19 片付けを覚えよう
マール:ねぇ、ジェイ
ジェイ:なんだ?
マ:作者が私たちでお気に入り、100件目指すらしいよ?
ジ:何だそれは?
マ:裏の作品で調子乗ってんじゃない?
ジ:…手に負えんな
マ:全くだね。まぁ、でも、読者が増えるのは嬉しいことでもあるから、ここは一丁、そのジェイの無駄な美貌で読者を垂らし込めば?
ジ:ほほう?
マ:あ、いやねぇ?なんつーか、言葉のあやデス
ジ:……
マ:…すいませ、って何で寄ってくるっ!!
ジ:まぁる
マ:嫌ぁぁぁああっ!!黒い過ぎるし、何その悩殺ボイスっ!!
ーって、楽しくてついやってみましたが、収集がつかなくなりましたorz
今回もよろしくお願いします。
ベッドに一組の男女とくれば起こりそうなことは一つしかなさそうだが、そうならない私とジェイ。
私は必死に肌を摩り鳥肌を治めることに徹し、ジェイはそんな私を見ながらニヤニヤ笑う。
それにしても、ジェイの周りに散らばっている何枚もの書類…。誰かこいつに片付けというものを教えてやれよっ!
肌を摩りながら散らばる書類に目をやって、顔を顰める。さっきまでは、服のことやパンツのやら…パンツやら(二回言うのは大事だよね?)のことで頭がいっぱいだったから気にはならなかったが、目に付いてしまえば気になるのとこの上ない。
そういえば、昨日の執務室の机の上も散らかっていたな…。
「…終われば片付けるさ」
少し罰の悪そうな声でジェイが言う。どうやら、私の視線の先に気が付いたようだ。
「いや、もう少し片づけしながらやりなよ」
呆れた声でそう答えながら、ジェイを見上げた。
私は別に綺麗好きじゃないのだが、仕事に関しては几帳面が顔を出し、周りを使いやすいように保ちたくなるのだ。
かといって、何が書かれているのかもわからない書類を勝手に束ねるわけにもいかず、ため息が零れた。
「んんっ」
わざとらしい咳払いをするジェイ。半目でジェイを見やれば、無造作に書類をかき集め、組んだ足の上でトントンと束ねた。
「これでいいだろう」
不貞腐れ気味で私を覗き込み、私の顔を窺うジェイはまるでお子様だ。
…これで、中身が四十代…。いや、そんな仕草も母性を擽られそうになる程の美形なんだが…。
見た目はともかく、15近く離れた女にする仕草ではないと思う。まぁ、私も年齢ほど大人じゃないから何とも言えないが。
「いいつーか、そんな適当でいいの?」
一纏めにしたものの、中身はバラバラ。後で仕分けなければならなさそうなんですが。
「ああ、どうせソル辺りが整理する」
自分では片付けたつもりで満足してるみたいだが、ソルさんとやらはお気の毒だ
「あっそ」
そこまで口を出すこともないので、軽くすました。何ですか、その不満そうな顔は。その歳で、褒められたいとか思ってるんだったら張り飛ばすぞ?美形だからって何でも許されると思うなよ。
「何だ、まだ下着のことを怒っているのか?」
急に知ったかぶった顔をしたかと思うと、そんなことを言い出すジェイに私は手を挙げていた。
…私は決して悪くないと思う。
新人物が出てくるはずが、名前だけって(;´Д`A
私、嘘ついてましたΣ(゜д゜lll)ごめんなさい(T ^ T)
次回こそは出てくるハズ!