アミカナとミカの平行宇宙的オフ7:「私を踏み台に?!」
<何してるの?>
「あ?! いや! 別に……」
<何? エロいサイトでも見てたの?>
「違うわ! ちょっと写真の整理を……」
<何の写真? あ、かわいい! これ、火曜日の朝ね>
「よく知ってるわね。そう。いいでしょう。っていうか、自分と同じ顔に、『かわいい!』とか言うんだ」
<自分だって、かわいいと思って選んだんでしょ?>
「……まあ、そうなんだけど……。やっぱナルシストなのかな?」
<みんなそんなもんでしょ。特に女は。で、それ、どうするの?>
「あ……いや……その、リスナーへのプレゼント用に……」
<は?>
「まあ! そのうち! 機会があれば、と思って……」
<ちょっと待って! 私のは胸元露出した写真で、何でアミカナのはこんなぶりっ子写真なの?! 露天風呂のエロエロ写真あるでしょ?! 志音君と一緒に入りたいって悶々としてるヤツ!>
「エロエロでも悶々でもないから!……その路線は有難がってもらえないみたいだから、ちょっと方針を変えようかなって……」
<ひどい! 私、完全に踏み台にされてるじゃん!>
「いや、結果論だから」
<私のエロ写真がヒットしてたら、自分は露天風呂写真出したんでしょ?!>
「……まあ、その時は……」
<どっちにしても踏み台じゃん!>
「……一番機はそういう運命なのよ……」
<そういうオタクなネタはいいから!>
「ミカ……一つ言わせて……」
<何?!>
「この物語……私が主役なの……。主役の写真が、見向きもされないわけにはいかないの……」
<……絶句……>
「いや、言ってるけど……」
<あんたがそんな風に思ってたなんて……かなりショック……>
「ごめんミカ! でも私にはもうこれしかないの! 主役の座を維持するためには!」
<……で、その写真もスルーされたらどうするの?……>
「……頭を丸めて、ミカに謝罪します……」
<刈ったらもう生えてこないんでしょ? アンドロイドだから>
「あ……そうだった」
<……見返りを要求します!>
「はい! 何をお望みですか?!」
<私も、自分の一番かわいい写真を用意するわ。それで、アクセスの多かった方が主役だと認めること!>
「ああ……それは……」
<何?! いやなの?>
「……どちらにもアクセス0の可能性も……」
<うっ……>
「その時は、どうさせて頂けば……」
<じゃあ! アミカナ3とアミカナ5で続ければ! 私達は引退!>
「ミカ、ちょっと冷静になろ……」
<あんたが、自分だけ抜け駆けしようとするからでしょ!>
「……あの写真のこと、かなりショックだったのね……」
<そりゃそうでしょ! 勝手にエロ写真用意されて、アクセス増えたら写真あげますって企画立ち上げられて、で、アクセスは全然増えない……。私の……立場は……>
「あ……いや……そんな泣かなくても……」
<……執事の声で慰めて!>
「……結局それかい……」
<……快楽に身も心も委ねることにする……>
「え……どこまでやって欲しいわけ?」




