-終わらない-
転生を済ませた。
《転生完了。全員称号が変動しました。》
俺は、無限之混沌になっていた。
城内、最上階。
「兄ちゃん!やっときたんだ。」
「手始めに殺してあげるよ!」
そう言ったあいつは、俺以外全ての仲間を殺した。
「え。」
俺は、情けない。
一言も声が出なかった。
「殺してやる...!」
《アズリエルだ。俺は能力だけ生きている。降臨はできないが頑張れよ!お前に孤独が芽生えた!》
「お兄ちゃん。ばいばい。終焉世界」
床が崩れる。
「ルシファー...」
「守ったんだ。」
「じゃあこれはどうかな?終焉火炎」
「融合」
「あーもう感情が消えてるね。」
消えてるつもりは無かった。
「お前を封じ込める。水檻神!そして炎結神!」
「痛いよ。」
「風迎神で牢獄へ。」
追いかけた。
「月衛神で守る。」
そして、
「陽創神でお前を閉じ込める。」
「甘いね。封印開放。」
全てが弾かれた。
「何度だって閉じ込める。」
「ウザいなぁ。破壊神」
「今のお前はカースだな?魔王ではなく。」
俺は問う。
「そうだよ?」
「だが、俺は容赦しない。能力、“希望”」
変化がないと思っていた。
「な、なんだこ、れ、から、だ、がぁぁぁぁぁあ」
粉になってあいつは消えた。
《願いを宣言して下さい。》
「この世界を繰り返せ!アズリエル!!」
「了解したぜ。」
俺も粉になることを待ち望んでいた。
———俺は生きている。
父親、アスタは死んだらしいが、
息子の俺、アスタは生きている。
他にも、アダム達もいる。
———俺も生きている。
息子の行方は分からないが、俺、アスタは生きている。
死ねないのは怖いのだ。
千里眼という能力で、息子達をみた。
俺たちは遊んでいる。
人生を繰り返せと言ったので、この光景を見て、確信した。
「俺たちは昔巡り合っていたと。なぁアダム。」
「そうだな。」
ゴッドフロアのみんなはまだ生きている。
俺たちは、もう少しで死ぬ。
希望の能力でもうすぐ死んでしまうのだ。
代わりに、指南役として、アズリエルを向かわせよう。
そして、時間は来る。
そして、歴史は繰り返される。
あぁ、冥界が見えた。
———数日前。
不思議な夢をみた。
死んだはずの親父の人生を生きていた気がした。
今日こそは電車に遅れないように行こうと思う。
街角に14、15歳ほどの女の子がいた。
「アスタ、魔法使いになれませんでした———」
「何を言っているんだ?」
「ちょっとお母さんの夢をみてね。」
「俺はアスタ、君の名前は?」
「アリスです。」
「なぁ、こんな夢物語聞いてくれるか?」
「親父が主人公の物語、”夢双妖狐“」
そして、歴史は繰り返される。
夢双妖狐 完
これで、夢双妖狐は終わります!
番外編は書きません!
次回作はあると思います!
感想、レビューお願いします!!!!




