表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の転生日記  作者: メアリー狐太郎
2/2

僕の転生日記-2世目・毒殺

圧死した主人公君が記憶を保持した輪廻転生を繰り返した後に書く、人生振り返りの日記です。《2世目》

この話はフィクションです。現実の人、物、事実等々には関係ありません。

※死ネタです。

※続くかは微妙です。

※処女作ですのでミスがありましたらコメントでお願いします。

※作者はメンタル弱々なのでコメントでの誹謗中傷はご遠慮下さい。死んでしまいます。

以上のことに納得、ご理解頂ける方はどうぞお読みいただけると幸いです。

それでは本文どうぞ

――――――――――――――――――――――――


2世目はちょっと良い家柄のお金持ちの次男に生まれたんだ。

当主をやってたのは父さんで、兄は跡継ぎとして育てられていた。

第2子とはいえ男子である僕もある程度の教育は受けていたけど、兄と比べたら殆どやってないようなものだった。


正直に言うと、ほんの少し特殊な教育を受けているとき以外は放置されてたから、そこらの公園で駆け回ってる子供らと同じ様に育っていた。


そう、()()()()()


なんとまぁ驚くことに、父さんが病死した。

兄は15歳、僕は10歳のときだった。


当然まだ未成年である兄は家を継げないから、父さんの3歳年下の弟、つまりは僕の叔父さんが期間限定で継ぐらしかった。

うん、実は父さんには弟妹がいるんだ。


妹は父さんと10も離れていて、5年前に結婚して家を出た。

何か良く無いものを感じたのかもしれない。女の勘は鋭いって言うしね。


うん、無駄話は止めて現状を説明しよう。


当主弟 : 長男じゃ無いけどお家継ぎたいー!よし、兄さん邪魔だな殺そう!でもバレたらヤバいよなぁ、よし、病死させよう!

→父さん病死


兄 : 父上が病死?何故。

家は?叔父上が継ぐのか。

期間限定なのか?正式に継いでもらってもいいんだが。

だってつまらない。俺も遊びたい。


僕 : えっ?父さんが病死?突然?もしかしなくて叔父さんかな?えっ?兄家継ぐ気無いの?初耳。


こんなもんかな。状況は何となく分かった?シンプルに言うと兄弟間の下克上だよね。本当に物騒だよ。


でね、何が言いたいかというとね、叔父さんが当主になるとね、僕ら兄弟の立ち位置が物凄く微妙になるんだ。

だって前当主の実の息子で元次期後継者で甥っ子だぞ?


結論 ; 存在がめっちゃ面倒。


父さんを邪魔って理由で殺したであろう叔父さんが僕らを邪魔に思ったとしてどうすると思う?まぁ殺すんだろうなとは思うよね。だって前科があるし。


そんな訳でこの頃には遺書を書いたり友人に密かに別れを告げたりと、いつ殺されても大丈夫な様に準備をしていた。

そんで、それは正しかった。

だってまさか、毒殺だとは思わないじゃん。

しかも遅効性の強いやつを夕食に仕込んで。殺意が高いよ。

ご飯食べてお風呂入って本読んで寝る支度してベットに入ったときに突然血を吐いた。自分でもビックリしてその場から動けなかった。身体に力が入らなかったとも言う。


少しずつ息がし辛くなって、口から血が垂れたまま横に倒れた。それでもやっぱり楽にはならなくて、僕が考えたのは兄のことだった。


つまらないことを嫌うあの兄も、同じ目にあっているのだろうか。案外、これはこれで面白いとか言うかもしれないけど、ここで人生が終わるのはつまらないと思うかもしれない。

そんな事を思う内に視界が暗くなってきてそれから20を数えた後には僕は生き絶えていた。


コレが僕の2世目さ!どう?どう?暇つぶしにはなっただろう?続きはまた気が向いたら綴るよ。じゃあね。


あとがき

はい。なんと続きました。今のところ1作品ずつ完結してるみたいなのは見逃してください。

主人公君の名前は未定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ