45 筋肉に会いたい
お久しぶりです!最近悩み中のペペです(ーー;)
詳細は後書きにてよろしくどうぞ!
ロッドさんのすげぇイイ笑顔と、ミリーとルーシーのうるうる攻撃に負けました。
…ロッドさんには、逆らう気しないし、ミリーとルーシーにしても、好みじゃないが女性を悲しませることは出来なかった…。
「…これからよろしくお願いします」
なんつーかさ、アレだよアレ。なんかこう、言葉で持ってさ、抗議なりなんなりしてくれりゃいいんだけど、三人して無言で目だけで訴えてくるとか、卑怯だと思うわけよ!
まぁ、いつまでもここにいるわけじゃないし、側にいてくれるんだったら、ここの世界のことを色々教えてもらおう。
ただで転ぶわけにはいかないからねぇ。一刻も早く、ここから出て一人暮らしが出来るくらいにならないとな。
なんて思ってみるが、知らない人だらけの土地で一人の自分を想像して凹んだ。
唐突に、本当に一人なんだと思い出し、グッと胸が締め付けられる。
ー帰りたい。
きっと、これからも何度だってこんな思いを抱くんだろう。平気なつもりでも、本当は不安だらけなんだ。
…うっ、ヤバイ。なんかシリアスになってきた。私、シリアスとかいらないしっ!!
寂しい心を紛らわすため、思い切り両手で自分の頬を叩く。
バチーーーンッ
自分の頬からいい音がしてから、気がついた!まだ、話し合い中でした☆
「マール?何をしてるんだ」
呆れた声が頭上から振ってくる。…そうだよ、私、ジェイの股の間にいるんだったわ。
「闘魂注入」
ボソっと、それだけ言って不貞腐れてやる。
いい加減離れろつーの!
「そう言えばマール、行きたいところがあったのではないか?」
叩いた頬が気になるのか、ジェイは私の頬を撫でてくる。つか、やめろ!
ジェイの手をはたき落とし、言われたことにハッとなる。
そう、そうだよ私!大事なこと忘れてた!!
しかもいい事も思いついたしっ!?
就職も住むとこも、もしかしたらなんとかなるかもしんないわっ!
このVIP待遇という嫌がらせとしか思えない状況から抜け出せそうな予感に嬉しくなる私。
「あのね、昨日行った騎士団の寮に行きたいです!」
超いい笑顔でお願いしたのに…。返って来た言葉は、
「ダメだ」
の一言とか、ありえねぇっ!!
「いやね、飲みに行くわけじゃないのよ?昨日、ランドリックさんって人に、あそこのお掃除頼まれててさ!」
「掃除?そんなことをお前がする必要はない」
…アレ?なんか肌寒い?すげぇ、黒いオーラに包まれてる気がするのは私だけ??
ロッドさんの笑顔も、三割増しぐらいに怖くなってるし、ミリーとルーシーの目も心なしか鋭くなってね?
冷や汗をかきながら、オドオドしてしまうのはしょうがないよね?
つか、この雰囲気の意味がわからんし!
「いや、頼まれたことは最後までやり遂げたいし…」
小声になってしまったが、私の明るい異世界生活のために頑張って抗議する。
つか、道覚えてれば、わざわざ言わなかったんだけどね?
昨日は迷子だったし、帰りは記憶ねぇし…。
「きちんとした寮付きの侍従がいるから、お前がいく必要はないだろう」
キタ!重低音ボイス!!マジ、怖っ!
「それが、やめちゃったらしくて…?あのさ、とりあえず今日だけ行かせてくんない?」
「ダメだ」
…っ。なんか、ムカつくわぁ。
「なんでよ?」
「お前は一応客人扱いになる。そんな奴に掃除をさせる訳にはいかない。わかるか?」相変わらずの重低音ボイスだが、まぁ、言いたいことはなんとなくわかった。
つまり、今の私の扱いはジェイの客。つーことは、皇帝の客ってこと。まぁ、普通そんな奴に掃除はさせんわな。
しかし、頼まれたことはやり遂げたい。…ランドリックさんにも会いたいし♡
あの筋肉に包まれたい!
じゃなかった。
「わかった。じゃ、ランドリックさんに会いたい」
瞳をキラキラさせてお願いしてみる。…自分へのダメージがデカイがランドリックさんのためにも堪えますよ!
「………マール」
…き、気持ち悪くなって来た。自分に。
「…ロッド、案内してやれ」
その声を聞いて、脂汗が出かけていた私のテンションは一気に上がった。
「ジェイ、ありがとう!」
マッチョな紳士に会えるっ!
じゃなかった☆とりあえず、掃除ができそうにないことは伝えとかないとね。
ここに一時的とはいえお世話になるわけだし、気まずい関係を作るのは嫌だからね。
…まぁ、下心は色々ありますがね!
それにしても、許可してくれた割に一向に股の間から開放してくれないジェイ。
いい加減、貴方の股の間からと、あちらにいらっしゃるロッドさんと侍女さんたちのヌルい視線から逃れたいんですが…。
☆悩み事相談室☆
キャスト
先生:ジェイ
看護婦:マール
患者:ぺぺ
ジェイ:どうしたクズ野郎
マール:先生、野郎というより女郎が正しいのでは?
ペペ:うん、突っ込むとこはそこじゃないよね?
ジ:いいから、とっと吐け
マ:吐けっ!
ぺ:お前もひどいなっ!
ジ:どうせくだらないことだろう
ぺ:いや、結構真剣
マ:うぜぇ…
ぺ:…地味に凹むから。
ジ:で、なんなんだ
ぺ:はぁ、実はこの作品の終着点がわからなくなりまして…
マ:もとからそんなもんなかったよね
ぺ:…(イラッ)。まぁ、ないっちゃないんですけど。ただ、このまま進めるとドン詰まりそうなんです
ジ:締めるぞ、ゴラァ
マ:殺すなよ?
ぺ:うん、あんたらが酷いのはよくわかったよ…。で、ドン詰まり回避のため、最初から改稿しちまいたいんですが…、どうでしょう?
マ:あんたがちゃんと書けるならいいんじゃね?
ジ:…ダメだ
マ:なんで?
ジ:こいつに、最初から改稿させれば、俺の性格とこの話がある程度変わる可能性がある
マ:別にいいじゃん
ジ:よくない。読者が戸惑うではないか
ぺ:…そうなんですよね
ジ:で、読者に指示を仰ぐつもりで書いたな?
ぺ:えへっ?
マ:キモッ
ぺ:愛想は大事だと思うよ?まぁ、それは置いといて…、まだ本決まりではないので、仮に二・三話改稿して反応をみようと思うのですが、どうでしょう?
マ:って、ことはこれはお知らせかっ!
ジ:だろうな
ぺ:まぁ、いつになるかわからないし。そんなもんですな
マ:マジで、お前死ねっ!
ぺ:えっ?なんで?
マ:たかだかお知らせのために、私にナース服来せたからだよっ!
ぺ:…似合う似合う!
ジ:そのミニな感じは頂けないが、俺の前だけは許可するからな、まぁる
ぺ:本当はガーターベルトがよかったんだけどね
ジ:いや、ストッキングとやらも中々だ
ぺ:触ってみれば?結構気持ちいいよ
マ:…お前らぁぁぁぁぁああっ!!いい加減にしろっ!!…って、ジェイ!来るな!!
ぺ:ジェイも白衣来てるし、まぁ、(大人の)お医者さんごっこでも楽しめ
ジ:お前もたまにはいい仕事するな
ぺ:気が向けばね?
マ:マジ来んなって!!オイ、アホっ!助けろぉぉぉおおぉぉぉっ!!
ぺ:楽しめよ?じゃ!
ジ:まぁる…
マ:待てっ!!っ!待ってぇぇぇぇぇえええっ!!
ジ:逃がさないぞ…
マ:いぎゃぁぁぁぁぁああああああぁぁぁああっ!!
ってな感じで、悩み中です(´Д` )