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【影者】
2004年12月23日、日本に突然現れた化け物。
全身が真っ黒で、個体差はあるが、約1m70cmほど。つまり成人男性と同じくらいの大きさである。黒すぎるため顔など詳細は分からないが、ヒトのような形をしている。影者の一定距離に入った人間を爆発させる能力を持つ。一部の人しか見ることができない。
【影者討伐隊】
影者を見ることができる人達によって2007年に結成された組織。影者は頭部を破壊したら死ぬので、ライフルで撃ち抜く。車で現場に向かい、車から攻撃することもあれば、ビルなどの中に入って討伐することもある。4つの部隊に分かれている。教育施設として訓練学校があり、影者討伐隊で働くためのいろいろを学ぶ。
影者と対峙するだけあって死亡率が高いので、シェルター内の人々から英雄視されることはあっても、人気はない。
・討伐部隊
文字通り、影者を討伐するための部隊。身体能力の高い者や、銃の扱いの上手い者が配属されることが多い。死亡率が1番高く、なり手が少ないので、人数が1番少ない。
・情報部隊
全国の影者の情報を司っている部隊。情報処理に長けた者や、巨大な情報網を持つ者がなることが多い。また、影者察知のレーダーやその他もろもろの機械を操作するので、機械操作に長けた者がなることも多い。討伐部隊が任務をする際に同行して情報を提供したり、管制室から無線で情報を渡す。
・研究部隊
影者の生体や、武器の開発をする部隊。戦法の開発をしたりもする。戦場に出向くことがほぼないことから死亡率は高くなく、また報酬も研究費もかなりの額が投入され、頭脳を存分に発揮できることから、研究者志向の者からの人気が高い。日本中の精鋭が集まり、日々研究を行っている。
・医療部隊
負傷した討伐隊員を手当てする部隊。民間から派遣されたりすることもある。こちらも研究部隊と同様、死亡率はそれほど高くないが、任務に同行することもある。ただやはり報酬や薬などの開発費などはちゃんと投入されるので、なり手はそこそこ多いのも事実。
【日本の現状(2016年時点)】
影者が発生してから、大部分の日本人が死滅した。また、生物や物資は日本の領域から外に出ることができず、中で独自の文化が発達しつつある。影者を見ることができない人などはシェルターに避難し、そこで生活している。シェルターは全国に50ヶ所ほど。周りに影者討伐隊の拠点があり、シェルターを保護している。現在影者討伐隊になるかどうかは任意であり、強制はされない。食料は人工食が発達し、また科学技術が極端に発達。エネルギー効率の非常に高い物質なども開発され、どうにか全員が快適に生きることができるようにはなっている。シェルター内での生活の方が良いと言う人さえいる。シェルター外の建物は朽ちているものが多く、野生動物が闊歩している。影者発生の時ほとんどまともに対応、機能できなかったことから政府の信用は地に落ちたが、新たにできた組織が機能している。
簡単に設定を纏めて見ました。
もし本編を読んで分からないところがあったら、お手数お掛けしますが、感想などで教えていただければ幸いです。
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