その94
お話の続きです。どうぞ宜しくお願い致します。ちょろちょろと、投稿済みのお話に、後から気づいて手直しをちょっとだけしたりしています。本当に申し訳ないです。なるべく手直しがない様、気をつけますので、どうぞ宜しくお願い致します。
休み明け、朝から全校集会が行われた。
「校内陸上競技大会」の結果発表と、表彰式。
僕ら3年1組は、「綱引き」で優勝、騎馬戦でも優勝、そして、クラス全員リレーでは、4組と同時優勝。
種目別でもそれぞれなんとか優勝を勝ち取った僕ら1組は、3年生の総合優勝も果たした。
教室に戻ると、個人競技の賞状が、担任のヨーコ先生から一人一人に手渡された。
「100メートル走」
当初の目標が3位と控えめに設定していた僕は、最後の最後で欲を出したのがいけなかったのかもと思った。
けれども、それより上の2位。
僕としては若干の悔しさが残るものの、それでも3位以内に入れたことを考えると、これで納得するのがいいと感じた。
あれだけ練習したフォークダンスは、結局あの日は出来なかった。
熱の入った指導をした体育教師、イケちゃんこと池田先生はよほど無念だった様子。
だもんで、職員会議の際、「どうしても、是が非とも、フォークダンスだけは3年生に踊らせてあげたい!」と提案したらしく、次の金曜日の放課後、一旦帰宅した後、再び学校に集合し、改めて踊る運びとなった。
ただ踊るだけではなく、ついでに集まったみんなで、カレーを作って食べ、その後、校庭の真ん中に丸太を組んで据える「キャンプファイアー」を囲んで踊り、更にダンス終了後、クラスごとで手持ち花火をして、最後、地面に置くタイプの大きめの花火をするそうだ。
名付けて「フォークダンスと、カレーの夕べ」
どうしても参加できない人は、事前に報告することになっているが、僕らの1組は、全員参加に決定!
他のクラスも、ほぼ全員参加らしかった。
「これで、ようやく法被が着られる!」
お揃いで作ってもらった鉢巻は、あの日、朝からつけ通しだったけれど、折角縫ってもらった法被は、出番なしだったから。
金曜日、再び学校に集まった全員で、早速カレー作り。
家庭科調理室で、各クラス分のご飯を炊き、カレー作りは、校庭の端の方でバーベキュー用の道具を用いての作業となった。
予め家にキャンプグッズを持ってる人が道具を持ち寄り、貸す形。
僕も微力ながら、木炭と、炭おこしの道具を持参した。
カレー用の鍋や包丁、まな板などの調理器具は、家庭科調理室から拝借。
カレーのルウは、2組の北方さんちが経営している「スーパーノース」からの提供。
お肉類は、ヒロキの家の「焼き鳥居酒屋雪国」から。
玉ねぎ、人参、ジャガイモは3組の農家の三好さんちから。
それぞれ班ごとに分かれて、調理開始!
男どもは火おこしにまわり、女子達は調理にまわった。
わいわい言いながらも、楽しい時間。
家庭科調理室から炊きたてのご飯が運ばれて来た頃、丁度こちらもカレーが完成!
持参した折り畳みの椅子や、レジャーシートに座って、それぞれの班ごとにカレーを食べた。
外で、みんなでニコニコ食べる、カレーの美味しさったら。
美味しすぎて、どこのクラスでも「おかわり」続出。
だもんで、途中でご飯が足りなくなり、先生達が慌ててご飯を買いに行くなんてことも。
楽しすぎて、美味しすぎて、僕らはみんな、幸せだった。
最後まで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました。お話はまだまだ続きますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。




