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転生初日 仲間に避けられ、ぼっちで過ごす。

謎の言語(ゴブリン語)+よく叫ぶので、読みにくいと思います。すみません

「ギゴォ……ガギグギゴグギゲギョォ」

「ギガグガガギゲゴゴグゲ」


 ……ギゴガゴ煩いなぁ。……ギゴガゴ煩いなぁ!? え、ちょ、何でギゴガゴ煩いの!? 人間がギゴガゴ言うわけ……あ、僕ゴブリンに転生したんだった。なんだ、焦ったぁ。……じゃない! ここ何処!? 異世界!?


「本当に……来たのか」

「! ガギグ、ギゴゴゴゴガゴガゲッガ!」

「ガゲゴゴガゴ! ガゴゴゲンガギ、ガギグゴグギンギャガギガゴ」

「ゲガ、ゲギググギャゲゲガゴ」

言えてる(ギゲゲグ)ww」

「何が言えてるんだコラァ!」

「「ガガギググギゲグ!?」」


 ……話通じてる!? 僕もゴブリンたちが話してる内容が分かるし……ゴブリンだから当然か。……それはそれでショックだな。


「はぁ、これからどうしようか」

「ゴギ、ガギグガンガギッゲグゲ」

「ゴッゴゴグゲ。ガガガグゴゴギギガガギガギ、ガゲ」

「ゴグガガ」

「え、あ、ちょっと、待ってよー(ガッゲゴー)

「「……」」

無視するなー(グギググガー)!」

「……ゴグググ?」

無視だ(グギガ)


 無視するなぁあああああああああ! ……はぁはぁ、疲れた。もう暗いし、今日は休もうかな。……何処で?

 ヤヴァイ。まぢヤヴァイ。僕この世界のこと何も知らないじゃん! 仕方ない。寝られるところを探すか。


 ——ん? あれは……何だ。動いているが……もしや、敵!?

 ならば問題ない。転生前、スポーツや喧嘩で負けたことは無かったからな。

 戦う態勢に入る。何が飛び出してきても驚かないぞ!


「——ぷはぁ! あー苦しかった。あの女神様、飛ばすとこ絶対間違えてますよ……ま、叶えてもらった願いのおかげで、何とかなりましたし、まーいっか。さーて、これからどーしよっかなー……ってうわあああああああああああああああああああああああああああああああああ化け物ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

「誰が化け物だぁあああああああああああああああ!!」

「ああああああああああああ喋ったああああああああああああ!!!」

「喋っちゃいけないのかコラァ! ……ん? 君……ゴブリンだよな?」

「あああああああああああああああああああああああああ!」

「落ち着け!」

「あああああああああああああああああぁあぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁ……」

「あれ? え、ちょ、お、おい! だ、大丈夫か!?」


 気絶……してしまった、のか?


「……どうしようか」


 水や食料のような物も無いし、明かりも無い。もう空には星が輝いて居る。こんな所に、この人……ゴブリンだけ残して行くのもな。それに、このひ……ゴブリン——


 ——ゴブリンなのに、人の言葉を喋った!


 もしかしたら、ただ頭が良いゴブリンなのかもしれないが……もしかしたら、僕と同じく転生した人かもしれない。女神様がどうとか言ってたし。もしそうだとしたら、このゴブリンさんの願いは何なのだろうか? 何にしても、明日にならないと起きそうにないな。

 僕も寝よう。……ここ、安全だよな?

 明日は、この人に話を聞いて、それから……どうしようか。ま、何とかなるよな。


 じゃ、おやすみなさい。






 ——そして、朝——

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