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ある令嬢の独白 ③
凄く短いです。
二人を出会わせた。
正直言って、心配だったけど、目と目が合った瞬間恋に落ちるなんて、非現実的なことが起こらなくて本当によかったわ。
本当は、シャールなんて紹介したく無かったけど、この屋敷で働いている以上、いずれ出会ってしまったかもしれないものね。
わたくしの知らないところで、二人が出会うよりも良かったと思うわ。
嗚呼、でも、やっぱり心配だわ。
あの子がシャールに奪われるんじゃないかって、凄く心配。だけど、これも全てこれからのためよ。
勿論、あの子のためでもある。あの子は、きっと剣術の腕を上げることを望んでいるはずよ。シャールの腕は確かだもの、きっとあの子が望んだように強くしてくれるわ。
これも少しの辛抱なのだから、頑張るしかないわね。
投稿するの忘れて、こんな時間になってしまいました。




