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転生者です!

さて、ソルーラン様と約束した日になった訳ですが、起きたら私にソルーラン様からの手紙が届いていました。

内容は以下の通りです。

・門の前で待ち合わせ

・お昼の少し前集合

・食べに行くからメイド服ではないように

返事は返さなくて良いそうなので、取り合えずルナ様をおこしに行きます。

コンコンッ!

「失礼いたします。」

おや、まだ寝ているようですね。寝顔が天使のようです。癒されます。

「ルナ様、朝ですよ。起きてください。」

「ん。…フィーナ」

「おはようございます。」

「おはよう。」

「着替えて、朝食を食べに行きましょう。」

「分かったわ。」

ルナ様はもそもそと布団から出てきます。

着替えたら、髪を整えて完成です。うん、可愛いです。

公爵家は朝は家族で食べることになっています。夫人と弟は王都の屋敷にいるらしいです。ソルーラン様の片割れは学園にいるらしいです。

食堂に向かうと旦那様とソルーラン様はすでに席に座っていました。

私は壁で待機です。

「女神様と天使に感謝して」

これは、いただきます。の代わりのものです。

「ソル、今日はいつから出掛けるんだ?」

「お昼の少し前くらいです。」

「では、ルーネ。お昼を食べたら執務室に来なさい。」

「分かりましたわ。」

ルナ様は嬉しそうです。話しかけてもらった事と来てよいと言ってくれたのが嬉しいのでしょう。和やかな食事になっています。


食事が終わると皆バラバラになります。ルナ様はいつも通り、お勉強や作法の練習です。

お昼が近づいて来たためここら辺で抜けさせてもらいましょう。

「ルナ様、そろそろ時間ですので失礼いたします。」

「フィーナ、お土産何か買ってきてね?」

「良いですよ。楽しみにしていてください。」


私は部屋に戻り、着替えます。コーデは薄い水色に刺繍が施されているドレスにネックレスとイヤリングです。品質などは辺境伯爵家のメイドのものを参考にしています。

太もものところにはナイフをいれます。髪の毛にも武器になる簪っぽいものを差します。暗部の技術を学びましたからね、使えるものは使わなくては!

着替えが終わり、門に向かいます。

門にはすでにソルーラン様が来ていました。相変わらず眼帯をつけています。

「すいません、お待たせしましたか?」

「いや、待ってないから大丈夫だ。…取り合えず、聞きたいことがある。」

「私もです。どうせ、一緒だと思うのでせーのっで言いません?」

「そうだな。せーのっ!」

「「貴方は転生者ですか?(か?)」」

「転生者だな。」

「転生者ですね。」

「色々と情報交換がしたいから食べながら話すが良いか?」

「ええ、良いですよ。どこにするんです?」

「公爵領の貴族御用達の店がある。そこは個室があるからそこではなそう。」 

「分かりましたわ。」

ソルーラン様は馬車が嫌いだそうで、二人でお店に向かって歩きます。

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