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リハビリ ラブ  作者: 黒田 容子
リハビリ ラブ  -タカノリside
11/24

もうひとつのリハビリ ラブ

シオリの彼氏となったタカノリ。

ここからは、タカノリ視点の物語。

「ほーら 言ったでしょ?」

マスターが フフと笑う。

「僕の予想は、予言なんだよ」



マスターが言うのは、今から一年以上前のことだ。

初めてシオリを店に連れて行った後

マスターは、「大林くんは、あの子の事 絶対もっと好きになるよ」と言い切った。

そのとき俺は、さあ どうだろうな と首をかしめるだけの返事をしただけだったが。


「僕は、嬉しいよ。

 大林くんが、女の子と一緒の生活を送る気になってくれて」

そうも心から安堵されると、嬉しいが くすぐったい。


「大林くん、明るくなった。」

シオリのおかげ? なら、違うと思うが。

「違う、違う。このごろの話」

一昔前の大林くんは、怖い顔してた。と、マスターは笑う。

「そうかも、な」

今度こそ、都合が悪くなった俺は、目の前のカクテルを一気に飲み干した。

「また1杯ほしいな、同じくジンベースで何か、ない?」


今夜は飲んでも問題ない。

彼女が、車で迎えにくるから。


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