表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神竜と空色のルミオン  作者: なみだいぬ
第一章 魔術師の城の王女
20/23

魔術師の城の王女(20)

 古城の上空に薄っすらと何かが現れ、月明りを遮り、辺りは暗闇へと変わった。まだはっきりと姿は見えないが、何とも言えない重い威圧感のある空気が流れだし、緊迫した違和感を発する者がそこに存在する事を中庭にいる全員が感じた。夜空には、ボロボロになった漆黒のローブに朽ちかけた骸骨、右手には大鎌を携えた全身百メートル以上もある化け物が浮いている。それは白い竜よりも倍以上の大きさだった。


 白い竜はゆっくりと見上げると、自分よりも大きな化け物を睨んだ。


「ン……(!!!)」


 ギムトスも真上にいるその存在に気づき、思わず声を上げた。


「こ、これはまさか……」




 骸骨の左目奥に赤色に鋭い光が煌めいた。すると、漆黒のローブの左袖から白い竜に向かって無数の大きな黒い鎖が放たれた。見る見るうちに白い竜が黒い鎖で縛られていき、数秒で全身に硬く結びついた。白い竜が暴れようとしても鎖によって身動きが全く取れない。


「ン……(ヤバいな……。これでは確実に……。死ぬ)」


 骸骨の化け物は大鎌を構えて、歯をカタカタと鳴らしながら不気味に微笑んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ