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龍の力

 うん、なかなかいい出来だ。指輪でも次の待ち時間は作るか。ローブの中でバレないようにやるからなかなか難しいがいい暇つぶしと手先の特訓になるな。進化先に手先があればいいが。


 さて、やりますか。拳を胸元でパシッと叩いて気合いを入れる。


 それだけで風が吹いて割と焦ったが。


 相手は精錬された金属でできた鉄トカゲか。え? 毎回本当にその名前なのかって? 俺が勝手に呼んでるだけだからしらねぇよ。


 鉄トカゲはワニより大きい上に巨大な顎大きな体太く筋肉質な尻尾にも関わらず不釣り合いに小さな前脚を持ったトカゲだ。


 俺を前にしても気迫十分しっかりと立ち合う。黄金の国の格闘技の様に両者見合う。


 体格ではちと不利だが関係ない。自力のみで立ち向かう、小細工なしだ。


 発揮良い。


 踏み込みで地面が抉れ飛び出すと共に暴風が吹く。これがR級上位の力。


 ただ、その力はここで力試しするには早すぎたようだ。


 両者の頭がぶつかり合った瞬間一瞬火花が散り沼地に突っ込んだかのような感覚と共に、相手の顔は胴体にめり込み、貫いた。


 虚しい。


 まぁ、そう思えるうちが吉だな。

 ここから進んでいけばどうしても壁にぶち当たる。そんな奴らに何度も立ち向かい続けなければ力というものは得られない。


 ドロップ品はスキルブック? そんなもの落ちるのか。


 鍛治職人を覚えたようだ。討伐の特殊条件ってやつだろうか。


 しまった。マフラーが燃え尽きてしまった。


 この人外顔は不味いな。


 あっ、丁度いいじゃん。


 部屋から出なければしばらくは誰も入れないからな。


 拾っていた鉄の鉱石を炎魔法で溶かし、床を鍛治台手を鋏、平手を槌としてお、良かったスキルは発動してるようだ。


 人間じゃないから持ちスキルを把握しきれないのが惜しいなとか思いつつ仮面を作った。綺麗な円形とは行かなかったが、スキルのおかげか結構カッコいいものが出来上がったと我ながら思う。


 目元だけに細い切れ込みが入り、口元は口の動きに合わせて動くようになっており、それは牙のようになっており龍を象っている。これでいい事すれば龍騎士様とか言われるんじゃなかろうか。いいね、悪くない。


 その上咄嗟の時はブレスが吐ける。


 吐かないが。飯の時が楽になるな。ついでに防具も新調しちゃうか。鉄板をうまく使い防具を作った。


 流石に綺麗には作れないので、服の上に着るプレートメイルのような形だ。


 これは大分冒険者らしくなったな。


 あ、やべ早く出ないとボスがリポップする。


 急いで外に出る。次は沼地か。本当にダンジョンの中は訳がわからないよな。


 階層ごとにコンセプトが変わったりゴチャゴチャしてたり。ここは一貫性がある方だが。


 この装備めちゃくちゃ邪魔だなぁ。


 とびてぇ。流石に目立ちすぎるので歩いていく。


 重装備なのをバカにされながら進む。

 敵は一撃離脱の泥魚。高速度の泥を吐いてくる。一般人なら首がへし折れ内臓は破裂するだろう。


 ダメージはないが泥がめちゃくちゃ不快だ。

 すごいストレス溜まるわぁ。沼地ごと全部焼いてやろうか。


 二十五階層はしっかり並んで、ゆっくり休んで、うん、順番だね。


 死ねやぁあああああああ!!!!


 相手を確認せず全力で炎魔法を放つ。


 黒い炎が放たれ、そこにはチリ一つ残らない。しばらくの間勢いは収まることがなく燃え盛り続ける。


 扉の中が溶岩のエリアだったんじゃなかろうかという程に焼き爛れ、天井も熱気で溶け溶岩が滴り落ちる。プレートメイルがチーズの様にとけ黒く煤がついてしまった。図らずもデザイン製の高い装備になってしまった。爪でもう一回目のとこ開けとこ。


 流石にやりすぎたと反省している。


 あ、ドロップアイテム焼けた。


 

 

 

 はい、今の全力はこんな感じです。そのうちこんなのがゴロゴロ出ます。恐ろしいですねぇ。

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