事件の予感
お久しぶり、ばばっちーにょ♪だよ。
既に死亡説の流れていた作者だけどしっかりと生きてますからねー。
さてさて、前作の「異世界からの超能力者」と同時並行でこの新作を投稿していくつもりなんだよ。
題名みればどんなキャラが出るか予想できてしまうかもしれないけど
楽しんでね
それとお知らせ
今言ったけど、2作品同時に行うので投稿日が不確定になるから。
そこのところもふまえとくように
まだ出してねーとか思わないでね
それでは長くなったけど新作を召し上がれ。
「宮野先輩、とても暇です」
一人の女の子が俺に話しかけてくるが一切無視。話しに乗っても結果作業が進まなくなるだけだ。
「宮野先輩、無視しないで下さい」
こう言われても、反応するような俺ではない。つい最近まではこうでは無かったのだが…‥…‥…‥。
人は一ヶ月もあれば変われるんだね。本当に。
「宮野先輩‼︎‼︎‼︎」
「…‥…‥…‥…‥…‥何?」
涙目を向けないでくれ。なんもやってないのに罪悪感沸いてくるから。
俺は渋々といった感じで声のした方に体を向ける。
彼女の名は日隠 栞。
誰もが知ってる高校生探偵。
ヒラメキがとても優れており、そのヒラメキ力で数々の難事件を解いてきたらしい。
それだけでなく、容姿も子供っぽい(正確には見た目中1)ところからクラスメートから声を掛けられるらしい。
しかし、当の本人はお気に召していないらしい。なぜかまでは俺にもはっきりしたことは分からない。
「宮野先輩‼︎ 物凄く暇です」
「それはさっき聞いた。んで用件は?」
「いつもみたいに構ってください〜!」
「………………………(クルッ)」
さて、作業に戻るか。
「なんで、無視するんですか?」
「俺が何をしているか分かって言ってるのか」
「え⁉︎」
俺の言葉に反応してようやく日隠の目が俺の机の前に置かれた書類に行った。
「一杯ありますね」
「意味が分かったか? 俺が今何をやりたいか」
「はい。すみません。もう邪魔しません」
「……………分かればいい」
理解してくれたようなので、早速続きを――――――――――――
「ところで何の書類ですか? テストのやり直し?」
やろうと思っていた時期がありました。
「全部お前の書類だ!!!! 散々ほったらかしにしやがって!!!!」
俺は頭に手をやってしまう。
俺の名前は宮野 秀。
そこら辺にいるような高校二年生。まあ、多少成績が良くて、運動神経もソコソコあるのが取り柄だ。
しかし、仕事などを優先するので生まれてこの方青春をしたことが無い。
この間も、女の子との約束を先生の手伝いがあって断ったし。別に一人でも支障があるわけじゃないし。
そんな俺は今、探偵事務所兼日隠の家にお邪魔して日隠の探偵捜査報告書をまとめている。
言ってることと矛盾してると思っただろうけど、仕方がないのだ。
こいつに、ある日声を掛けられて作業を手伝って欲しい。って言われて首を縦に振ってしまったのだから。
「いいから、そっちで待っておけ」
「………………分かったです」
いや、そんなにテンション下げられてもね。
「(せっかく二人っきりなのに)」
なんかゴニョゴニョ言ってるみたいだけどとりあえず無視。さっさと終わらせないと……。
と思った矢先だった。
Pipipipipi……………。
それではまたお会いしましょう
面白かったら登録してね~~~~~!!!!!!