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39 カオスは続くよ、どこまでも

うん、収拾つかなくなってきた!


…どうしようorz

何故だろう…。ここの世界の連中はどいつもこいつも童顔ばかりっ!!


マジで腹立つわっ!


と、一人憤慨している私の視界の片隅で、ロッドさんがすね毛をシーツらしきモノで素敵に簀巻きにしています。


グッジョブ、ロッドさん!!それなら私、我慢できる…ヨッ!?


ゴスッ!!


「………」


「ヒッ!?」


「…うむっ」


「ゼリアル様、いい加減に起きて下さいませんか?早くその濁った眼を開いて下さらないと、話が進まないのですが」


ジェイは無言。私は悲鳴。ちっさい中年は何かに納得。ロッドさんは追い打ちをかける。


明らかに痛そうな音がした後の私たちはそんな感じでした…。


視界の片隅で確認したのは、ソファーでのびてる簀巻きのすね毛の多分鳩尾に…ロッドさんの膝が入ってたっ!!


再びガクブルしながら、ジェイにしがみつけば、腰に回した手と反対側の手で頭の後ろを撫でてくれる。


「お嬢様、怯えさせてしまい申し訳ありません。今はこの様な形でなんとか、我慢してくださいませ。後ほど、私が責任を持って、この方を再教育して差し上げますね」


ロッドさんに声をかけられ、ロッドさんを見れば…素敵な笑顔で微笑んでいらっしゃった…!


「オ、オキヅカイナク」


片言になるのは仕方ない。…怖ぇもんっ!ロッドさん!!ぶっちゃけ大部分、ロッドさんに怯えてますからっ!


「むっ…うぅっ…」


ロッドさんの隣ですね毛が身じろぎして、どうやら目を冷ましたようだ。


「陛下ぁぁぁぁあああぁぁぁあっ!!」


って、うるせぇっ!!


カッと目を開き、開口一番に叫んだすね毛に、ロッドさんの鉄拳が飛んだ。


ゴンッ!!


「くっ!ロッド殿、何をするっ!?」


涙目になって、訴えるすね毛はマジ色っぽい…。だけど、その簀巻きの下にすね毛がぼぅぼぅだと思うと…。


「いきり勃って、急速に萎えた…っ」


俯いて、自分も涙目になってしまう。思わず、股間に手を当ててしまったよ…☆


「まぁる?何をしてる」


ゲロ甘のジェイの声が頭上からして、上を見ればジェイが私を不審な目で見ている。


「男のロマンについて考えた結果、ブツがあったら不能になりそうな事態になりました…」


目を軽く泳がせつつ、そう言えば、


「ついてないのに考えるなっ!」


と、怒られました。


…マジ、すね毛がすね毛剃ってくれれば、なんとかなるのに。


取り敢えず、美形に怒られると迫力があるので、ごめんなさいをしときました。


そして、ロッドさんは再び笑顔とどえらい丁寧な暴言を吐きながら、すね毛と応戦(かなり一方時にロッドさんがボッコボコにしてる)し、ちっさい中年は何故か、ロッドさんが用意してくれた私のお茶をうまそうに飲んでいた。


…もうヤダ。誰かこのカオスを救ってくれ!!


ねぇねぇ、知ってる!?


三月三日はひな祭り!そして、全く関係ないペペの結婚記念日!


友達から、メールが届いて思い出し…、数分後に忘却の彼方。旦那からも、ラブ♡メール!返事も返さず、脳内消去…。


その日のぺぺの脳内はひな祭りだし、ちらし寿司作るか?いや、ねぇちゃんが作るから、まっ、いっか☆


…毎年、ペペの結婚記念日はこうして終わります。旦那には明けて四日にラブ♡メールしてます。


うん、マジで私は周りに生かされてます。この場を借りて、一言。


いつもありがとう!!


そんなダメ作家もといダメ嫁ぺぺとマールをよろしくお願いします!

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