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1話:学校という名の非日常

おはよう諸君。



…駄目だ。しょっぱなからこんな挨拶じゃ。

あらためておはよう。

俺の名前は生島北斗。ごく普通の高校生だ。


今日は火曜日。

そして今は10時だ。

学校は?だって


問題ないさ。予定通りだ。

今から朝食をとって顔洗って…






それで学校だ。

省略しすぎな気がするが俺の朝は描写が必要なほどたいそうなものじゃないからな。



さて…今教室の前にいるんだが




ガラッ…



俺が扉を開けたと同時に拳がとんでくる。

俺は慌てることなく受け流した。


目の前には長い金髪を無造作にくくり、白衣を着た女が立っている。

ちなみに教師だ。俺のクラス担任でクラブ顧問でもある。

あ、担当は保健ね。

顔は美人と言ってもいいのだろうか?

つり気味の目に凛々しい眉毛。全て金髪だ。



「生島ァ、貴様毎週毎週この時間だけ遅刻するとはどういう了見だ?あぁ!?」

およそ教師らしくない発言だな。

「まぁいいじゃねぇか。志摩さん」


言い忘れてたが名前は志摩静代だ。年は…聞いたら鉄拳くらいかけたから知らねぇ。


「ならば毎週火曜日は必ず4時間目に来る訳を教えろ」


そう俺は火曜日は必ずこの時間に来る。理由は


「この日の朝の授業だりぃんだよ」


火曜日は1時間目から国語、社会、数学。だりぃだろ??


「ほぉ…いい度胸じゃねぇか」


ありがとうございます。



「誉めたんじゃねぇ」


「おっと口に出てたか」


「貴様…」



『き〜んこ〜んか〜んこ〜ん』



ナイスタイミング!


「くっ、まぁいいクラブで覚えてろよ」


ちなみに俺は剣道部所属ね。


まぁ怒らしても放課後には忘れてるだろ。なんせ単細胞だ…グハァ



「貴様、考えてることを口に出す癖なおしたほうがいいぞ」


じゃあ生徒に手ぇだすのやめろ。



「まぁ今日はこれくらいにしてやろう」


そして志摩さんは教室を出た。







「北っくん、おっはよ〜」



「おはよう。DNAの七不思議。」



こいつの名前は新島姫子(にいじまひめこ)

こいつの特徴は鮮やかなピンクの髪。


両親が赤髪と白髪で生まれたのがピンクの髪ってわけだ。


不思議だろ?


絵の具じゃねぇんだから。


ちなみにまたの名を二次元の住人。


顔は…まぁファンクラブがあるらしい。


大体分かるよな?



「むぅ、相変わらずやだな。そのあだ名」



「んでなんだ?姫」


姫ってのはあだ名だぞ?

別に趣味とかじゃねぇぞ。


こいつとは世間一般でいう幼なじみってやつだ。



「や、特に用はないけど…でもあの志摩先生相手によくやるね」



「まぁ、あれの相手は慣れたからな。さすがに1年間振り回されると」



「そうなのかなぁ?私は絶対慣れないだろぉなぁ」


まぁHRの時に怪我人出る程本気でドッヂボールするような先生は志摩さんくらいだろぉなぁ。


ちなみにクラスの奴らは知らないだろうけどここらへん牛耳ってる不良のグループ全て壊滅さしたんも志摩さんなんだ。俺が付き合わされたからな。

さすがに100人はキツかったんだろう。



「よしお昼ご飯食べよう」



「おう」



俺は自前の弁当を取り出した。


さて…クラブに備えて寝ないとな。

志摩さん絶対にむちゃな練習させるだろうし。

1話目です。

今のところ全くファンタジーの要素ないですね(汗)


でも次の回で多分…です。

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