身寄り無しのサバイバルから始まる異世界生活が始まり、森で知性あるモンスターと喧嘩して仲良くなっていたら、数年後には魔王認定を受けてしまい、女神がバカ姉と化して溺愛されております。

俺の名は『蒼月司(そうつきつかさ)』で、異世界転生するのだが原因は殺されたからだ。
あいつ、無免許で親父さんの高級車で俺を轢きやがった。
幾ら、あいつの片恋相手が俺に夢中だからといって殺すか普通？
しかし、俺は孤児で家族は居ないし、恋人も居ないが、唯一の心残りは、あの異世界モノのラノベが最後どうなるか分からない事だけだな。
そして、良くある転生用の別空間なのか、視界の全てが満天の空で、その星空を見ていると綺麗な女神が現れて、女神側の都合で、転生体を創って貰い別格と言えるチート「限界超越」というユニークスキルを貰い、俺という魂を入れて、この別空間で３年間鍛練しながら過ごしたが、心の底では家族に飢えていたんだろうな。
この女神様と義理の姉弟関係な上に溺愛される系で、呼び名も女神イシュトリア様から、愛称のトリア姉さんになった上に、いざ転生となると離れたくないと泣き落としされた。
結局、教会や神殿に行ったらお祈りする事や、ハーレムは良いけど、年上の恋人は出来るだけ作らない事や、異空間収納に色々と入れておくから使う事等を約束させられた。
それなのに、異世界転生先が森の中だもんなぁ。
異空間収納に色々と入っていて助かるが、此処から俺の異世界サバイバルが始まった。
……そんな意気揚々としていた時期もあったけど、５年後には大陸の全ての国家に魔王認定を頂きました。
しかし！
今の家族同然の魔王軍も良いが、人族の家族(ハーレム含む)が欲しい！
だから、俺は魔王城を後にした。