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異変の始まり

 あ、重い話じゃないよ? みんな肩を楽にして聞いてくれ。

 僕の幼馴染、伊東マホは可愛くて、清純で、それはもう童話の中のお姫様のような、でもちょっと抜けてるほんわか女の子で世間には通っていたし、僕も実際、幼馴染が可愛くて鼻高々だったよ。

 しかもその女の子が毎日起こしに来てくれるし一緒に登下校するしもう最高だね!って感じの高校生活だった。

 友達によく「付き合ってんだろ〜?」とか言われるけど、僕は「ははっ、ただの幼馴染だよ」と、歯を輝かせながら返すのが趣味だったりした。

 実際、幼馴染以上の関係にはなってないし、僕もマホも、その間合いが気持ちよかったんだと思う。


 そんなある日、その事件は起きた。

 可愛い可愛いマホちゃんはそれはそれはおモテになる訳で、とある日に少し顔が良くて学年でも人気の男子生徒に告白されたのだ。

 ちなみに過去、マホは一度も告白をオッケーしたことがない。

 振り文句がこれまた強烈で、「ごめんなさい! あなたに興味がないんです……」だって。心折れちゃうね。

 しかもそれを天然で、悪気なく、本心から言っているからタチが悪い。

 例に漏れず、その男子生徒もあえなく撃沈した。

 その時から、マホの学校生活は狂い出したんだ。


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