幼馴染の異変
そんで後日談。マホは天然だから表にあまり本心が出ないんだけど、いじめられていたという事実は以外と心に深く傷を負わせた。っぽい。
実際のところはよくわからないけど僕が”いじめられてんぞ!”って伝えたときから明らかに調子がおかしかったからだ。
意を決して、ある日僕の家に呼んで聞いてみた。
「おいマホ、最近おかしいぞ?」
「おかしくないよ? ふつーだよ?」
そうのたまう幼馴染の目は笑ってなかった。口だけ笑った可愛い子の顔って興奮するよね!
「悩みがあるなら言えって! 僕はいつでもマホの力になりたいと思ってるんだから!!!!」
そう、いい笑顔でのたまった。我ながらイケてたと思う。イケてるメンズだったと思う。単数だから行けてるマンかな。略してイケマン。
「いやでも……本当に大したことないし、ワタルに迷惑かけるわけにもいかないし……」
白くて長めのワンピースを着た幼馴染はふんわりお姫様のよう。おっぱいでかい。
もじもじと腕を胸の前で組むもんだから破壊力バツグンだね!
「いいから! ね、言ってみ? そんなの僕は気にしないよ!」
マホは押しに弱いから、もう一押しで全部ぶちまけるはず!
「じゃあ……言うよ? あのね……えっとね」
「落ち着けって、逃げないからさ。はい、しんこきゅー」
すーはーと、豊かな膨らみを上下させるマホ。うん、絶景を見るにはこの手に限る。
「じゃあ……言うよ?」
「それはもう聞いたよ」
僕の清楚な幼馴染は、その可愛い顔を少し朱に染めながら、こう仰った。
「ワタルのこと、くすぐってもいい?」
次あたりでお楽しみですかね。
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