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ブルとプッププップ

ぼくは、犬を飼っている。

ブルドッグのブル。

かわいいんだよ。

ドッグフードをあげたら、ふがふが言いながら、あっという間に全部食べちゃう。

散歩も毎日行くよ。

ぼくといっしょに、道端の花をみたり、虫を追っかけたり。

ブルと散歩するの楽しいんだ。


今は、夏休み。

ブルの朝ごはんのドッグフードを食べさせてから散歩に出かけようと思ったけど、熱中症アラートがでてるじゃないか。

「ブル、今日はお散歩行けないや」

ブルは、行きたそうにワンワンないてる。

「ごめんよ」

ぶ〜

ブルが、おならした。

そのとき、

「おならしたね」

どこからか声がした。

目の前に黄色いワンピースを着た小さな小さな女の子があらわれた。

「わたし、プッププップ。おならの妖精なの」

「おならの妖精?」

「そう!ブル、おならの回数ふえてるんじゃない?」

「あっ、そういえば、よくおならするよ」

「あのね、ドッグフード食べるとき、ガツガツ早く食べてるでしょ」

「うん」

「そのとき、空気もたくさん飲み込んでるの」

「空気?」

「そう。それで、おならがよくでるんだよ」

「ふーん、どうしたらいいの?」

「ドッグフードを変えたり、お皿を変えるといいよ」

「そうなんだ!」

「それから、ストレスも原因なの。お散歩行けなかったら、かわりにいっぱい遊んであげてね」

「わかった!」

返事をしたら、

ぷ〜

ぼくのおならがでちゃった。

「うふふ」

プッププップは、ほほえむと窓の外に消えていきました。

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