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衣装の変更をお願いします!

3日間の休日、ありがとうございます。

投稿を再開するので、応援をよろしくお願いします!

 王城に入り、案内されるまま応接室で待っていると、セリスリア、いや、もうセリスで良いや。

 セリスは応接室に入るや否や、「部屋の準備が出来たわ。」と言いながら、また案内される。

 そして、俺達に用意された部屋は豪華だった。


 ……この部屋は、客室としては上から何番目だ?


 更にセリスは、爆弾を投下した。


「この後、謁見の間で挨拶をして貰うから。」

「ちょ……」

「バイバ~イ。」


 ち、ちょっ待てやー!


 可笑(おか)しいだろう?

 何故、こんなVIP待遇なんだ?

 確かに、このエルフの国の偉い人を助けたが、謁見の間に連れて行く程の功績じゃないだろ~。


 俺の頭に中で、疑問符がナイアガラ状態で待っていると、喚ばれたので謁見の間に到着した。


「私が女王『エルフィード=ユグドラシル』よ。」


 玉座には、凛としたエルフが居た。

 ……でもな、女王様。衣装の変更をお願いします!


 いや、マジで!


 女王様の衣装(ドレス)には後ろにスリットが入っているし、玉座が有る床と俺達が居る床が1mぐらいの段差が有る上に、俺、膝を突いて見上げているんよ。


 ……目のやり場に困るって!


 あ、でも、胸元は見ないので安心してください。

 女王様の胸元は爽やかなので。


「お主、何か、かなり失礼な事を考えていないか?」

「いいえ。」

「……そうか。」


 何故、分かったのだろうか?


「さて、お主達を喚んだ訳だが、勿論、我が同胞を救ってくれた事の礼も含まれておるが……」


 エルフの女王は途中で言葉を止めると、謁見の間に居た連中が殆ど退室した。

 今、謁見の間に居るのは、俺達と女王と多分宰相とセリスに、護衛の騎士2人に多分魔術師系1人が残った。


「私自身が信頼する者達よ。」


 まあ、そうだよな。


「話の続きだけど、何か重要な事を知っているのではないかと思って喚んだのよ。どうかしら?」

「……本当に信頼する者達でしょうか?」

「どういう意味?」

「推測でしかありませんが、俺が知る『何か』はかなり重要かと思います。」

「心配は要らないわ。話して。」

「……分かりました。此処には居ませんが、とある場所に置いて来た俺の奴隷の1人が、毒が塗られた刃で刺されました。」

「それが?」

「その刺した者がエルフでした。」

「なっ!」

「そして、その毒は、俺が最も信頼する存在が言うには、エルフの王族しか扱えない、と言うのです。」

「……ば、バカな! そんな毒は知らないわ。」

「何でも、自殺用だとか。」

「……ま、まさか!?」

「因みに、その毒はエリクサーでも治せませんでした。」

「エ、エリクサーですって! お前は、何者なの!」


 ……エルフ族のトップぐらいは良いか。

 どうせ、人族の一部にはバレているしな。


「エルフの女王陛下にお伺いします。」

「何?」

「約5年前に、とある人族の王族に仕える占星術師が出した『占い』をご存知ですか?」

「……ええ。確か、人族が言う『魔王の森』に神の子か、魔王の子が現れた、というモノでしょう……!? まさか!」

「ああ。俺がその『神の子』だ。」


 トリア姉さん、行ける?


(勿論だよ、ユーマ。)


 トリア姉さんが、そう言うと、途端に謁見の間の壁の向こうから雷鳴が聞こえて来た。


 そして……


【久し振りですね、エルフィード。】


「……創造神イシュトリア様!」


 エルフの女王は、そう言うと、直ぐに玉座から降り俺達がした様に膝を突いた。


【こうして会うのは、500年前に貴女が女王に即位した時以来ですね。】


「はい。」


【この者は、創造神(わたし)が祝福を与えし者です。】


「はい。」


【因って、この者を仇なす者は、創造神(わたし)に仇なす者です。分かりましたね?】


「はい。」


(じゃあ、帰るね。ユーマ、頑張ってね。)


 ありがとう、トリア姉さん。

 そして、壁の向こうの雷鳴は聞こえなくなった。


「……まさか、人族の占星が真実だったなんて……」

「正直に言えば、毒の事を教えてくれたのが創造神イシュトリア様って訳だ。」

「……そうなのね。」

「だから、聞くけど、その保管している『毒』の量が減ったか、紛失していないか?」

「……なんか、一気に砕けた言葉使いよね?」

「俺の立場を知って尚、敬語とかを使った方が良いか?」

「……いいえ。」

「そうだろ?」

「さて、先程の質問ね。確かめてみないと分からないけど、恐らくはそうなっていると思うわ。」


 エルフの女王が、答えた後、多分宰相とセリスを呼んで耳打ちをした。


「それと、セリスからの報告には、集落で暮らすエルフ達からの定期連絡が途絶えている原因に『混じった者』が関係していると聞いたわ。何か、知っている?」

「その前に、その『混じった者』という言葉は止めた方が良いと思うぞ。半分は、同じエルフなのだからな。

 そして、恐らく、その『侮蔑』こそが、今回の『元凶』だと、俺は思っている。」

「……」

「エルフ以外の血が半分入っているだけで、迫害を受けている者達が、直接に動いた者達だ。既に、幾つかのエルフの集落は全滅している。」

「そんな!」

「定期連絡が途絶えた集落は、もう……」

「……」

「確認に誰か行かせるなら最低でも3人以上で、そこのセリスに楽勝で勝てる者じゃないと、無駄死にだと思うぞ。」

「……分かったわ。」


暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。

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