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 星降る夜。眩しく感じるほど輝く月明りの下。たまには地に足を付けて歩くのも悪くはない。今日の目的は息を呑むほど綺麗な世界を探すこと。今日だけの目標じゃないけど。

 太陽もベッドに入って深い眠りに就く時間。良からぬ妖怪だったりお化けだったりが飛び出してきそうな山道を一人歩く。

「…………」

 出て来てくれても良いけどね。怖くないもん。祓う側だし。

「………」

 このペースじゃたどり着くまでに何日も掛かりそう。やっぱり飛んで行った方が良いや。たまの散歩はすっごく良いけど、移動を目的としてる今は最適な手段じゃない。人の子らは頑張ってるよ。

「………」

 満月の明かりが翼を照らす。その光が反射して辺り一帯を照らす。さっきまで真っ暗だった夜道もかなり見やすくなった。これ住宅街とかでやると光で人を起こしてしまいそう。控えなきゃ。


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