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週末

作者: ななえ

週末

せっかくのお休み

楽しまなくちゃと、意気込んでも

何にもできなくて

アイシテル男が何の迷いか届けた

多肉植物を

愛でる

水をやり日に当てる

そんなことを伝えることもなくて

ベランダから見える景色に

より一層寂しいなと思い

桜はまだ咲いているよね

ねぇ、まだ間に合う?

私をその花びらの舞い散る姿で

癒すことができると

両手を広げてる?

出かける気にならない重い足を

気持ちが硬くならないように朝から飲むお酒と

相談しながら

会いたい人には会えなくて

会いたい人に会いたいとはいえなくて

だから

仕方ないなとオトコの届けた植物に

ねぇ、どういうつもりなのよ?と聞いてみる

分かりませんと答えてる

そーよね、わからないね

オトコが私のこと、必要だったのかそーでないのか

あんなに愛おしい時間を過ごしたのにね

私の鎖骨にkissをした

愛おしいオトコ

サヨウナラと何度伝えても

声がすぐに聞こえていて

肌の温もりが今、目の前にいるかのごとく取り戻せて

いけないね

前に進めないのはとてもいただけない

でも、こんな時間がとても好きだ

オトコを憂う、この時間

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