安になった俺はかなり遅くまで討伐を繰り返し、その獲物をグランブルムに正当な評価で買い取って貰い、何とか白金貨10枚稼ぎ出し、グランブルムのユリシアやビアンカさんから「全身毛繕い」を2回ずつしたお陰で、軍資金が白金貨1100枚超えを果たした。

 後はオークションの「売り」に出した分か。

 ……足りるのだろうか?


(不安顔のユーマは可愛いな。でも、そんな桁違いな軍資金は必要無いのよねぇ。凄い不安みたいだけど。ちょっとユーマが喜ぶ形で大金が必要になる様な事が起きる様にしておきましょう。ユーマ、喜んでくれると良いな。)


 オークション会場に入る時に記念品メダルを見せるのだが、スタッフはメダルの裏側を見て驚いていた。

 多分、裏側に誰に贈ったメダルなのか分かる様になっているのだろう。

 実際にシリアルナンバーみたいなのが有るしな。


「どうぞ。コレがお客様の番号になります。それと会場内では、この仮面を着けていてください。」

「分かった。」

「そして、コレが『カタログ』になります。破損や書き込みをしない様にお願いします。もし、その様な事があれば弁償して頂く事になります。」

「分かった。」


 そして、俺は仮面を着けるのだが、何か「月」のお団子頭のお姫様の相手が着けていた感じの仮面みたいだな。

 後、俺の番号は「11番」なのだが、常連客は10組も居ないのか!?

 番号が前過ぎるが、スタッフが間違えてないだろうから良いのだろうと思う。

 もしかしたら、大会優勝者用の番号かもしれないしな。



 天の声

 ユーマの最後の考えが正解で、渡された11番は大会優勝者用の番号で、座る席も良い位置に設置してあって、是非とも大会優勝者の賞金を此処で落として貰う為の優遇だった。



 ユーマside


 うわぁ、席も最前列じゃん。

 しかも、周りの人達がまるでレクチャーの様に、注意事項や礼儀作法を話しているぞ。



 天の声

 勿論、周りの人達はスタッフにお願いされた桜であり常連客だ。

 毎回、大会参加者にオークションでの知っておかなければならない事を聞こえる様に話していたのだ。

 因みにアルバイト料は購入時の雑費が無しになる。

 それなりに買うと購入時の雑費が馬鹿にならないからだ。

 そして、雑費とは、奴隷の場合は、奴隷環から奴隷紋の変更や、奴隷の洗浄や服等の支給に、奴隷の主人変更等である。



 ユーマside


 ふ~ん、そうか。

 購入希望の時は、全て金貨で表すのか。

 つまり、「金貨1000枚!」とかになるのか。

 大金貨や白金貨だと、言い間違いや聞き間違いが有る為か。

 そして、この場合の俺の軍資金は、約「金貨12万枚」という訳だな。

 それと、雑費の事を考えると、白金貨1枚は残る様にしようと思う。

 良し!

 落ち着いて来たぞ。

 時間までまだ有るから、カタログを見てみよう。

 最初は「物品」か。

 あれ?

 俺が提供した「商品」が載っていないぞ。

 ……有った!

 物品の最後にシークレット扱いになっている。

 いや、紹介文がな、「あの最悪最強の最難関の森からの商品!」と書いてあるもん。

 コレだよな?

 他のページ見直したけど無いもん。

 俺が思っていた以上の大事(おおごと)

 カタログを見たけど「物品」は、それ程「欲しい!」と思える様なのは無いな。

 強いて挙げるなら「調味料」や「香辛料」かな。

 ……お!

 始まるみたいだ。


「気品溢れる紳士淑女の皆様。長らくお待たせしました。これよりオークションを開催したいと思います。」


 パチパチパチパチパチパチ


「ありがとうございます。今回は、物品の方も御期待ください。新進気鋭の商会から素晴らしい商品の提供がございました。」

「「「「「おお!」」」」」


 それって間違いなく俺が出したヤツだよな。


「それではオークションを開催します。」


 その後は、骨董品から始まり、名画とか歴史に名を残す文豪の遺品とか出された。

 今の所は、最高額が金貨80枚だ。

 この調子なら大丈夫かな。

 後、調味料とか香辛料なんだけど、唐辛子系だから止めた。

 俺、唐辛子系は苦手なんだよな。


「さあ! いよいよ前半の最後を飾る商品の出番となりました。先ずは、『アークグリフォン』の本体です。」

「「「「「おお!」」」」」

「そうです。素材の部分ではなく、丸ごとです。しかも、オークションに出品の為か、目立つ所に討伐跡がございません。間違いなく購入した方の品格を上げる事になるでしょう!」

「「「「「おお!」」」」」

「それでは、金貨10枚からです!」

「金貨20枚。」

「金貨30枚。」

「金貨50枚。」

「金貨80枚。」

「金貨……」


 うわぁ。どんどん上がっていくよ。


「金貨300枚。」

「金貨400枚。」

「金貨600枚。」

「……」

「金貨600枚です。誰か居られませんか?」

「……」

「それでは、番号8番の方の金貨600枚になります!」

「「「「「おお!」」」」」


 あ!

 スタッフが番号8番と言われた人の所に行って何かカードを渡しているな。

 多分、アレが引き替え用に使うヤツだな。


「まだまだございます。次は、レインボーバードです。此方も本体であり、美しい姿を保っています。このレインボーバードの羽根で作った扇や髪飾り等、王国や帝国の王妃や王女も持っていない可能性がございます。そんな貴重なレインボーバードを金貨20枚からです!」



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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