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創魔少女の異世界日記  作者: 紅華莉緒
5/5

渡し過ぎは注意

2月14日はバレンタインデー、周知の事実

この世界ではその文化に近い感じで贈りあいっこをする文化があるらしいが残念ながらバレンタインとはちょっと違う

まぁ私は結局魔王仲間に友チョコを上げるだけだが…

この文化をいつ私が教えたのか知らないが、館に私宛のお菓子が馬鹿みたいに来た

魔王の分だけなら7個だと思うだろ?

残念、アギシャンとリヴィからもらうお菓子の量が異次元過ぎ館が菓子まみれになってしまった

こんなにもらってもなぁ…私甘いの嫌いだし

ぶっちゃけ最低で17個もらうのでさえきつい(魔王7、従者5、式神5)

言い方悪いけど処分に困る

あとリヴィとアギシャンの分は全部溶かすつもり

なんか髪の毛とか入ってそうで怖い

やりかねないのがマジ怖い

そもそもこの世界には聖ヴァレンタインは存在しないじゃないか

ローマ帝国もないし


「お嬢様、大丈夫ですか?」

「夜月か、どうした?」

「いえ、最近お嬢様三食お菓子なので…」

「ありがたいことに私は味覚のオンオフができるらしくてな、甘さは感じん」

「いや…栄養が偏りすぎですよ、血を飲まないと倒れちゃいますよ?」


血を飲んだら治る体に生まれてよかった


「まぁきっと大丈夫よ、あとリヴィとアギシャンに次大量に菓子送ってきたら引っ叩くて伝えといて」

「か、畏まりました」


甘いなぁ…このお菓子


_______________


ジェノサイド・メシア共和国


ふむ。リミーからもらったこの菓子、どうしようか…

家宝にするか、食べるか…

そういえばリミーは俺の菓子を喜んでくれただろうか

流石に多すぎたか?


「リヴィアー様…」

「夜月か、どうした?」


なるほど、うれしすぎて従者伝えに感謝を伝えに来たと

かわいいやつめ


「お嬢様が次あの量をよこして来たら引っ叩くと…」


思った以上にバイオレンスな内容だな…


「わかった、来年は減らそう」

「そうしていただけると幸いです、お嬢様、三食お菓子できつそうなので…」

「なら俺も手伝おう、せめて俺の分は食いきるよ」


_______________


「ってことで手伝いに来た!」

「本来お菓子食べるって手伝うことじゃなんだけどね」


でもまぁリヴィが手伝ってくれるのはありがたいかな


と、こんな感じでリヴィが泊まり込みで一緒にお菓子を食べることに

お菓子処理にあと3週間かかったのはまだ誰も知らない…。

バレンタイン、家族とお菓子食べて終わったなぁ…

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