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巻きの15『ある日の夢物語集』

遅れてしまいスミマセン。ちょっとテスト週間に入ってしまい、時間が無くて……。

うぅ……死んじゃうよぉ……。


テストなんか死んじまえ……(無理)。



そろそろ更新せねばと焦りつつ、いやでもテストが、とまたもや焦り……。そんな感じで書いたので、変になってないか心配ですが、まぁ取りあえずご覧下さいな。

 ある朝方の事……。



 

 結花の場合。



「結花……」


「え、な、何よ。拓也」


「僕、キミの事がずっと好きだったんだ」


 えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!?


「な、な、な……」


「キミの気持ちも聞かせてくれるかい?」


「え……わ、わわわ私も拓也の事が……」


「そうか。嬉しいよ」


「わ、私も嬉いわよ……」


「綺麗な顔だね、結花……」


 そ、そんな……。って待てよ?



 拓也ってこんなだった!?



「ね、ねぇ拓也?」


「なんだいマイハニー?」


 ハニー……やっぱ変よ、この拓也。


「あ、あんた。本物?」


「もちろんさハニー。僕の顔を忘れたのかい?酷いなぁ。……じゃぁ、思い出させてあげるよ――」


 拓也の顔が私に近づいてくる……。え!?ちょ、ま……。


 

 チュ。



「き、ききき……」


「何を慌ててるんだい、ハニー。かわいいなぁ」


「キャァァァ〜!!!」


 

 バチンッ!



「く……何をするんだ結花」


「あ、あんた拓也じゃないわねっ!た、た、拓也はそんなナルシストじゃないわっ!」


「……ふ、ふ、ふ。ばれてしまっては仕方が無い。そう、僕…いや、俺様は拓也ではない。俺様は『ドナルディアン3号』だ!」


 ドナルディアン出た――!?





 がばっ!


「……え、夢……か」


 凄い変な夢だったわね……。


 何考えてるのよ、私の深層心理……。


「……っていうか、1号と2号はどうしたのよ。何で3号?」






 理恵の場合。



「お帰りなさい理恵様っ!」


「苦しゅうないぞ。……夢だね、これ」


「な、なぜそれを?」


「だって、たくやんがメイド服着てるわけないもんね」


「なっ……」


「あははは。ボクを甘く見るなよっ♪」


「何がっ!?」


 あは、ツッコミまでするんだねぇ。


「じゃ、夢の中のたくやん」


「ん?」


「ビキニ着て」


「えぇ!?何で僕がそんな――」


「とか言ってる間にもう着てたりして」


「え?……あぁぁぁぁ!!!」


「うん。ボクの夢だもんね。ボクが思った通りの事が起こるわけなのだよ♪」


「え……何その不気味な微笑みは?え?やめようよ?ね?ね?……」


「うん、それ無理♪」


「うわぁぁぁ〜どこぞのナイフで眉毛の宇宙人もどきですか!?」


「さぁ?」


「やめろぉぉぉぉぉ!!!」






 可奈の場合。



「どーもー!『可奈ちゃんズ』でーす!!!」


「ねぇ、自分の名前に『ちゃん』付けてて恥ずかしくない?」


「全っ然」


「そうですか……」


「ねぇタク?」


「はい?」


「なんで漫才やってるの?あたしたち」


「そりゃぁ、君の心の中で漫才をやりたいっていう願望があったからじゃない?」

 

「はぃ?何それ?」


「まぁ、簡潔に言えば、これは夢だ、って事」


 夢?


「なるほろ。じゃあこのタクは?」


「僕?君の思ってる『拓也』の姿だね。……でさ、一つ聞いてもいいかい?」


「いいよー」


「何で僕はまたメイド服を!?」


 かわいいメイド服を着た、かわいくないタクが言いました。


「いいじゃん、漫才なんだからさ。面白くなきゃ。ぷっ……。で、『また』って何ー?」


「あ……。それはこっちの話。……今笑ったでしょ?」


「まぁいいじゃん。それならちゃんと漫才やろーよぉ」


「え? あ、うん」



「改めまして『可奈様ズ』でーす!」


「さっきより凄い……。で、僕の名前はどこにも無いと」


「最近あたし働きたいなぁ、何て思ってまして」


「無視、ね。……まぁもう慣れたよぅ〜だ。はいはい、気が早いね君」


「最近は小学生の頃から仕事の事を考えないといけない世の中になっちゃいましたねぇ、って事だぉ」


「うん、結局どういう事だって感じですけどね。『だぉ』って何なんでしょうかね」


「で、路上詩人になりたい」


「え!?これまたマニアックゥなとこですこと!?」


「ツッコミ変だよ?」


「……」


「かっこいいじゃん、路上詩人」


「……まぁ、人それぞれだよね、うん」


「だから、そのときのために練習したいから付き合って?」


「はいはい……」


「聞いててね。“古い部屋〜つむじ剃り込むデスノート〜”」


「……どこからツッコミ入れれば?」


「ご自由にお取り下さい」


「それは『ご自由に』って意味で捉えるよ? ……まず、リズムが合ってりゃ良いってモンじゃないから!!何それ、何か芭蕉さんのアレに似てる様な気がするのは気のせいですかっ!!!!!」


「気が済んだ?」


「うん」


「じゃあ、もう眠いから終わりね」


「え!?いや、君すでに寝てる――」


 おやすみ〜。




 


 ステラの場合。



「ふぎゅるりゃりゅりょりぇ〜〜〜!!!」


「べぎゃるぎょりゅぎょれぇぇぇ〜〜〜!!!」


「みべるり――」




―うん、さっぱりわからないから次行こう。……え?作者ですよ、ですねぇ〜―






 父の場合。



「お父さん可奈のえっちなとこを舐――」



―エロ親父め。却下―


―ったく、何考えてるんだか。犯罪ですね、今の。良い子は今の事は忘れましょうね―



 



 松谷先生の場合。



―……あれ?真っ暗ですね。何これ?―


「立ち去れぇぇぇ〜!」


―ひぇっ!?スミマセンでしたぁぁぁ〜!!!―


 



―……あれ?なんだったんだろ、今の?―


―怖かったです……―





 おまけ。


 校長の場合。















―………なーんて。この御方の夢なんて、めちゃくちゃ過ぎてお伝えできませんわぃ―




え?拓也のが無い?


散々他人の夢に出てきたんです。省略省略〜♪



それと、テストのため、次回の更新も遅れてしまうであろうことを深くお詫び致します……。


テスト前なのに何してるんでしょうね、私は。

はぁ……気が重い……。


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