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……なんで、そうなるの?

創造神(かみさま)は、凄いのだ。byトリア姉さん


明日の27日の午後9時にファンタジー6割の恋愛4割の短編を投稿予定です。

もし良ければ、そちらの方も読んで頂ければ幸いです。

ジャンルは「ハイファンタジー」です。

 ブラッシュの身体が光り輝いた。


(もう大丈夫よ。)


 ありがとう、トリア姉さん。


(あの猛毒は、エルフの中でも、『ハイ・エルフ』以上のエルフが自殺する為の物なの。)


 自殺!?


(うん。ハイ・エルフ以上になると、この世界に存在する毒では完全に死ねないのよ。ユーマが知っている言葉で言うと、最悪でも回復の見込みが無い脳死が1番近いかな。

 だから、生きるのに絶望したハイ・エルフ以上は、確実に死ぬ為に作られたのが、あの猛毒なの。)


 首斬りとかの物理的な死に方は?


(何故か、自壊は(いや)みたいなのよね。)


 はあ?


(そんな猛毒だから、当然、普通のエルフにとっても致死毒な訳なのよ。)


 分かった。

 それじゃあ、あの指輪の宝玉が必要なのは?


(あの指輪の宝玉はね、『へその緒』の中に有る『血』で錬成すると出来るの。)


 へその緒?


(そうよ。そして、あの宝玉で助ける為には、血縁者の宝玉じゃないとダメなのよ。)


 血縁者?


(うん。この混血児とエシルは親族という訳。)


 悪いけど、詳しくお願い。


(分かったわ。エシルは昔、双子の女の子を産んだのよ。1人はマリル。もう1人は、この混血児の母親エリルよ。)


 ……マリルって……


(エシルが居たエルフの集落の奥でユーマが戦った混血児の母親がマリルよ。)


 ……そうか。


 そして、トリア姉さんは天に還った。


「ユーマさん?」

「……えっと……」

「ブラッシュは、助かるのでしょうか? それに、先程の宝玉はまさか!」

「……ああ。エシルさんから貰ったんだ。」

「エシル様から!」

「ああ。」

「そんな! あの宝玉を誰かに渡すなんて!」

「……」

「……え、待ってください! つまり……!」

「辛いだろうが、マリルさんは死んだよ。」

「……マリルおば様が……。い、イヤーーーーーーー!」


 シーマが泣き続けていたが、落ち着いた頃、ブラッシュは目覚めた。


「……シーマ?」

「ブラッシュ!」


 感動の再会が落ち着いた所で、状況説明をした。


「ユーマさん。私とブラッシュで、今後の事を相談する時間を頂けませんか?」

「分かった。」


 時々、シーマが此方を見ている。


「ユーマ様、キサラが帰って来ませんね?」

「そうだな。」


 フラグが立ったのか、キサラが帰って来た。


「我が君、申し訳ありません。取り逃がしました。」

「キサラは、大丈夫か?」

「はい。」

「キサラが大丈夫なら良いよ。」

「ありがとうございます、我が君。しかし、次はこの様な醜態は(さら)しません。」

「ああ。期待しているよ。」

「はい!」


 キサラと話している間に、話し合いは終わったみたいだな。


「ユーマさん。お時間を頂きありがとうございます。

 私達の結論ですが、私達をユーマさんの奴隷にしてください。」

「……なんで、そうなるの?」

「私1人なら、エシル様が居る集落で暮らす事が出来ますが、マリルおば様が死んだという事は、エシル様でも守り切れなかったという事でしょう。」


 まあ、そうだよな。


「つまり、私1人ではブラッシュを守りきれません。

 でも、私はブラッシュと離れる気は無いので、エルフの集落や国では暮らせないという事です。だから、生きる為には、エルフ族以外に頼らなければなりません。」


 エルフ族は、潔癖症みたいな所があるもんなぁ。


「……まあ、そうなると、『ブラッシュと一緒』という条件を満たしてくれる種族は『人族』だけだろうな。」

「はい。そして、ユーマさんの奴隷であるコトネさんとリンさん。特にリンさんを見ると、とても奴隷に見えません。それは……」

「それは?」


 結構、外見にも気を配って貰っているからな。


「それは、ユーマさんが、奴隷を消耗品として見ていない証拠です。つまり、きちんと奴隷としての働きをすれば、理不尽な命令や暴力は無いという事です。」

「まあ、そうだな。」

「ユーマさん。いえ、ユーマ様! 私達をユーマ様の奴隷にしてください!」

「お願いします!」

「……分かった。」


 俺達とシーマとブラッシュは、アークザラに帰り、俺達がエルフの国に行って帰って来るまで、シーマとブラッシュは特殊奴隷の契約を交わした後、アークザラのグランブルム商会に預ける事にして、我が屋敷のリフォームをお願いした。

 とりあえず、自活出来る様になって、人族の一般教養を身に付けて欲しい。

 特に浴場の作法を、な。

 この後、教会に行き、トリア姉さんにたっぷりとお礼を言って、肩揉みや膝枕のサービスをした。


 ……トリア姉さんに、「お礼返し。」とか言われて、トリア姉さんに肩揉みからの膝枕で、更に耳掻きをして貰った事はコトネ達には黙っておこうと思う。



 翌日、俺達はエルフの国に向かって出発した。


 馬車に乗って夜営込みで3日が経ち、今日の目的地の都市「レギンガラム」に到着した。


 キサラを見て、俺を睨む門番をスルーして無事に入る事が出来た。

 白い狐さんの宿屋を見つけて、馬車を預け、俺達は神殿に行き、トリア姉さんの会話をした後、神殿長のゴマすりを躱して、俺達は冒険者ギルドに向かった。


 冒険者ギルドに到着した俺達は、中に入るとかなり熱気に包まれていた。

 受付嬢に理由を聞いてみる。



「ちょっと待ちな。」



暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。


エルフの外見の年齢不詳は、ラノベでは常識ぃ!

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― 新着の感想 ―
[一言] テンポよく話の節目行くのはいいけど、毎回の如く呼び止められて終わるのが微妙。 近い割合で2回以上同じ終わり方したら飽きがくる。 続き気になるように作る方法としては良いけどパターン増やしましょ…
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