常闇の地底列車 資料集
お久しぶりです。
長い間更新できてないので、思いきって長い間封印してきた設定集……とは名ばかりの、『常闇の地底列車』に関する排他的なメモを公開したいと思います。
多分ですが、もう当分更新できないので、その分の設定もまとめて大放出しますのでご了承くださいまし。よってネタバレ(と言えるのかわかりませんが)を含みますので、気をつけて楽しんでいってくださいね~。
1 地底にプロトマーチがあった。
2 徹浪がプロトマーチを見つけ、擬人(災害擬人とササミ)と生活。
3 五年前、大樹が出現。擬人が多く誕生する。この時、大樹の擬人も生まれていた。徹浪は大樹の擬人の手により人の擬人に。地下で暫く生活するも、嫌な予感を感じ取った徹浪はマルチソルジャーを地上で企業。瞬く間に有名企業へと早変わり。
4 三年前、災害が発生(大樹の擬人)。徹浪と擬人が協力し、事を収める。
5 地上でカモフラージュの仕事をしつつ、地下を救う方法を探る。
6 二年前、一年前にも災害が発生。その度徹浪は地下へ。
7 今年、大樹が一層活発になり、災害が多発。軌道に望みを託す。
約束とは、命を大事にして、という父親とのもの。
約束を守るためには、災害の危機にある命(擬人)を助けるため地下に行かなくてはならない。
が、地下に行くいうことは自らの命を粗末にするということ。そして植物という命がない場所へ行くことに抵抗があった。
だから軌道は葛藤するも、興味という後押しを仕掛けた徹浪に折れたことに、言い訳をしつつ負けを認めた。
擬人たち、軌道、徹浪それぞれで守りたいものが違う。
擬人は故郷と自らの命、軌道は擬人たちの命と大樹、徹浪はそれら全て。擬人たちは故郷を守るのに大樹を保護しなければならないため、徹浪と組み、何とか災害を阻止できないかと画策する(この時点では、一応全員が守りたいものは同じ(全て))。そこに軌道が加わる。
次第に軌道と擬人たちはどんなことであっても災害を完全に止めることは出来ないと判断。無理にエネルギーを抑えたことがきっかけでパワーが大樹に溜まり、その内暴発が起こることもわかる。
(水、風、光の擬人たちが大樹の擬人の意思を受け、大樹の存在を保つように暴走(エネルギー放出)を行っていたのだが、対話を試みようとしても暴走の際には一切の自我が無くなるため。当人たちはとてつもない罪悪感を抱えているので、心を閉ざしていた)
擬人は故郷を大切にしているため、無理に自分たちを地上へ逃がす方法を考えようとする軌道と対立することになる。
軌道は命と大樹(擬人を地上へ逃がし、大樹と命を保護する)、擬人は故郷(故郷が失われるくらいならそこで朽ちた方がマシ)。徹浪は命も地下も救いたいため、中立の立場に居座る。
徹浪の目的は、自然が好きであり、地下で擬人となっていない軌道に地下を救ってもらうこと。自分が持つ「指示力」では大樹の擬人(災害)を止めることができないため、まだ人であり、大樹の擬人の指図を受けることがない軌道に望みを託した。自然が好きならばきっと大樹の擬人は倒し、大樹自身は守ってくれると目論んでいる。(軌道は命を大切にするため、擬人を倒すかと言われれば倒さない可能性が高い。徹浪は「約束」を知らない)
擬人の役目→本来は災害擬人(水風光)の目的として、人間に自然や命、生活の大切さを説かせることがあった。しかし大樹の擬人が出現し、「人に大切なことを教えるため、自分は残り続けなかればならない」という意思を曲解。「何としてでも存在し続ける」ということを目的に、災害擬人を操って地底へのエネルギー放出をさせる(本来このエネルギーは人間が大切さに気付いた時、役目の終わった地底を滅ぼすために蓄えるようになっていた力)。
1 先頭車(ヘッドと機関部。スナッチ常駐)
2 出入口(二階へ繋がる階段あり)
3 客席
4 客席
5 客席
6 食堂車 (トイレあり)
7 厨房車(普段は通り抜け。カラソル住み込み)
8 客席
9 客席
10 客席(緑車両。軌道が住みつき、後に車掌室と後尾車両に挟まれる)
11 出入口(二階へ繋がる階段あり)
12 情報車両(通り抜け可。ヒナミ常駐)
13 車掌室(ササミ寝室、自室)
14 後尾車両(物置。キッカ籠城中)
◇全車両をメクリが廻って役目を果たす。
本編での役割が確実にある擬人には「」を、
男擬人には・を、
地底列車乗組員は☆を、
地底列車常連には◇をつける。
「☆地底列車の擬人」シャロン
普段は姿を現さない。地底列車を動くようにできたのも、常に清潔に保たれているのも、仕組みが整っているのも全てこの擬人のおかげ。責任感強い性格。「管理力」を持ち、地底列車全てを整える役目を担う。車掌の擬人であるササミとしか面識がなく、常連も軌道も、姿を見たことはない。
「・大樹の擬人」
物事に意思を宿す、大樹自身の擬人。もともとの大樹とは似て異なる存在のため、大樹が生き延びるためなら簡単に災害を起こさせる。絶対に擬人に言うことを聞かせ、地下を思うままにできる「支配力」を持つ。しかし、人間(擬人や地下でない存在)には支配力は効くことはない。事実上地下の支配者で、おそらくラスボス。
「樹の擬人」
大樹の擬人を止めるため、物語中盤より登場する「大樹の本来の意思」。言葉を話すことはなく、文字を見せたり、意識体で話すことも。当初は正体を明かさず、軌道に災害との関連を疑われた。数回登場して、その後ラスボス戦で姿を現す。
「・転生トラックの擬人」トルク
地上にて軌道と対面した擬人。転生トラックの名の元に、持っている金棒でぶっ飛ばした相手を転生させる(生まれ変わらせ、別の場所へワープさせる)ことができる「転生力」を持つ(厳密にはワープのみ)。本当に転生させることもできるが、格上の相手には通じない。軌道を社長室に飛ばし、マギナと連携をとって地下に行かせた(徹浪は知らない)。その後度々地下で出会い、意味深発言(実は徹浪が軌道に求めた地下での活躍とは別に、トルクには別の意図がある)
「・人の擬人」福見徹浪
徹浪のこと。地下では、とある事情により徹浪は人の擬人となる。姿は変わらない。擬人に言うことを聞かせる「指示力」を持つが、大樹の擬人が持つ「支配力」には及ばない。三年前(初めて災害が起こった年)大樹の擬人と会い災害の実態を知ったため、暫くした後地上へ帰還。その後は災害が起こる度に地下で奮闘していたが、五年目(今年)から災害が頻繁に起こるようになる(大樹の擬人が大樹にエネルギーが溜まりすぎていると判断したため)。全てが上手く行くように綿密に計画を練り上げ、軌道をその対象に選んだ。
「☆車掌の擬人」ササミ
「案内力」で他の擬人の力を弱めることができる。他にも、ある程度言うことを聞かせることも可能。風の災害、暴風によって満身創痍にあった軌道を地底列車に匿い、協力する。
「☆引きこもりの擬人」キッカ
「籠城力」で、閉じた空間でも生きていける。地底列車の乗組員で、いざというときは力を使って擬人たちを列車に避難させられるが、普段は一つの車両に引き込もってゲームやってる。
サンタクロースの擬人
毎年クリスマスの時期だけ現れる謎の擬人。「祝福力」で擬人たちの幸せを願うが、殆ど都市伝説となっている。
「・侍の擬人」スズキ 「騎士の擬人」ライク
中部地方にある鏡座駅周辺でいがみ合いを続けている二人。主に刃物は刀がいいか、ソードがいいかで競いあっている。大体和風のがいいか洋風のがいいかでいがみ合う。
それぞれ「和力」と「洋力」を持つ。
「水、光、風の擬人」(災害)
大樹の擬人の意思を受け、エネルギー放出=災害を引き起こすキーパーソン。それぞれ「水源駅」「光輝駅」「風間駅」にいる。三人に名前はない。
「◇武器の擬人」イスルギさん
「装備力」で身体のあちこちに武器を出現させる。常にナイフとハンドガンを持ち歩く。地底列車常連の一人で、初めて列車に乗った軌道と鉢合わせる。
スマホの擬人
「接続力」ネットにある情報を閲覧可能。ある程度はネットにない情報も閲覧できる。
自動車の擬人
「運転力」普通の擬人より格段にスピードが速い。触れていれば他の擬人にも適用されるが、人である軌道は「自動車の擬人に触れている擬人」に触ることでスピードアップ。
「☆メカニッカーの擬人」スナッチ
地底列車のメンテナンスを行う専属員。「整備力」を持つ。地底列車に関わる設備の点検、修理、改築等を行っており、駅のホームや看板が自動で出てくるシステムを開発したのも彼女。
「☆券売機の擬人」ヒナミ
何体も存在し、地底の各駅と地底列車の「情報車両」にいる。子供の姿で、いる駅によって衣装が異なる。地底全土の券売機の擬人と記憶を共有する力「共有力」を持っており、その処理作業のため普段は無口(一応一人ずつ自我はある)。いつもはお客に切符の販売を行い、地底列車に報告して効率の良い計画を立てる。普通に行き先言ってお金渡すとポケットから取り出してくれる。困った時は左右に垂らした髪を四十五度に持ち上げる。
原子記号の擬人
学術の擬人
・ヒーローの擬人
速度の擬人
花火の擬人
「◇友達の擬人」キャラメロ
地底の行く先々で出会う、親しみやすい擬人。「親交力」を持ち、誰とでも友達になれる。
「一般の擬人」
いわゆるモブ。特に力は持たない、大樹が存在する上での副産物。
死神の擬人
「◇幽霊の擬人」シュルカ(幽霊擬人たちを従える)
「霊力」を持つ。緑車両に引きこもった軌道の元に現れ、その後地底列車の都市伝説となる。暫くして常連に。幽霊に似合わぬ明るい性格。
「◇妖怪の擬人」トキメ(妖怪擬人を従える)
地底列車の常連になった幽霊の擬人に対して嫉妬し、とりあえずイタズラを仕掛けにかかる。幽霊の擬人と同じく「霊力」を持つ。
忍者(くノ一)の擬人
「・時空の擬人」ジュレ
時間と空間を移動できる「移動力」を持つが、過去にて地下の核心に触れてしまったため行方不明に。タイムパラドックスの影響を受けない力も持つ。
雷の擬人
「・万の擬人」ヒョウバ
「氷葉駅」の近くにて語られる、地下の英雄。万の如く様々なことに才を発揮する「万力」を持っていたとされ、地下の創設者とも言われている。氷葉駅の記念碑に封印されているという。
「☆コックの擬人」カラソル
列車の調理担当。「調理力」を持つ。
「扉の擬人」マギナ
地上と地下を繋ぐゲートの役割。道等を切り開く「開通力」を持つ。トルクと協力して軌道を地下へと送る。トルクとは何らかの取引を結んでいた。
「・ロボットの擬人」コニー
メカニズムがロボット(からくり)の擬人で、何人も存在。人に化ける「擬態力」を持つ。マルチソルジャーにいたロボット社員と同一人物。とある理由で地下へと帰還する。
「植物の擬人」シャーベット
旅人。緑車両を作り、行方を眩ませた。「緑力」を持つ。
ゲームの擬人
重力の擬人
宇宙の擬人
戦争の擬人
百科事典の擬人
ハッカーの擬人
「・勇者の擬人」ハヅル「・魔王の擬人」グロウ
ただ単に勇者と魔王だからという理由で「勇義駅」周辺のRPGタウンで決戦を続けている二人。勇者は「明力」、魔王は「暗力」を持つ。それぞれの力を高め、光と闇を生み出す。
警備員の擬人
童話の擬人(各童話の主人公擬人を従える)
「☆声の擬人」メクリ
電話代わり。徹浪との会話等、誰とでも声を繋ぐことができる「通話力」を持つ。力を使うときはガラケーみたいな形になる。情報車両にいることが多い。どんな声でも自在に操れる。
スポーツの擬人(各スポーツの擬人を従える)
河童の擬人(妖怪の擬人に従う一人)
集合住宅の擬人(自分の中に意思と肉体を取り込む)
楽器の擬人(各楽器擬人たちを従える)
「雨の擬人」マイ
水の擬人と親しいため、他の擬人たちから避けられている。水の擬人は彼女によってかなり救われている様子。「降水力」を持つ。
「◇エンジンの擬人」アクセ
ものに『動く力』を与える「起動力」を持つ。例えば、壊れた時計を強制的に使用可能にすることができる。引きこもった軌道を連れ出すために、ササミによって連れてこられた。その後はたまに列車に遊びに来る仲に。
歌の擬人(楽器擬人と仲良し)
「◇医者の擬人」アスカ
ナース姿の治療担当。傷を治せるのが彼女しかいないため、地底列車御用達で地下を飛び回る。応急処置は地下全域に広がるヒナミがお手伝いする。現場に急行する際、スパーナに頼んで地底列車を緊急モードにチェンジできるように改造してもらう話もある。
アニメの擬人
星の擬人
ことわざの擬人
恋愛の擬人
「過去の擬人」「未来の擬人」
地下に関わる歴史を調べるために時空の擬人、ジュレを探す軌道らが会いに行った二人組。「暦力・過去」と「暦力・未来」を持ち、時の前後の歴史や正確な出来事を確認、その場で再現できる。しかし観ることができるのは地上の歴史のみ(地下や擬人のことは無理)なので、確信には辿り着けなかった。観れたのは「大樹が現れた瞬間」とマルチソルジャーに関わることくらい。地上の様子をみれるため、ほぼ地上の知識を頭に詰めている。弱点は、すぐ先の未来や過去はみることができないというもの。
夢の擬人
猫の擬人
「◇・学生の擬人」リュウト
晴れやかな生活をおくれる「青春力」を持つ、白黒の学生服を着た擬人。中二病患者で、エクスカリョバー持ち。異名は(自分の中で)『相対の返し石(学生服のこと)』。地底列車の常連で、よく車内で中二実験をやらかしてはササミにしばかれる。よく「勇義駅」に訪れ決闘を見学するため、ハヅルとグロウとは仲良し。
「色の擬人」レイド(勝ち気)ブルク(臆病)イエナ(おっとり)
普段は常に行動を共にする、色を象徴する三人組。地下の街や設備の色調や景観を整える仕事を行い、たまに地底列車も利用する。「混色力」を共有しており、本当は一人の擬人が三原色に別れた存在。それぞれが手を繋いで「混ざり合う」ことで、黒以外のどんな色にでもなれる。混ざった存在は一つになり、三人の内二人だけが混ざると一人は置き去りになる。混ざったときの性格と外観はもとの色の擬人によって変動する。混ざったときは「混色状態」となり、その色を自在に操れる。三人混ざったときは「真の色の擬人」→「無彩色」となり、黒っぽい色に。この時は性格も三人分重なり、能力を使うことで色を抜き取ってモノクロにすることができる。しかし需要とリスクを考えた結果、あまり使われていない。
自分でも結構わすれてるので読み返してみると面白いですね、いろんな意味で。
なんかよくわからん設定とか、矛盾とかもあるし……さすが私、でしょうか?