32 損はさせないぜっ?
酒盛り酒盛り!
作者は家では飲みませんが、外ではハイテンションでガンガンいきます( ̄▽ ̄)
帰って旦那に怒られますorz
隅っこだと盛り上がらないとの指摘を受け、私、ただ今食堂の中央の席を陣取っております。
並び的には、レイ・ランドリックさん・私。そして、それを囲むように椅子を持ってきて座る騎士や立ったままだったり、他のテーブルに腰掛けたりしている騎士の方たちがいらっしゃいます。
心なしか空気がムンムンしてて…ウザいことこの上ないっ!
テーブルの上にはどこから調達してきたのか、様々なお酒の入った瓶が置かれている。
…って、ランドリックさん!頭揺れてるけど、大丈夫っ!?
そんなランドリックさんを余所にヤケにテンションの高い野太い声が食堂に響いた。
「野郎どもっ!準備はいいかぁぁぁぁぁああぁぁあああっ!!」
『おおぉぉぉぉおおおぉぉっ!!』
って、お前らが呑むわけじゃないだろっ!!
「賭けはすんだかぁぁぁああぁぁぁぁぁあああぁっ!?」
『うおぉぉぉぉぉおおおぉぉおおぉぉっ!!』
賭けたんかいっ!!
いろいろ突っ込みたいところはあるが、とりあえず賭けはレイに賭けてるヤツが多そうだ。
…幾人かニヤニヤしつつも、真剣な目で私を見ている。その人たちを確認して、軽く頷いてやる。
お前ら…がっぽり稼がせてやんよっ!!
開始の合図がランドリックさんから出される。
「始めっ!」
ガタンッ!!
開始の宣言と共に視界の端に消えたランドリックさんの姿。
ランドリックさん、つぶれたぁぁぁああぁぁぁあっ!!