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その23

お話の続きです。

どうぞ宜しくお願い致します。

授業が終わりに近づいてきた。

残り約5分。

僕は次の少し長い休み時間に、とっとと黒い糸でチャックを塞いでしまおうと考えていた。

それで、今日のところをやり過ごし、家に帰ってからお母さんにチャックをどうにか直してもらえばいいのだから。

まずは今日を乗り越える。

それが第一の目標と定めた。

机の中に家庭科の裁縫箱がある。

確か黒い手縫い用の糸が入ってたはず。

大丈夫!イケる!

そこまでは自信があった。

縫うことをイメージした時、僕はハッとした。

どうやって縫う?

ズボンを脱いで縫うのが得策なんだろうけど、じゃあそのズボン、どこで脱ぐ?

この場で脱ぐのは流石にちょっと。

だって、教室だよ?

みんながいるんだよ?

そんな中で僕がいきなり立ち上がって、シャッとズボンを脱いだらどうよ?

絶対、みんなびっくりするじゃないか!

女子なんか「きゃー!」って悲鳴をあげそう。

あ、じゃ、脱いですぐジャージを履いたらいいかな?

…ん〜…ダメ…か。

あ、じゃあじゃあ、テルやヒロキ、ヤマシタに壁になってもらって、ジャージに履き替えたら?

さっ!パッと、秒で出来るかも。

もたつかないで、すっと出来ればこっちのもんだから。

で、ジャージを履いたら、落ち着いてズボンのチャックを塞げばいい。

そうだ!その作戦で…。

…あ…作戦はいいけど、縫ってる間、ダサくね?

上は学ランで下がジャージって、超ダセえじゃん!

ちょっとの間でも、それはなあ…。

考えてるうちに、チャイムが鳴ってしまった。

最後まで読んで下さり、本当に本当にありがとうございました。

これからもお話はまだまだ続きますので、よかったら引き続き宜しくお願い致します。


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