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5 ある意味初夜です

読んでくださる方、そしてユニークにいれてくださった方、最後にお気に入り登録をしてくださった方…マジで感謝です。

自分でも駄文だと思うのですが、それでも皆様に力をもらい…駄文のまま進めたいきます(`_´)ゞ

ひゃっほう↑

おかげさまで大層美味しいご飯をいただくことできました☆


いつの間にか俵担ぎにされて連れていかれた食堂と思わしき場所には豪勢な食事が用意されていましたよ!

しかし、本当にいたんだね!無駄に長いテーブルを少人数(今回は彼と私)で食事をする奴って!!唖然としてしまったが、飯は美味かった♡


そして、連れてこられた寝室と思しき場所ですが、ここもやっぱり無駄にベッドがデカかった。天蓋付きのうえに、緻密な彫り物と宝石どもがベッドを煌びやかなものにじています★

寝るだけの家具にその装飾はいらないと思う。


ちなみに、使用人の姿を一度も見ておりません。…なんかヤバくね?と思うのは私だけだろうか??


「つか、いつまでいんのあんた」


腹も満たされて、眠気が襲ってきてるんですが?何故に彼は部屋からいなくならないのでしょうか?


「ここは俺の部屋だ」


ニヤリと笑う彼。


…なるほど!だから、ベッドも無駄に豪華なわけね☆

って、感心してる場合か!


「…私は床で寝ろと?」


半目で聞き返してやれば、


「一緒に寝れば問題なかろう?」


とのたまいやがった。

なので、さっさとベッドに上がって端っこに寝転がってやる。こんな美形に女扱いされるなんてはなから思っていない。恥じらいなんてクソくらえだ。


まあ、でかいベッドだし?実際問題ないのかも…。

とはいっても、男性としかも美形と同衾…。何このおいしいシチュエーション。さすが異世界!彼氏いない歴=年齢の私に神サマがこ褒美ですか!?

何も起こらないとわかっていつつも、初の男性と同衾!しかも美形。この際中身がアレなのは愛嬌だと思っておくよ☆


眼鏡をベッドの上にある物置スペースに置き、しっかりと布団を肩まで被る。


「おやすみなさい」


背中を向けつつ、就寝の挨拶はしてやる。偉いぞ!私。

ギシリとベッドが軋む音がして、細かに震えるベッドのマット。


笑うなら、声出して笑えよ!と思ったのが最後意識はなくなった。












ああ、なんだか背中があったかい。

あまりの気持ち良さに、ぐりぐりと背中を寄せて一番落ち着く場所を探す。

トクトクと聞こえる音が安心感を誘う。

撫でられる頭やお腹も気持ちがいい。


アレ?

…私、猫でしたっけ?


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