#14:西条さんの変化
6月が今日で終わりますね(*^_^*)
14話目です!今回は西条さんがでれまくる回です。
可愛さ表現出来ていてほしい(>_<)
これって正直に話すべきなのだろうか?でも、話したら俺の能力のことも話さなければならなくなる……
〖ならば特殊な鑑定が使えるということにしておいては?〗
〖ン?はっきり話して、あなたの存在価値はそれしかなイ……〗
〖何ですって!〗
なるほどな、確かにそれはありだろう。その鑑定のお陰で弱点が分かったということにしておけば何とかなるか。
「中村さんはスキルと魔法をちゃんと持っているよ。ただ、表面上には出ていないだけ。あとみんなのステータスをこっそり見たんだけど、やっぱり職業3つ持っているよ」
「「「「え?」」」」
4人が驚いたような顔をしていて、びっくりしたが俺はありのままの事実を伝えた。
「なるほど、つまりあたしは盾を装備すればいいってことか~それだけで良かったのか。なんか盾と小剣ってあうイメージなかったし、〈小剣使い〉だったから盾なんて使おうとも思ってなかったし。ならこれからは小剣と盾で頑張るね!」
「いや、何も小剣を使う必要はないぞ。確かに盾を使うのはオススメするがさっきの戦いぶり的にはあまり向いてないと思う。それに武器をある程度使っているとその武器の職業が出ることもあるらしいし、そのままでいいんじゃないか?」
「分かったありがとう!」
「おう!」
中村さんは条件が比較的簡単だったからよかったのだが……
「すまん、お前らに関しては俺にも分からない」
「そうですか」
「仕方ないですわ、光君は何も悪くないもん!」
「まぁ、こればかりは仕方ないこと……ですもんね」
うん?ちょっと待て。なんだ「もん」って。誰だよ今言ったの。愛月に並ぶぐらいの可愛らしさと、小林さんのような清楚さがあったような声だったぞ。そして光君って呼ぶのはこのメンバーの中にはいない……つまり怪奇現象?!怖……
「……ただ、あくまで俺の予想だがそのスキルの獲得できるようにこれから生活すればいいと思う。例えば、西条さんなら相手の行動を常に予測してみるとか。東条さんは時間を意識するとか、小林さんは遠距離の敵に矢を当てる練習をすればいいかなと思う」
「それ私だけ辛くないですこと?この世界の神は私に対してなにか恨みでもあるのかしら。やめてほしいこと……」
「時間って概念がそもそも、俺たちの世界では判明していないだけかもしれない。ただ、案外すぐ見つかるかもしれないな。この世界で生活していれば新たなことに気付けるかもしれない」
「なるほど……さすがカー君……」
「うん、何か言ったか?」
「何でもないですこと……バカ」
「流石、そこまでもう分かってるんだね!」
「おわ、さ、西条さん?」
助けてくれ!西条さんがさっきから事あるごとに話しかけてくるんだけど……中村さんと小林さんのほうを向くと、顔を赤くしながらもじもじしている小林さんとニヤニヤしながらこっちを見ている中村さんがいた。ちょっと助けてよ!
〖こういう時どうしたらいいんだ?〗
〖さぁ、私には分かりかねます……ププッ〗
〖ワタシにも分からなイ〗
助けてくれよ……ミスラ、ノヴァ。てかそこで笑うってことは絶対分かってるだろ!ミスラには後でお仕置きだな……でもどうやってお仕置きすればいいんだ?無理じゃね、いつか覚えとけよ……
「あ、洞窟出るよ」
「早く村に戻らないと」
「そういえば忘れてましたわ」
「あ……それってひょっとして大変なこと?」
いやいや覚えとけよ。まぁ俺が『テレポート』を使えば一瞬でさっきの街に戻れたんだけど、無闇に俺のスキルや魔法を見せたくない。さらに言えば、あの町にはあいつらがいるから大丈夫だろう。もう片付いてるんじゃないか。
「多分大丈夫だろう、美涼たちが食い止めているさ」
「むぅ……」
なんか今むぅって聞こえたような。流石に幻聴だよな?
〖あはは、幻聴じゃないですかね……〗
〖いヤ、誰かいってt〗
〖言ってないよね?〗
〖ウン?〗
言っていないらしいな。やっぱり俺の幻聴か。そもそも「むぅ」を口で言う奴なんていないか。
「ヒカルさーん!」
村のほうから俺を呼ぶ声がした。この可愛らしい声は愛月か。
「討伐終わりました!そっちはどうでしたか?」
「ゴブリンジェネラルとゴブリンキングがいたが、問題なく倒せた。それより美涼たちは?」
「あー……村の異変を察知した王国からの騎士団が駆け付けてきまして、それで英雄として称えられています。私はそういうの苦手なんで逃げてきちゃいました。」
「いいのか?」
「はい!……ヒカルさんのそばにいれれば……」
「ん?」
みんな小さな声でぼそぼそ言うの好きすぎないか?でもできれば聞き取れないので、しっかり話してほしい。
〖今、何て言ってた?〗
〖知らないほうがいいですわ、マスター〗
どうしてミスラさんは教えてくんないのかな?ノヴァは反応ないけど、ノヴァ?
〖スースー〗
〖ノヴァさんは寝ていますよ、マスター〗
〖え?いや、寝るって何?あんたらも寝るの?〗
〖口調がおかしくなっていますよ、マスター……一応寝ますね〗
「吉川君、えーとそろそろ村に戻りませんか?」
「そうだな」
俺はゆっくりと休みたかったので、小林さんの意見に賛成して、村の中に入ろうとしたのですが、
「え、えーと……小林さん?なんで貴方がヒカルさんと一緒にいるんですか?」
「私たちがゴブリンたちの異変について、洞窟を調べてたら上位種に襲われて死にそうなところを助けていただいたんです!」
「そうそう、吉川君めっちゃかっこよかったよー!倒れかけてたからあんまり覚えてないけどお姫様抱っこであたしのこと助けてくれたもんね」
え?愛月いや……川村さん、笑顔が怖いですよ。無言で恐ろしい笑みは。
「そういえば私がパニックになったときにそんなことしてましたわね。私があとで吉川君にお姫様抱っこしてもらうんだから、いいでしょ吉川君?」
「へぇ……私にもやってくださいね?それで今回は許してあげます!」
許しって何?それに西条さんだよね?最近西条さんの性格が全然違くないか?地球に居た時は実家の影響もあってかお嬢様みたいな雰囲気を醸し出してて、男を確か毛嫌いしてたはずだったんだけどな……どうしてこうなったんだ?
「わ、分かった」
結局2人に押されるような形でお姫様抱っこする約束をしてしまった。
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