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第20話 ◆・・・ 見た目は子供でも ・・・◆


マッシュさんが無線を入れてからだけど。

空は濃い夕焼け色が、そのグラデーションが何も無ければ呆然と見ていたい僕の心境も。


だけどね。

今現在の状況は、その一端以上には僕が間違いなく関わっています。


ゼロムから来た百人を超す兵士さん達と、オーランドからはマッシュさんと同じような作業着のオジサン達が二十人くらい。


濃い緑色の軍服を着た兵士さん達の方は土手下に転落してグシャっとなった車の引き上げ作業の他。

こういう状況だから。

班を作って現地周辺の哨戒に就いています。


こういう状況。

はい、ギランバッファローを三頭とグリズリーを十三頭。

全部、首と胴体をスパッーンは僕がやりました。


なので、作業が終わるまでは当然、僕も居残りだと思います。


-----


マッシュさんが運転して来た大型トラック。

クローフィリアさん達から供物にされた僕は、けれど、初めて見る車なのであれこれと聞きました。


ZCF製10トン規格、車両積載型クレーン。

通称、大型ユニック。

クレーンを使った吊り荷作業の時は、車体重心の安定を図るためアウトリガーを必ず使います。


アウトリガー。

クレーンを使う吊り荷の作業時において、車体の横に張り出して接地する脚の部分です。

アウトリガーを使う理由は、荷釣りの際に車体が傾かない様にする。

要するに荷物を吊った事が原因で車体が横転しないようにする安全装置ですね。


僕が尋ねた疑問は、熊オジサンが一々豪快で自慢げな喋り方だったのですが。

そういう口調を抜きにすると、とても良い人だと思えました。


付け足しですが。

マッシュさんが運転して来た大型ユニックは、オーランドで管理されている車両だそうです。

なので、マッシュさんの所有物という事ではないのだとか。

しかし、マッシュさんの大柄な体格だと。

普通の車では窮屈になる。

そういう事情・・・で、この大型ユニックは実質マッシュさんの専用になっているそうです。

よって、この大型ユニックを使う運搬作業はマッシュさんが担当している。


ハハハハハハ・・・・・・

僕の空笑いは、その点を自覚していないのか。

自分がオーランドで一番の力持ちだからだと自慢している上機嫌な熊オジサンへ。


作った笑みの内側で。

僕は気付いた点を口にしない方が良いと思いました。


-----


現場にはオーランドから来た応援のトラックが七台くらい。

だけど、その内で運搬に使えるのは五台。

理由は、積載量の上限・・・らしいです。

で、現在はと言うと。

ギランバッファローは一番最後。

先にグリズリーを運搬する流れで今も作業は続いています。


何と言うか、皆ね。

現場指揮はマッシュさんなんだけどさ。

手慣れているというか。

凄くスムーズに取り掛かっていました。

クレーンを操作する人。

クレーンを操作する人へ合図を送る役目の人。

荷台の上で吊り荷を解く人。

反対に次の吊り荷へベルトを巻き付ける人。

運搬を担当する人。


呼吸が合っているんだろうね。

ちょっとした掛け声程度で何をするのかとか、したいのかとか。

身振り仕草もだけど、みんな理解っている感じがしました。


僕が狩った獲物の方は、そういう訳で、もう直ぐ片付きそうです。

反対に、ゼロムから来たという兵士さん達ですが。

土手の底へ転落した車一台。

引き上げ作業は今から・・・・のようです。


百人以上も来たんだけどさ。

こっちは慣れていないのかなぁ。

煙草をくわえて暇そうにしている。

そんな人も十人以上は居ますね。


ですが、やって来た兵士さん達の方はイリア中尉が対応していました。

あと、クローフィリアさん。

クローフィリアさんからお辞儀をされただけで。

兵士さん達は何故かビシッと背筋も伸ばすと、皆揃って敬礼でした。


それを見てからなのですが。

僕は彼女の正体。

ちょっと気になりましたね。

それに、同じ軍人でもクローフィリアさんと一緒だった二人の軍服は、此処に集まって作業をしている他の軍人さんとは色からして違うし。


で、本人に尋ねようと思っていたのですが。

クローフィリアさんはイリア中尉ともう一人。

確か、ティルダ少尉と聞きましたが。

もうだいぶ前に三人は兵士さん達が乗って来た車の一台に乗り込むと、僕を残して・・・・・オーランドの方へ行っちゃいました。


まぁね。

僕もそこまで気にしないけどさ。

一言も無かったよ。


そっちがそういう態度なら。

僕だって合わせますよ。


僕と貴女方とは何の関わりも無かった。

そうして欲しい何かしらの事情が在った。


僕は、その程度くらいは空気を読める子供です。


-----


西側の山脈から鮮やかな朱色で空を染める。

日没前のこの時だけに見る事が出来る空模様を映しながら。


「ブライト提督。車両の引き上げですが。予定時刻までには終わる見通しであります」


自身はギリギリまだ二十代だと時に口にもする男は、報告を届けに来た二十代もなったばかりの男性の下士官へ先ずは頷いた。


「そうか。それと周辺に配置した哨戒班からの方はどうだ」


ずっと年輩に当たる将軍達と比べれば。

どう頑張っても威厳を抱かせるような声等出せる筈もない。

なので、ブライトは下士官へ普通に声を返した。


「ハッ。哨戒に当たらせている七小隊の何れからも異常報告はありません」

「そうか。だが、オーランドには陛下とシャルフィ王国の女王陛下も居られるのだ。それもあって訪問直前には間引きも行ったのだがな」


普通に話すような声で返した所で。

まだ新米と呼べる少尉には緊張させてしまうのだろうか。

別に成りたくて成った将官の地位ではないのだ。

そう思うと溜息しか出て来ない。


「ブライト提督。その、何か気掛かりな事でも」


自分が吐き出した溜息は、全く以って見当外れな気遣いをさせてしまったらしい。

そう思いながら。

再び漏れ出た溜息の後で、ブライトは分り易いほど大きく首を横に振った。


「相手は獣だからな。此方の思う様になりはしないくらいも理解わかっているのだ。だが、しかし。流石に王女殿下が乗った車が襲われた。この件は間違いなく始末書だろうなと。それを考えると憂鬱にもなるさ」

「提督。非礼を承知で言わせて頂きたいのですが」

「別に構わんさ。それで何かな」

「クローフィリア様が負傷されたくらいです。小官には始末書程度で済むとは到底思えないのですが。ただ、我が国の英雄たる提督へ降格処分は先ず無いと思います。減俸と譴責、それから休暇没収等が始末書に付け足されると推測します」

「減俸と譴責はいいさ。だがな!! 俺にとって、唯一の楽しみ。その休暇を取り上げるだと・・・・辞表を出すぞ」


身分は将官なんだ。

退官した所で食うに困らない程度の年金も付く。


「確か、将官の退職金手当ては・・・・・」

「提督。お願いしますから軍に残っていてください。始末書は私が書きますから」

「で、減俸と譴責は俺に引き受けろと。追加で休暇没収もか。はぁ~~~~・・・・・辞めたくなったぞ」


そう。

俺は今更だが嘆きたい気分なのだ。

今回の件は、それで別に俺が担当していた訳ではない。

だが。

此度の女王陛下がオーランドへ赴く件。

この件が絡んで俺は上官から休暇を先送りにされると、万が一の有事に備えてゼロムで待機・・・・だったのだ。


「いつの時代もだ。こうして関係ない所でもトカゲの尻尾切り。今回は俺が切られる尻尾になったという訳だ」

「不運だと小官も思います」

「ああ、不運だ。ったく・・・・だから俺はハンニバル将軍からは受けたくなかったんだ」


気が重くなるくらい当然だろう。

王女が魔獣に襲われた。

これは事実だ。

だがな。

俺とは何の関係も無いだろう。

別に警護を担当したとか。

或いは警護全般の指揮を執っていたとか。


いいか。

俺はこの件を当日の朝にだ。

つまりは今日の朝だな。

王宮に詰めていた俺は、高級士官向けの部屋で昨夜は休んでいた。

そこへ今朝になってハンニバルの爺さんが怒鳴り込んで来たんだぞ。


『ブライト。若造のくせに勤労意欲の無い貴様向けにだ。儂からとっておきの仕事を授けに来た。何事も無ければ自由にして構わんぞ』


俺が寝ている部屋にドカドカとやって来てだ。

まだ寝ていられる権利保持者の意向は完全無視で叩き起こす。

ひでぇ爺だって、皆も思うよな。

時計の針だって未だ八時だぞ。


後二時間は寝かせろ。

とまぁ、ついそんな事を荒声で口走った俺は、グーで何発も喰らったんだ。


俺はな。

これでも、少将なんだぞ!!

ついでに、三年は前に起きたヘイムダル帝国とのいざこざで活躍した扱いの『英雄』なんだぞ。

敬意を払って昼までは寝かせろってんだ。


因みにだ。

ハンニバルの爺さんは、二階級だけ上な大将。

灰色だか銀なのか。

面倒だから白髪で良いだろ。

俺は、だから爺さんと呼ぶのだが。

五十になっても独自調合のプロテインなんかを飲んで暇さえあれば身体も鍛えるを欠かさない。

税金で練兵場に態々ジムなんかを作って、そこではとにかくマッスルな暑苦しいだけの筋肉を俺にも見せつける。


どうせ見るならグラビア雑誌に尽きる。


何が悲しくて野郎の。

それもモッコリ強調ビキニパンツ。

爺マッスラーの隆々筋肉ボディを見せられなきゃいけないんだ。


しかし、俺は耐えて来た。

軍組織における上官命令は絶対。

たった二階級でも。

此処だけは変わらんのだ。

同時に、これも給料の内なのだと・・・・・


『ブライト。貴様も儂特製のドリンクを飲め。そして儂と同じメニューを消化せよ。さすれば、貴様も見た目から誰もが一目置く。そういう英雄に相応しき肉体を得られるであろう』


いやいや・・・・・

俺は普通で良いんだよ。

あれだ。


何処にでもいる様な中肉中背ってくらいが丁度良い。


別にパンパンの胸板とかボコボコの腹筋でなければ軍人じゃない。

そんな規則は何処にも無いぞ。

だいたい、痩せていようが太っていようが。

ノッポでもチビでも構わない。

軍規に従って軍に籍を置けば、それ即ち軍人なのだからな。


俺はだ。

何処にでもいる様な並み程度のオッサンで構わないんだよ。


そこまで巡らせた俺が漏らした大き過ぎる溜息。

報告を届けに来た部下は、分かり易いくらい苦笑いだった。


-----


「ブライト提督。此方であります」


俺は此処だと腕を振っている部下の所へ向かいながら。

ただ、既に暗くなった現場は、そこでオーランドから来た者達の殆どが帰っている。

俺の視線は最後まで残っていた。

と言うよりは作業の都合で最後まで残る事になった者達が、ここでは正しいだろう。


あれから懸念になる報告を幾つか受けた現場で。

俺は一先ず応援を呼んだ。

まぁ、実務的な事は部下がやってくれるので。

俺は命令を出すだけで済む。

これだけなら実に楽ちんだ。


応援の到着は19時。

規模は一個大隊で、装甲車が百台は付く。


まぁ、これだけ用意すればギランバッファローの一個中隊でもだ。

火力にものを言わせてどうとでも出来る。


要するに。

起きた件を理由にして、俺は大袈裟な戦力を呼び出したのだ。


そうした理由も在る。

俺は、今夜は此処に泊まらなければならない。

そして、俺自身の睡眠時間の確保が最優先なのも当然。


22時には寝るぞ。

そういう気概で、俺は一個大隊を呼び出したのだ。


どうだ、凄いだろ。

これが提督とか閣下と呼ばれる身分でしか出来ない。

いわゆる特権と云うやつだ。


そんな俺は、野営の準備も進めている部下達を見回りながら。

夕食の中身を気にしている所で呼び出された。


「よぉ、ブライトの旦那。あんだも今回はとばっちりを喰ったって顔だんな」

「ああ、俺は今のマッシュの様に。自由に生きられる気楽な身分に帰りたい。切にそう思っている所だ」


今はオーランドで暮らすマッシュも、あの事件までは俺の部下だった。

表向きには何の問題にもされなかった。

だが、トカゲの尻尾切り。

マッシュは、俺を庇って・・・・・

結果、俺は作られた英雄に祭り上げられた。


「旦那。俺は何一づ後悔なんがしてねぇ。フェリシア様だっで俺のことを考えで。そんで此処さ置いでぐれだんだ。給金だって軍さ居た頃より多く貰っでんだしよ」

「な・・・・なんだと。お前、軍に居た時よりも多く貰っているのか」

「んだ。三倍は多く貰っでんぞ」

「こ、こ・・・・この野郎。今直ぐ代われ。俺がお前になって、それで優雅な退役生活を満喫してやる」


なんだなんだと周りに集まって来た部下達の呆れも苦笑いもだ。

それが本心ぶちまけの俺に向けられているくらいも理解っているんだ。

だけどな。

俺は心底。

今のマッシュが羨ましかった。


「なる程な。ギランバッファローの角を、こうも綺麗に斬り落とすか。マッシュ。お前の話通りなら。こんな恐ろしいを軽く突き抜けた芸当。それを子供がやったんだと言う事になる。間違いないか」


呼び出されて、そこから私的事情での脱線。

ここから部下が流れを支配すると、そして、俺もようやく呼び出された事情を理解した所へ至る。


事実、成長したギランバッファローであれば、皮膚の硬さは徹甲弾でも簡単には貫けない。

まぁ、至近距離であれば問題なく仕留められるとも言って置こう。

そして、骨の硬さは鋼に勝る。


ただし、最も硬い部分。

それは鼻頭から伸びる鋭利な鋸。

見た目は鋸の様にも映るが、三角錐型の角だ。

幼獣の頃でも硬いが、成獣へ至るにつれて硬さが増すだけでなく。

長いものでは九十センチを超えてくる。

平均でも五、六十センチ以上だろう。


姫様の乗った車両は、その後部座席のドアがこの角で突き破られるとドアごと剥ぎ取られた。

回収した残骸を見る限りでも。

車のドア程度じゃ盾にすらならんな。


話を角の方に戻す。

何よりも特筆すべきはダイヤモンドの加工にも使える硬度。

最近は軍の警備隊向けに支給も始まったジュラルミン製の盾ですら軽く穿つ。

まぁ、あれだ。

ギランバッファローが全力で突進した場合。

我が国の装甲車などは論外。

戦車ですら装甲を破られかねない。

そういう風には以前、ZCFを束ねるアルバート博士から聞いたことがある。


はぁ~~~~・・・・・

もう、今日は溜息しか出ないぞ。

何なんだ。

この、俺に災難ばかりを振りかける事態のオンパレードは!?


「旦那。そんガキは俺にピースしながらだ。自慢げに自分がやったんだとよ。そんで、俺が疑ったら。そんガキは目の前で。ほれ、こん通りだ」


マッシュの両手には、本来は一本だった筈の角が二つに切り分けられた。

話を聞く限り。

マッシュは子供が嘘を付いていない。

この事を直に見届けたのだと。


オイオイ・・・・・

これを、どう報告しろって。

そんな事は、俺が聞きたいくらいだよ。


「提督。心中お察し致しますが。小官は提督がオーランドへ赴いての事情聴取も必要かと。僭越ながら車の運転くらいは小官が務めます故」

「分かってる。応援が到着した後。そこで一先ず現場を引き継いでから行くとしよう。その程度くらいなら待たせても良いんじゃないか」

「了解であります」


俺を気遣う部下は、こちらも任官して二年くらいだったかな。

今ではすっかり俺の小間使いのような役割になってしまったのだが。

あれ?

名前は・・・・・・


「あぁ、すまんが。貴官の姓名は何と言ったかな。俺も寄る年波には勝てんらしい。記憶力が悪くなったのが、その証拠だな」


こういう時だけは気恥ずかしい本心に提督とか閣下という制服を何枚も着せる。

そうやって威厳たっぷりに誤魔化してだ。

フッ、これも将官だけの特権なのさ。


「小官はヴィンセント・リシャール少尉であります。提督へは着任の挨拶もしていますが。その時も椅子にもたれたまま起きているのか寝ているのか。やはり、寄る年波のせいで寝ていたようですね」

「うむ。貴官も憶えておくといい。二十代で将官にまで出世してしまうと。俺の様な後遺症持ちになってしまうのだ。だが、リシャール少尉の事は忘れんように気を付ける事としよう」


こんな格好悪いオッサンが上官でもだ。

金髪で色白の整った面立ち。

それでいて瞳はエメラルドグリーンと来た。

更には背もすらりと高く駄肉が何処にも無い。

あれだね。

美術館で見る様な裸の男性像。

正に理想のプロポーションってやつさ。

ついでに、我が隊に留まらず独身女性士官達からの秀でた注目株。


一方で背丈は並より上なまぁまぁでも。

ありふれた茶髪と青い瞳。

顔は自覚もしている並み程度。

まぁ、一重瞼じゃないのが、せめてもの救いだな。


そんな俺の小間使いを苦にもしない。

気配り上手で美男子のリシャール君は、軍人としても真面目だねぇ。

律儀に敬礼もしてくれると、直ぐ準備に取り掛かってくれるんだからさ。


俺は過ぎた部下を持つ果報者だね。


「ったぐよぉ。旦那は相変わらず。それが良ぐわがった。まだまだ軍さ居られるように。そんでば俺もマーレの女将に頼んでおぐよ」

「おい、コラッ。どうせ頼むなら退職金三倍増しで退役させる方にしろ」

「そいづぁ・・・・ムリだな」


不敵な笑みのマッシュに、俺は鼻でも笑われながら右手で頭を擦る様にグシャグシャと。

そうやって出て来るのは、これも溜息だけだった。


俺は項垂れながら。

そこで視線は再びマッシュが握っているギランバッファローの角を映していた。


切り口は綺麗としか言えない。

それくらい滑らかで鏡のような面の部分。


これを子供がやっただと。

俺も多少は剣を心得ているがな。

だからこそ・・・・・・


確かな現実に対して。

しかし、俺自身の疑念はますます膨らむばかりだった。


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