表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ワンダーリアル  作者: 淡水
第四章:絶対王編
29/80

FILE:29 完璧たる作戦

抵抗軍 隠れ家。

結局、志木は一睡も出来ずにいた。昨夜渡された作戦の載った冊子本は早々に頭に叩き込んで燃やした。

だが、直後から頭を駆け巡る何か。


絶対王 イヴィル・クラークの暗殺。


だが、断るに断れなかった。空間もそうだし何より背後に大和たる存在がいるのではと思った志木は降りることが出来なかったのだ。


―もしかすると、私自身が奴の言うワンダーリアルに心惹かれているのか?


それすらも否定できなかった。


サウスアンゴル宮殿。

「スネーク大佐・・・と新聞記者ですね。」

宮殿も門番は一行の顔を確認して、中に案内する。暫くすると、誰もいない廊下にたどり着く。

そこで図ったかの様にスネークが耳打ちをしてくる。


「迷うな・・・一発でやれ・・・。」


志木の全身に錘がずしりと乗りかかる。


宮殿 開発区。

「ほほぅ。これが魔法の力を利用した大砲・・・。」

隣のセルン王国からやってきていた将軍が大砲を眺めて興味深そうニヤリと笑う。

研究員が説明を続けている。


ガチャンッ!


鉄製のドアが鉄製の空間に響き渡る。


「全員・・・動くなッ!」

そこにあったのはスネークが志木を人質に取っている図。しかし、多くの者にはスネーク大佐が新聞記者を人質に取っているとしか見えなかった。


「これは爆薬だ!」

スネークが瓶らしき物を見せ付ける。顔が引き締まる国の重役たち。


ゆっくり、ゆっくりとそこに近づく。


「命は貰うぞ・・・。イヴィル・クラークッ!」



ダンッ!!!!


爆音がとどろく。

全員が一斉に伏せる。確かに、確かに響いた爆音。




それは志木がスネークを撃った音でもあった。

最後にスネークはゆっくりと口を動かした。



「NiceShoot・・・。」


それをもう一度リピートする志木。作戦の一段階は・・・完遂された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ