異世界での新年
遅くなってしまいました…
レイチェルの話を聞き終わったくらいからです
二ページ目を書くまでにすごい時間がかかってしまった、
最近あったことはレイチェルとヴァレリアについて話したくらい
久しぶりに書くか
「そういえばもう年越しか〜」
「そうですね、お嬢様はどんな一年にしたいですか?」
「休みが多い一年がいいな。夜月は?」
「私はお嬢様の身に何も起きない一年がいいです」
「そうだ、新年だし、お参りするか!」
「お参りとはなんですか?」
まじか、この世界にはお参りすらないのか、年越しはあるのに…
「お嬢様が元いた世界の文化ですか?」
「そ、神様に今年の抱負を伝えるの、他にも今までのご縁なんかを感謝するのさ」
「では私たちはお嬢様に抱負を伝えれば良いのですね」
「私はただの吸血鬼だよ、神様じゃない」
「お嬢様の二つ名は吸血ノ創造神じゃないですか」
「二つ名の話でしょ?」
危ない、リエルのことがバレたのかと思った
リエルのことは多分知らないから隠し通したい
「まぁそれはともかく、なんか神社もどきでも作って参拝しようか」
「魔王の皆様はどうされますか?」
「呼ぼうか、クリスマスと同じ言い訳で話しておこうね」
「かしこまりました」
さて、神社作るか
っつっても神社ってどんなだ…?
リエル、設計図作って
『あいあいさー』
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「よし、お参りだ!」
「お参りってどうやるんだ?」
「二礼二拍手一礼だよ、で、お金投げるんだって」
「お金を投げるのか!何アルくらいだ?」
「好きなだけ入れていいよ、多すぎは神様困っちゃうからやめなね」
「わかった…100アルとかでいいのかな」
「それくらい上限で考えたら?」
「リミーはどうするの?」
「私は…10アルかな」
「アタシもそれくらいにするわァ」
「僕はもう少し少なくする…」
みんなバラバラで面白いな、
「あとみんななんかお願いしなね」
「んじゃあそうだな…」
「人に話すと叶わなくなるよ、んじゃ、私はもう行ってくるから」
「私も決まったのだ!」
さて、休みが多くなるように願うかね
リエルに願ってるような物だけど、まぁいっか
みんなは何願うんだろ、プランクは国のこと願ってそうだな
まぁ、なんだっていいか
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参拝終わったし、おみくじしようかな
「リミー、どこ行くのだ?」
「おみくじだよ、運試しみたいな」
「何が一番いいのかしら」
「大吉だね、悪いのは大凶、色々書いてあるから見てみて」
「わかった…」
まだリヴィとプランクは参拝してるのか、長いな
「この中から選べばいいのか?」
「そう、好きなの選びな」
「わたしは…お!大吉だったのだ!なんでもうまく行くのだ!」
「私は…中吉、恋愛運は…え、うまく行かないの…」
アギシャンも恋するのか、乙女だな
私は…
「げ、凶…。休みはないし面倒ごとに巻き込まれるって…サイアク」
「恋愛は!?恋愛も凶なの!?」
「えっとね…」
「あ、僕も中吉、まぁまぁいい感じかも」
「ねぇリミー!どうなの!?」
「えっとね…」
「なんの話だ?」
「あ、リヴィ、おみくじの話だよ、二人ともやってみたら?」
「ちょ、リミー…」
「お、大吉、いい感じだな」
「アタシは小吉…あんまよくないけど、まぁいいわねェ」
「ちょ、だから…」
なんかアギシャンが言ってるけど、ぜんざいでも食べるか
「みんなの恋愛はどうなの?」
「私とリヴィアーは大吉だからな!うまく行くのだ!」
「僕もまぁまぁ、凶じゃないからいいかな」
「アタシはそんなよくないみたい、恋愛には興味ないから大丈夫ねェ」
「リミーは?」
「よくない、出会いはないってさ」
仕事は良かったんだけどな…
まぁいいけど
こんな感じでぜんざい食べて酒飲んでを繰り返して元日は終わった
皆さんが健康に過ごせますように、
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