吸盤
掲載日:2019/11/05
我執というやつがまじで棄てられねな
真円に近い
破壊不能な
ダイヤモンド製の吸盤
しかも、そいつには
蜘蛛のような脚が生えていて
不規則に蠢動していたり
して、と思いながら
淫本をひらくのでござる
ああ
我執もそやが
リビドォのほのおのやばさ
あらけた感じよ
わたくしの瞋恚の根本で
あ、これぞ
ダイヤモンドの吸盤であろ
まどの、おもて、
木々に冬迫るひかりぞ降りて
おもむきうつくしや
みやびやかな
ことや
けど
も
わたくしの吸盤に似た眼球は
にょにんの臀ばかり
追い追い追々追い落とし
ずっころばし
眼球がぼっきし
目玉からドビュッシーを流しかね
ないくらい
白濁した狐に憑かれてい
る、
まあ
まさしく
吸盤ののろいであることやなあ
きゅうびのきつね、そいつの
きゅうばん、そなえたる
因果なこんこんちきな
ゔぁりえーしょんが
脳細胞、視神経に
憑依しとんねん
(^ω^)
カミソリ・カミカゼ
いっそ
やいばにて
ぶったぎったろかいな
と
わたくしは
妖刀村正とりいだして
頭部にこびりついた
背中や腕や脚や
陰茎に
こび
りついた
ゴビ砂漠かくや
稠密、繁茂の
きゅうばん、ちゃん
を
こそぎおとし
こそぎおとし
2DKは
きゅうびのきゅうばん、ちゃんの
むくろにて満ち
かってるいぬが、
それをハムハム喰む
さよな
うつろなる、昼間
ナンデモナイイチニチ
イノチガケノカラッポ
なのである
へる
(^人^)
了。




